2018年11月01日
この記事は2018年11月に掲載したものです。
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糖尿病というと、中高年の病気という印象がありますが、近年では食生活の欧米化などにより、子どもの患者数も増加しています。11月14日の「世界糖尿病デー」を機に、家族で糖尿病を予防するための血糖対策始めませんか?
糖尿病ってどんな病気?
食事で摂取した糖質はブドウ糖になり、「インスリン」というホルモンがこのブドウ糖をエネルギーに変換するのを助けます。このインスリンが不足したり働きが悪くなることで、血液中のブドウ糖が多くなり(高血糖)戻らなくなるのが「糖尿病」です。
厚生労働省が行っている国民健康・栄養調査によると、2016年の糖尿病有病者は約1000万人と推定されています。そして、糖尿病の可能性が否定できない「糖尿病予備軍」も、同じく約1000万人に及ぶと言われています。
糖尿病は自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに合併症を引き起こすことのある怖い病気です。網膜症、腎症、神経障害の「三大合併症」のほか、心筋梗塞や脳卒中、歯周病などさまざまな病気のリスクを高めることがわかっています。
糖尿病の発症には、過食や肥満、運動不足、ストレスといった生活習慣の乱れが大きく関わっています。定期的な血糖値の管理とともに、食事や運動など生活習慣を見直すことで、糖尿病とそれに伴う合併症を予防しましょう。
肥満により内臓脂肪が増えると、インスリンの働きが悪くなって血糖値が上がります。適正体重を維持するために、食生活を改善し、適度な運動を習慣にしましょう。
肥満度(BMI値)の計算式
体重÷身長(m)÷身長(m)=肥満度
BMIが25以上になると肥満です!
日本人は欧米人に比べてインスリンの分泌能力が低いため、それほど太っていなくても糖尿病になりやすいというデータがあります。適正体重の維持は、糖尿病予防にとって、とても重要なことです。
食事は多品目をバランスよく摂取し、腹八分目を心がけましょう。よく噛んで食べることで糖質の吸収スピードが遅くなり、少量で満腹感を得ることができます。
運動は、血糖値を低下させ、インスリンの働きをよくします。エスカレーターは使わず階段を使うなど、日常生活にも運動を取り入れ、継続することが大切です。
アルコールの過剰摂取はインスリンの働きに悪影響をおよぼします。また、ストレスも血糖値を上げて糖尿病を発症しやすくすると言われています。過度の飲酒、ストレスにも注意が必要です。
野菜やキノコは糖質の吸収をゆるやかにするので、食後の血糖値の急上昇を防ぎます。食事は、野菜、魚や脂肪の少ない肉、ご飯の順に摂ると、血糖値をコントロールしやすくなります。
喫煙には、交感神経を刺激して血糖を上昇させ、体内のインスリンの働きを妨げるという2つの作用があります。喫煙本数が多いほど糖尿病になりやすいことがわかっています。
糖尿病の原因になる肥満を防ぐために、体重測定を習慣化しましょう。体重を毎日チェックすることで、食事や運動といった生活習慣改善の意識も働くようになります。
下半身の筋トレと有酸素運動のウォーキングを組み合わせることで、効率良くカロリーを消費することができます。どちらもインスリンの効果を高める運動なので、習慣にしましょう。
ココカラファインの店舗では、測定機を使った血液検査が受けられます。血糖値(500円 税込み)、HbA1c(1,000円 税込み)が10分程度で測定できますので、血糖値管理にご利用ください。
血糖値が気になる方に
1日1回1カプセル
機能性関与成分「5-アミノレブリン酸(ALA)」が、糖を燃焼してエネルギーに変える活動をサポートします。食後および空腹時の血糖値対策に。
溶かして飲んで
糖の吸収を抑える
難消化性デキストリン(食物繊維)の働きで糖や脂肪の吸収を抑えて、食後の血糖値や中性脂肪の上昇を穏やかにします。
食後の血糖値の
上昇を抑えるサプリ
血糖値※コントロールをサポートするサラシアエキスを100mg配合。糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値の上昇を抑えます。
※食後の血糖値
低GI食品で手軽に
糖質をコントロール
小麦粉を使わず、高タンパクな大豆をまるごと粉にして使用。低GI食品だから糖質の吸収が穏やかで、腹持ちもよく過食を防ぐことにもつながります。
大塚製薬
●ソイジョイクリスピー
ホワイトマカダミア/バナナ/ピーチなど5種<各25g>
●ソイジョイ
ブルーベリー/アーモンド&チョコレートなど6種<各30g>
低GI食品とは?
GI(グリセミックインデックス)は、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す値です。GI値が低いほど、糖質の吸収が穏やかになり、血糖値の急激な上昇を防ぎます。