お役立ち情報

2021年05月24日

ジメジメ室内を快適に!湿気・カビの対策方法

はじめに

雨の日が続くと、お家の中の湿気が気になりますよね。さらに湿気が増えると心配なのが、カビ。ここでは、湿気が発生する原因から、お家の中で注意したい場所、身近なアイテムでできる対策までじっくり紹介します。いや~なジメジメがはじまる前に、早めに湿気・カビ予防をしておきましょう!

湿気はどうして発生するの?溜まりやすい場所は?

湿気の原因

湿気とは、空気中に含まれる水蒸気のことを言います。空気中の水分量が多いとジメジメ湿気っぽく感じて、少なくなると乾燥していると感じます。雨が続くと湿気も増えますが、お家の中が湿気っぽくなる原因は天候の変化だけではありません。普段の生活も大きく関わってきます。お家の中で次のようなところがないか確認してみましょう。

・洗濯物の部屋干し
濡れた洗濯物からは大量の水蒸気が発生します。リビングなどに洗濯物を干すと、湿気の量も一気に上昇。寝室に部屋干しをすると、寝具が湿気を吸ってしまうので注意が必要です。

・お風呂のドアを開けっ放し
お風呂場は湿気の多い場所です。換気のためにお風呂のドアを開けたままにしている人もいるでしょう。しかし、お風呂から水蒸気が流れて、お部屋の湿気が増えてしまいます。換気扇を回してドアを閉めるようにしましょう。換気扇の種類やドアのガラリの有無によっては、少しだけドアを開けたほうがいい場合もあるので、状況に応じた使い方をしましょう。

・観葉植物
植物は呼吸して、水蒸気を発生させます。少しなら問題ありませんが、たくさんの観葉植物が室内に置かれていると湿気も多くなります。また土も水分を含んでいるので、湿気の原因に。土の肥料の中にはカビの栄養になるものも多いので、たくさん置く場合は注意しましょう。

湿気が溜まりやすい場所

湿気には溜まりやすい場所があります。それは、空気の循環がない場所、日当たりが悪く、風通しの悪い場所。温度が高くなるところも水蒸気が発生しやすく、湿気が多くなります。お家の中では次のような場所が主に当てはまります。

・クローゼットや押し入れ
締め切った空間は湿気が留まりやすいです。さらに、隙間なく物が収納されていると空気が十分に通らず、湿気がこもりやすくなります。外の湿気が付いたコート類を乾燥させずにしまったり、寝汗がついた布団をすぐに畳んで入れてしまうのも湿気が溜まる原因になります。

・北側の部屋
北側の部屋に湿気が溜まりやすい原因は、日当たりの悪さと、他の部屋より温度が低いために、温かく湿った空気が流れてきやすいから。他の部屋と温度を一定に保つようにしたりすると改善が望めます。

・キッチンのシンク下や洗面台の下
キッチンや洗面所は水を使うので湿気が多い場所ですが、より注意したいのはシンクや洗面台下の収納スペース。お湯を使ったあとは、排水パイプが高温になって収納内も温度が高くなり、湿気が溜まりやすくなります。

その他、お風呂や洗面所などの水回りはもちろんのこと、壁とぴったりくっつけた家具の裏や、敷きっぱなしの布団、下駄箱の中などにも湿気は溜まりがち。水気の多い場所、空気が停滞する場所を目印に、湿気が溜まりやすいところを見つけて湿気対策をするようにしましょう。

湿気を放っておくとどうなるの?

湿気が多いとジメジメとして嫌な気分になりますが、放置しておくとどのような問題を引き起こすのでしょうか?

カビ

カビは、温度と湿度と栄養が揃うと発生します。
温度は25~28℃が最も発生しやすく、湿度は80%以上を越すと一気に繁殖。中には湿度60%台で発生するカビ菌もいて、70%を越すとカビが増えると考えられています。それらを条件に、私たちの体から出る皮脂や垢、食べこぼしやほこりなどを栄養に繁殖します。
微量なカビは常に空気中を漂っていて、少し吸い込む程度では問題ありませんが、カビの付いた食べ物を摂取したり、大量の胞子を出しているものを吸い込んだりすると、アレルギー疾患を引き起こす原因になると考えられています。主な疾患はアレルギー性鼻炎や、アレルギーが原因で発症する過敏性肺炎、アトピー性皮膚炎、免疫力が落ちている時は感染症にも注意が必要です。

ダニ

高温多湿の空間ではダニの発生も確認されています。湿度が60%以上になるとダニが発生しやすく、発生のピークは初夏から初秋の高温多湿の時期です。また、カビはダニの餌になるため、カビを放置するとダニの発生も促してしまいます。

結露

室内の温度が、外の温度より高い時に起こりやすいのが、窓に水滴がつく結露という現象です。空気中に含まれている水蒸気が、冷たい窓などに付いて冷えると水に変わることにより起こります。つまり、湿気が高いと結露が起こりやすいのです。外との気温差が大きい冬場にできやすいですが、湿度が多い梅雨の時期にも起こります。
結露はそのままにしておくと、窓枠やカーテンにカビを発生させるだけではなく、壁を腐食させたり、建物を傷める原因にもなります。

ジメジメ室内を快適に!湿気・カビの対策方法

不快感だけではなく、さまざまな問題の原因になる湿気やカビ。ここでは簡単にできる予防策や、身近な湿気・カビ対策アイテムを紹介します。

換気をする

一番簡単な方法は適度に窓を開けること。空気が流れるように2方向の窓を開けると効果的です。換気扇や扇風機を併用するのもいいでしょう。時々、収納扉を開けて、湿気を逃がすのも忘れずに。カビやダニの発生を抑えながら、心地よく過ごせる湿度は50%前後。湿度計などを取り入れて、目安にするのもいいでしょう。

エアコン・除湿器

洗濯物を部屋干しする時は、エアコンの除湿機能や、除湿器を使うのもいいでしょう。久しぶりにエアコンを使う時は内部にカビが発生している場合があります。フィルターに付いたほこりもカビを含んでいる場合があるので、胞子をまき散らさないように掃除をしてから使いましょう。

除湿剤

クローゼットや下駄箱など、扉が閉まる収納スペースには市販の除湿剤が役立ちます。湿気は下のほうに溜まるので、収納内の下に置き型タイプの除湿剤を置きましょう。広い収納の場合は、4角に置くといいでしょう。服と服の間に吊るせるタイプや、ニオイが気になる時は消臭タイプもあります。靴の中に入れられる靴用除湿剤もあるので、併用もいいでしょう。除湿剤は密閉して使うほうが効果的ですが、時々扉を開けて換気をすると空気が循環して、よりカビの発生を防げます。

除湿シート・すのこ

湿気を溜めやすい布団。床と布団の間や、マットレスとの間に、市販の除湿シートを敷くのがいいでしょう。数週間に1回程度天日干しをして繰り返し使えるものや、洗濯できるものもあります。布団派の人は床と布団の間にすのこを敷いて、空気の通り道を作ると湿気を逃がせます。

結露シート

窓の下部に貼り付けられる帯状のシートを、結露対策に取り付けるのもいいでしょう。少し厚みがあるシートが、窓に付く結露を吸収してくれます。防カビ作用のあるものを選べば、より安心です。

重曹

天然素材で幅広い場所に安心して使える重曹。水分を吸収しやすい特徴があるので、除湿剤として使えます。さらに消臭・脱臭作用があるため、ニオイも吸収してくれます。小さなビンなどに粉末の重曹を入れて、口を開けたままシンク下や扉のある収納棚へ。重曹はお部屋全体の除湿というよりは、密閉された狭い空間で効果を発揮します。
水分を吸って固まった重曹は、お掃除に使いましょう。水を加えてペースト状にしたり、小さじ1に対して水100mlを加えてスプレーボトルに入れたり、掃除用洗剤として利用できます。

消毒用エタノール

手指の消毒にも使われている消毒用エタノールは、カビ対策にも使えます。気になる部分にスプレーをしたり、乾いた布にスプレーして拭いたりすることでカビ予防の効果を得られます。床や窓枠などに小さなカビを見つけた時は、ティッシュなどに消毒用エタノールをつけて、サッと拭くといいでしょう。家具や床材などによっては変色する場合があるので、確認してから使用しましょう。

関連商品

おわりに

湿気の多い季節は気分も晴れず、そんな時にカビを見つけるとショックも大きいですよね。カビは放っておくとアレルギー性疾患の原因にもなるので、しっかり予防したいもの。こまめに対策をして、ジメジメとした季節を乗り切りましょう。

あわせて読まれている記事

  •  熱中症を予防したい

    熱中症を予防したい

    熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かないことによる障害のことをいいます。近年、家庭で発生する高齢者の熱中症が増えており、高齢者では住宅での発生が半数を超えています。熱中症を予防するには「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。一度に摂取するのではなく、こまめな水分・塩分(ナトリウムなどのミネラル)の補給を心がけましょう。

  • 花粉症をラクにしたい

    花粉症をラクにしたい

    花粉症の代表的な原因としてスギ花粉があげられます。ここ数年は少ない年でも人間の感受性の上限ほどの量が飛散しており、量が多い少ないというのは症状の重さとは関係なくなってきています。
    花粉症は早期からの準備によってその症状をかなり軽減することができます。症状が出る前からの準備として、内服・点眼・点鼻薬を1月下旬から始めておくと効果的と言われています。症状が出始めたらお薬は継続しつつ、マスクやゴーグルなどで物理的に花粉の侵入を防ぎましょう。

  • 虫よけを効果的に使いたい

    虫よけを効果的に使いたい

    気温が高くなると増えてくる、不快な害虫たち。蚊に刺されると強烈なかゆみと腫れに襲われますが、それだけにとどまらず、病原体を運んできてしまうことがあります。近年、そういった事例も増えており、その被害も無視できなくなってきたため、効果の高い虫よけの開発が急ピッチで進められてきました。2017年もマダニによって媒介される『ダニ媒介脳炎』によって死者が出ています。虫よけをうまく活用し、自分自身を害虫から守りましょう。
    虫よけには様々なタイプがありますが、ムラなく塗り広げること、こまめに塗りなおすことが重要なポイントです。

  • 衣替えのコツが知りたい

    衣替えのコツが知りたい

    日本の四季に合わせるとそれぞれの季節に合った衣類を長期間保管する必要があり、衣替えというタイミングがやってきます。大切な衣類を長く愛用するためには長期保管中の虫食いや湿気対策など、しっかりとお手入れをすることが大切です。衣替えコツは、晴れて空気が乾燥した日に行うこと。湿気が多い日に行うと、カビの原因になることがあります。保管時のコツとして防虫剤の配置があります。防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がることに留意して配置しましょう。

  • タバコをやめたい

    タバコをやめたい

    パッチとガムはタバコの代わりにニコチンを摂取することにより禁断症状を抑えて禁煙を補助します。禁煙開始時の1日のタバコの本数が少ない場合はガムのほうが禁煙に成功しやすいと言われています。ニコチンを補充するため、ガムやパッチを使用している間はタバコを吸うことはできません。
    市販のニコチン製剤を使う以外にも、健康保険の適用を受けることができる禁煙外来を使うこともできます。こちらは医師の指導・管理の下で内服薬なども使用してニコチン依存症を治療します。禁煙外来による治療はパッチやガムなどのニコチン置換療法よりも禁煙成功率が高く、どうしても禁煙に成功しない場合は医療機関で相談するようにしましょう。
    また、タバコを吸うことでかなりのビタミンCが破壊され、皮ふのシミやシワが増え肌色を悪くします。

  • 健康診断の数値が気になる

    健康診断の数値が気になる

    現在の身体の状態を把握し、生活習慣病の予防や早期発見のために、毎年の健康診断は欠かせません。
    生活習慣病は病状が進行して初めて症状がでるものがほとんどですので、定期的な検査によって自身の身体変化を認識し、予防する必要があります。早期であれば、偏った食事や運動不足などのライフスタイルを改善することで、病状が軽快する場合があります。
    検査数値をそのままにし、病状の悪化によって医師による治療が必要になってしまう前に、自分自身で気になる数値をコントロールしましょう。

  • 入浴剤を選びたい

    入浴剤を選びたい

    発汗作用のある入浴剤やリラクゼーション効果の高いアロマオイル配合タイプなど、心身ともに1日の疲れにおすすめの入浴剤をチョイス!

    長時間入浴すると皮脂がはがれ落ちて皮膚のバリア機能が低下してしまいます。ぬるめのお湯で10~20分程度の入浴がおすすめです。

  • 野菜不足が気になる

    野菜不足が気になる

    厚生労働省が提唱する「健康日本21」では、野菜は1日に350g以上とることを理想としています。野菜を摂るように意識していても、目標量を摂取することは難しく、慢性的に野菜不足の方が増えているのが現状です。野菜が足りていないと、ビタミンやミネラル、食物繊維の不足により体調不良や免疫力低下、生活習慣病を招くことがあります。この特集では栄養不足を補う、栄養素が豊富な健康食品を紹介します。足りない栄養素はこれらによって多少補うことが可能ですが、野菜を摂らなくていいわけではありません。できるだけ普段の食事から野菜の栄養素、食物繊維などを摂れるように野菜中心の生活を心がけましょう。

[関連カテゴリー]

ページトップへ