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2021年05月26日

家の中にダニ・害虫が出ても慌てない!殺虫剤の効果的な使い方

はじめに

暖かくなってくると虫の動きも活発になり、家の中で害虫に遭遇する機会が増えてきます。できれば関わりたくないですが、家の中にいると知ってしまったら駆除しないわけにはいきませんよね。今回は家の中に発生しやすい害虫、ダニ・ゴキブリ・クモを中心に、駆除の仕方や殺虫剤の種類、効果的な使い方を学んでいきましょう。

家庭用殺虫剤の種類と特徴

害虫駆除といえば、まず頼りになるのが殺虫剤です。ここでは、殺虫剤の種類を紹介します。家庭用の殺虫剤は主に3つに分けられます。

1.スプレータイプ

駆除を目的とした直接害虫に噴射するスプレーは、咄嗟に使えるのですぐに対処したい時におすすめです。虫ごとに殺虫成分やスプレーの形状が異なるので、駆除したい害虫に合わせて選びましょう。小さい子どもやペットがいる家庭でも使用できる成分の殺虫剤もあります。泡や冷却材で動きを止めるスプレーには殺虫成分がないものも。スプレーすることで害虫を寄せつけない虫よけを目的としたもの、あらかじめスプレーしておいた薬剤に触れた害虫を駆除できる待ち伏せタイプなどもあります。

2.置き型

害虫が出そうなところに置いて待ち伏せするのが置き型タイプ。疑似餌やフェロモンなどで誘引しておびき寄せ、薬を巣に持ち帰らせるものや、粘着剤によってそのまま捕獲するものがあります。使い方は簡単で、少し組み立てるタイプもありますが、袋から出して置くだけ。巣に持ち帰らせるタイプは、死骸を駆除する手間が省けます。

3.くん煙タイプ

部屋の中央などにセットして、スイッチを押したり水を入れたり、それぞれの使用方法に沿って作動させるくん煙タイプの殺虫剤。薬剤が霧状になって噴射して、部屋全体に広がります。火災報知機やガス警報器が作動することがあるので、注意書きに則ってカバーなどをかける必要があります。幅広い害虫に効く「煙タイプ」、煙をあまり発生させない「水タイプ」、火災報知機に反応しない「ノンスモークタイプ」といった煙の種類に加え、部屋のサイズに合わせて豊富に展開しています。

もし遭遇してしまったら!?害虫の駆除方法

殺虫剤の種類がわかったら、次はどれをどのように使うのが効果的か、害虫ごとに紹介します。家庭の中でよく遭遇するダニ・ゴキブリ・クモの駆除に役立ててくださいね。

ダニ

生きたダニは布団やソファ、ラグなど繊維製品に潜んでいます。
まずおすすめなのは、ダニを死滅させる成分の入ったスプレーです。布団やソファなど全体にスプレーをして駆除します。ダニは50℃以上の熱に20~30分当たると死滅するため、布団乾燥機のダニ退治モードや、洗濯できるものは乾燥機を使うのもいいでしょう。絨毯など広範囲のダニが気になるときは、煙で駆除するくん煙タイプもおすすめです。
死滅したダニの死骸がアレルギー性疾患の原因になる場合もあるので、駆除したあとは掃除機でしっかり吸い込んでください。生きたダニは掃除機では吸えないので、死滅させてから掃除機をかけるようにしましょう。

ゴキブリ

まずはスプレーでの駆除を試みましょう。いる気配を察したら、すぐに取り出せるところにスプレーを用意しておきます。発生しやすい場所ごとに用意しておくのもおすすめです。
もし逃がしてしまったら、逃げた場所がわかる場合は、そこに向かってスプレーをかけましょう。ゴキブリを寄せつけない予防タイプのスプレーがある場合は、それもまいておきましょう。予防タイプのスプレーはゴキブリが苦手なニオイが入っているので、それを嫌って出てくる場合があります。
もしそれでも逃がしてしまったら、置き型やくん煙タイプを用いて、最後まで駆除を続けましょう。ゴキブリは放っておくと繁殖してしまいます。1匹だからと逃がしたままにせず、きちんと駆除することで今後の発生を防げます。

クモ

天井や壁の高いところなどなかなか手が届かない場所に、いつの間にか発生しているクモ。見た目も動きも受け入れがたく、クモの巣を作られてしまう場合もあるので早く駆除したいところですよね。
でも、クモを殺すのを不吉と考える人も多いでしょう。そこでまずは逃がし方を紹介します。チリトリや大きめの紙で囲いを作って、ゆっくりと外へと誘導します。紙袋などに追い込んでもいいでしょう。ほうきがあれば、ほうきに絡ませてから外で振り落とします。
家の中に発生する小さいクモの多くは無害ですが、なかにはお尻の部分が赤い「セアカゴケグモ」のような危険な種もいます。有害なクモが発生した場合はクモ専用の駆除スプレーなどを使い、すぐに駆除しましょう。

その他のおすすめアイテム

もう二度と遭遇したくないから…予防と対策を紹介

頑張って駆除を終えたら、もう二度と発生させないように対策をしましょう。

ゴミを溜めない

ゴミはどの害虫にとっても餌や住処になります。ゴキブリは生ゴミのニオイに誘われて家の中に入ってきますし、ハエなどの害虫も発生します。生ゴミが溜まってしまったら、虫よけスプレーをかけておくのもおすすめです。また、段ボールも溜めておかないようにしましょう。段ボールには虫の卵がついている場合があり、そこで繁殖してしまう可能性もあります。

換気する時は隙間に注意

ダニは湿気が原因で発生するとも言われているので、家の換気は必須です。しかし、換気時の窓の隙間や、少し破れた網戸からは害虫が侵入してしまう恐れも。隙間テープなどで侵入経路になりそうなところを塞いでおきましょう。ゴキブリは排水管を登って排水溝から入ってきたり、通気口を通り抜けてきたりします。排水溝には目の細かなゴミ受けを付けて、通気口には虫よけのフィルターなどを設置しましょう。

予防タイプ・待ち伏せタイプのスプレー殺虫剤

駆除後には、まいておくと侵入を防げるスプレーを使用しておきましょう。夏になると活発になるゴキブリは、春のうちに待ち伏せタイプの殺虫剤をまいておくと発生を予防できます。

春夏にしっかり対策したいダニアレルギー

ダニアレルギーとは、ダニの死骸やフンを吸い込むことによって起こるアレルギー症状です。アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などアレルギー疾患の代表的な原因にも挙げられるダニアレルギー、実は秋になると発症しやすいと言われています。

ダニは気温や湿度が上昇する5月から7月にかけて繁殖して、真夏に死滅します。その大量の死骸やフンが、秋になると乾燥して細かなチリとなり、空気中に漂います。それを吸い込んでアレルギー症状が出るので、秋に発症が多いのです。
ダニアレルギーを予防するには、春から夏にかけての対策が重要になってきます。スプレーなどを用いて繁殖を防ぎ、死骸となったダニを吸い込まないように、洗濯できるものは洗濯をして、こまめに掃除機をかけましょう。

おわりに

暖かくなると増えてくる害虫。家の中で出会ってしまっても慌てないように、取り出しやすいところに殺虫剤を用意しておきましょう。駆除し終わったら、予防のスプレーを忘れずに。咄嗟の駆除と先回りの対策で、お家の中を快適な空間にしていきましょう。

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