2017年12月25日
冬になると頻繁に起こるのが「静電気」です。車のドアや玄関のドアノブといった、物や人に触れることでバチッ!という刺激は、不意に起こるからびっくりしてしまいますね。そんな不快な静電気にびくびくせず、快適な冬を過ごすための基礎知識と対策方法をご紹介します。
意外に知られていない静電気のメカニズムについて、簡単にご説明します。
通常、すべての物質は、プラスとマイナスの電荷(電気量のこと)を帯びています。プラスとマイナスの電荷が同じ状態であれば静電気は起こりませんが、日常のさまざまな動きで物質間の摩擦が起こることによって、物質のマイナス電荷がより多くなったり、逆にプラス電荷がより多くなったりします。
これを「帯電」と言い、帯電した状態で金属など電気を通しやすい物質に触れると、偏った電荷が一気に移動して電流が流れ、バチッとなるわけです。これが静電気のメカニズムです。
摩擦は冬に限らず一年中起きるものですが、では、静電気はどうして冬に多く発生するのでしょうか? それには水分(湿度)が大きく関係しています。空気中や物質の表面・内部に水分が多く含まれていると、静電気は蓄積することなく、水分を通して自然に放電されます。
ところが冬は空気が乾燥して湿度が低いうえ、寒くて汗もかきませんから、体の表面も潤いが不足して乾燥した状態になっています。そのため、静電気が放電されずたまりやすくなるのです。冬に静電気を多く感じやすいのはこのためなんです。
静電気のバチッ!を避けるためには、「一気に電荷が移動しないようにする」ことが大切です。
ここでは、いやな刺激を受けることなく、上手に静電気を逃がす方法ご紹介しましょう。
●静電気防止スプレー
衣類の衣擦れによる摩擦は、静電気の原因となります。セーターやマフラーと摩擦することによって、髪の毛が静電気で顔にはり付くのも嫌なものですよね。衣類に静電気防止スプレーを施すと、水分とくっつきやすい性質を持った界面活性剤の働きで静電気を防いでくれます。
●静電気除去グッズ
静電気を逃がしやすい素材で作られたアクセサリー(ブレスレットやネックレス)を身につけると、バチッとした刺激を減らす効果があります。身近なものに取り付け、触ることで静電気を除去してくれるキーホルダータイプのものもあります。
また、ガソリンスタンドなどで見かけたことがある人もいると思いますが、静電気除去シートも効果があります。静電気が発生しそうな場所の近くに貼ったり置いたりして、シートに触れてから金属などに触れるようにします。
除去する以前に、静電気を貯め込まないようにする工夫をしましょう。簡単に取り入れられるので、ぜひ試してみて下さい。
●手指・髪の毛の保湿・水分補給
ハンドクリームなどで、手指を乾燥から守りましょう。
洗い流さないタイプのヘアトリートメントやヘアオイルなどで、髪の毛を保湿しましょう。また、体内が水分不足にならないよう、こまめに水分を補給しましょう。
●室内では加湿器を使う
湿度が20%を下回ると、静電気が起こりやすくなると言われています。加湿器を活用して、室内の湿度を上手にコントロールしましょう。ウイルス対策にもなりますよ。
●帯電しにくい素材の洋服を選ぶ
冬は重ね着の季節でもあり、衣類同士の摩擦によって静電気が起こりやすくなります。特に帯電しやすい素材は、ウールや化学繊維です。逆に素材が水分を含みやすく帯電しにくい素材はシルク・コットン・リネンなどの天然素材です。
帯電しやすい服を着る場合は、静電気防止スプレーを利用しましょう。
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衣類の静電気を防ぐ
洋服のパチパチに ホコリの付着に まつわりつきに
車の中でのパチパチにも
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乾燥を避け水分を保つことと、急激な刺激を受けないよう、静電気除去素材に触れて適切に電気を逃がすことで、不快なバチッ!を避けることができます。自分に合った方法で、上手に静電気から身を守りましょう。
むくみ
むくみ(浮腫)は血管の水分が血管外の細胞間に溢れ出して腫れる現象です。むくみは内臓疾患(心臓、肝臓、腎臓など)のサインであることも多いため、これらの可能性が疑われる場合には早期に医師の診察を受ける必要があります。
内臓疾患によらないむくみは水分・塩分の摂りすぎや長時間同じ姿勢でいることなどで発生します。医療用医薬品では主に利尿剤が使用されますが、一般用医薬品では漢方薬や強心剤、食品としてのお茶の利尿効果を利用するなどの対処になります。
カラダの疲れ
スポーツなどで体を動かしたときはもちろん、日々の仕事や家事、ストレスなどから生じるカラダの不調。睡眠や栄養をとり体を十分に休めれば治る症状ですが、忙しくそんな余裕もない方も多いはず。滋養強壮のお薬といっても即効性のあるもの、じっくり飲んで疲れにくいからだ作りをするものなどさまざま。自分にあった疲れ対策商品を利用して、回復の手助けをしてあげましょう。
打ち身・あざ
打ち身とは、物にぶつかったり叩かれたりなど強打することで筋肉が損傷を受けることを言います。この損傷が皮膚に近い部分で起こると、内出血が見えて青あざなどになります。主な症状は痛み・炎症・腫れなどで、一般的には余計な手は加えず安静にすることで治ります。痛みや腫れが強い場合は骨折している可能性もあるので注意が必要です。
痔疾(ぢ)対策
出血に痛み、悪化してくると外部に飛び出してくる(脱肛)など、痔というものはとにかく辛いものです。
しかも羞恥心が強く働くことから市販薬を買うことや肛門科の専門医を受診するハードルが高く悪化しやすいという特徴があります。
痔(ぢ)は日本人のおよそ3人に1人、特に20代30代に多くなっています。男性に多いイメージですが性差はほとんどないと言われており、決して特別な病気ではないのです。
対応が早ければ市販の座薬や軟膏、入浴の際の温熱療法などで比較的軽症で済むことも少なくありません。
その一方で、対応が遅れて悪化した場合には医療機関の受診が必須となり、状況によっては手術や入院を要することになってしまいます。
痔の悪化は痛みが非常に強く生活そのものに大きな影響を与えます。通販であれば顔を合わせずに市販の薬を購入し、躊躇なく初期対応に踏み出すことができます。
筋肉痛
筋肉痛は激しい運動などによって筋肉に過度の負荷がかかって破断した筋繊維が回復する際に現れます。運動の直後は筋肉が熱を持っているので冷やし、筋肉が回復期に入って痛み出したら温めて回復を促します。基本的に放置することで痛みも消失しますが、血行を促進させたりビタミンB1を摂取することで回復が早くなります。痛みが激しいときには内服の鎮痛剤を使うこともありますが、回復が遅れる傾向にあるため一般的には使用しません。
腰痛・肩痛・神経痛
腰痛や肩痛にはぎっくり腰をはじめとした急性の痛みと、冷えや長時間の緊張などが原因の慢性の痛みに分けられます。原則的に急性の痛みは冷やし、慢性の痛みは温めることで軽減できます。腫れなどの炎症は急性期の方が強いですが、急性・慢性ともに現れます。
急性の痛みに対しては発生直後は氷で冷やしたり、消炎鎮痛効果のある医薬品を使うことで症状が軽くなります。
一方、慢性の痛みは温熱療法や血行の改善、漢方薬などが治療・対策のメインとなります。
神経痛は通常保護されているはずの神経が何かに触れることでしびれや痛みを発するもので、その代表的なものがヘルニアです。神経痛は露出して傷んでしまった神経を修復しつつ、再発させないためにサポーターで補強するなどの対策が必要になります。
関節痛
関節痛には主に「変形性関節症」と「関節リウマチ」がありますが、このページでは変形性関節症に起因する関節痛のみを取り上げます。
変形性関節症は加齢や無理な運動・負荷によって関節内の軟骨が摩耗することで変形し、その結果痛みを発します。擦り減ってしまった軟骨は通常元に戻らないため、症状が軽いうちからの対応と予防が重要です。また、体重がひざ関節に与える負担というものは非常に大きいものなので、ダイエットによる体重減少も大きく寄与します。
電子機器の使用による不調
原因不明の目の疲れや渇き、頭痛、肩こりなどに悩まされていませんか?
実はその症状はパソコンやスマホ、タブレットなどの画面(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使った長時間の作業によりおこる、いわゆる『VDT症候群』かもしれません。
VDT症候群の症状は目の疲れや充血、渇きに始まり、その後悪化していくとひどい頭痛、肩こりなどを引き起こします。また、自律神経のバランスを崩し、肉体的にも精神的にも不安定になることがあるため、手遅れになる前の対策が必要です。
こちらではVDT症候群の症状を軽減する商品をご紹介いたします。
※VDT作業環境の整え方に関しては、厚生労働省の『新VDT作業ガイドライン』のポイントを参考にしてください。
熱中症を予防したい
熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かないことによる障害のことをいいます。近年、家庭で発生する高齢者の熱中症が増えており、高齢者では住宅での発生が半数を超えています。熱中症を予防するには「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。一度に摂取するのではなく、こまめな水分・塩分(ナトリウムなどのミネラル)の補給を心がけましょう。
花粉症をラクにしたい
花粉症の代表的な原因としてスギ花粉があげられます。ここ数年は少ない年でも人間の感受性の上限ほどの量が飛散しており、量が多い少ないというのは症状の重さとは関係なくなってきています。
花粉症は早期からの準備によってその症状をかなり軽減することができます。症状が出る前からの準備として、内服・点眼・点鼻薬を1月下旬から始めておくと効果的と言われています。症状が出始めたらお薬は継続しつつ、マスクやゴーグルなどで物理的に花粉の侵入を防ぎましょう。
虫よけを効果的に使いたい
気温が高くなると増えてくる、不快な害虫たち。蚊に刺されると強烈なかゆみと腫れに襲われますが、それだけにとどまらず、病原体を運んできてしまうことがあります。近年、そういった事例も増えており、その被害も無視できなくなってきたため、効果の高い虫よけの開発が急ピッチで進められてきました。2017年もマダニによって媒介される『ダニ媒介脳炎』によって死者が出ています。虫よけをうまく活用し、自分自身を害虫から守りましょう。
虫よけには様々なタイプがありますが、ムラなく塗り広げること、こまめに塗りなおすことが重要なポイントです。
衣替えのコツが知りたい
日本の四季に合わせるとそれぞれの季節に合った衣類を長期間保管する必要があり、衣替えというタイミングがやってきます。大切な衣類を長く愛用するためには長期保管中の虫食いや湿気対策など、しっかりとお手入れをすることが大切です。衣替えコツは、晴れて空気が乾燥した日に行うこと。湿気が多い日に行うと、カビの原因になることがあります。保管時のコツとして防虫剤の配置があります。防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がることに留意して配置しましょう。
のどのケアをしたい
歌や演説、司会などなど、趣味やお仕事で「のど」を酷使するという方も少なくありません。趣味でも仕事でも、肝心な時に声が出なくなってしまっては困りますよね。
普段からのケアはもちろん、使いすぎて調子が落ちてしまった時に素早く回復させなければ、そのパフォーマンスに支障が出てしまいます。
のどを消耗させない、守る、素早く回復させるための内服薬やトローチ、入浴剤まで様々なアイテムを駆使して、大切な「のど」の調子を守りましょう。
二日酔い対策
二日酔いはアルコールが代謝されて発生するアセトアルデヒドという物質が原因です。本来はこのアセトアルデヒドから酢酸に代謝されて無毒化されますが、お酒を飲みすぎることで肝臓の処理が追いつかず解毒されないまま体内に残り二日酔いの状態になります。お酒の処理には大量の水も必要です。体内の水分の循環を改善する漢方薬や肝臓の機能を助けてアルコールやアルデヒドの分解を促す医薬品などがあります。飲む前、飲んだ後の少しの工夫で二日酔いを楽にすることができます。また、頭痛や吐き気などの翌日のキツイ症状を緩和するために、二日酔い対策の薬やサプリメントだけでなく、お酒を飲んだら水もたくさん飲みましょう。
救急箱を準備しておきたい
必要な時に、必要なものが入っていると助かるのが救急箱。一口に救急箱と言っても、その大きさも中身も、家族構成や持病や生活習慣などによって微妙に変わってくるものです。自分の家族・家庭にとって必要なものを選択し、家族の誰もが安心して使える救急箱を作りましょう。困った時に家にあると助かる医薬品や衛生材料などをピックアップしました。期限切れの可能性もある置き薬となるので使い切りやすい小包装のものを選び、結果的に捨てる可能性もあるので似た効果や内容でお安い医薬品もご紹介しております。また、すでに救急箱を備えている方も、この機会に医薬品の使用期限を確認してみてはいかがでしょうか。
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