お役立ち情報

2020年06月30日

防災グッズを見直そう!避難先での感染を防ぐために

はじめに

あなたのお家に防災バッグは用意されていますか?いつか起こるかもしれない災害に備え、準備は万全にしておきたいものです。今回は、有事の際に役に立つ定番の防災グッズの紹介と合わせて、避難所での感染症対策についても考えていきます。

いざというとき慌てないように!常備しておきたい防災グッズリスト

まずは常備しておきたい防災グッズを見ていきましょう。

水は、1日に一人分で2リットルは必要となります。1週間分程度、用意しておくと安心です。

非常食

非常食というと乾パンを想像されるかもしれませんが、最近は普段も食べているフリーズドライ食品やレトルト食品、缶詰などを備える人も多いです。火やお湯を使わず作れるインスタント食品もいいでしょう。手軽にミネラルがとれる塩昆布などの乾物や、甘味がとれるドライフルーツもおすすめです。

救急セット

消毒液や絆創膏、家庭用常備薬などが入った救急セットも用意しておきましょう。病院で処方されている薬を飲んでいる方は、「お薬手帳」も持っておきたいですね。スマートフォンで管理できる「お薬手帳アプリ」を活用するのも便利です。

ウエットティッシュ

ウエットティッシュがあると、何かと便利です。水がなくても体を拭くことが出来ますし、ノンアルコールで低刺激性であればお子さまにも使えます。

マウスケア用品

お口の中をきれいにしておくことは、体調管理につながります。家族分の歯ブラシセットと合わせて、水を使わずに歯を磨ける、口腔ケア用ウエットティッシュや液体歯磨きも用意しておきましょう。

懐中電灯、ランタン

停電などが起こったときは懐中電灯が必要になります。すぐに取り出せる場所に置いておきましょう。床に置いたまま部屋全体を照らせるLEDランタンも便利です。

ラジオ

災害時の情報収集にはラジオが頼りになります。長く使用しているとバッテリーがなくなってしまうので、ソーラー充電タイプのものを選ぶか、電池タイプの場合は予備の乾電池を用意しておくとよいでしょう。

モバイルバッテリー、充電機器

家族の安否確認や情報収集に、スマートフォンや携帯電話は手放せません。充電ケーブルと電源アダプタの予備を防災バッグの中に入れておくといいですね。避難所では十分に充電できない場合もあるので、モバイルバッテリーや充電器を用意しておきましょう。また長い期間停電が続くことを想定して、電源を必要としないソーラー充電器や手動の充電器もあると良いでしょう。防災グッズとして新しく用意する場合は、予め使い勝手を試しておくと安心です。避難所ではコンセントの数が限られていますので、電源タップも役に立ちます。

着替え

動きやすい服と下着の替えも必要になります。丈夫な手袋や歩きやすい靴なども防災バッグの近くに集めておきましょう。メガネも予備を一つ入れておくと安心です。

現金

カード類が使えなくなる場合もあるので、現金を用意しておきます。十円玉や百円玉が必要になる公衆電話や、避難所やコンビニなどの買い物では小銭が不足しお釣りが出なくなる場合も想定して、お札だけではなく小銭も準備しておくと良いでしょう。また、通帳も忘れずに持ち出しましょう。

その他

卓上コンロや簡易トイレ、アルミブランケットなどがあるとさらに便利です。衛生を保つため、水のいらないシャンプーもあると重宝します。何かと役に立つポリ袋も、45L程度の大きなサイズとレジ袋くらいの小さなサイズを共に入れておくとよいでしょう。

大きくて丈夫なリュックにこれらを入れて準備できたら、防災グッズを見直す日を決めましょう。最低でも1年に1回は確認をするように。モバイルバッテリーなどは3ヵ月程度で充電がなくなってしまうものが多いので、奇数月に1回など、確認するタイミングを設けましょう。

ローリングストックを心がけて

ローリングストックとは、普段から食べている食品を少し多めに買っておいて、日常的に古いほうから使って買い足すことを繰り返すストックの方法です。それにより常に新しい食品をストックできます。あえて防災バッグの中に用意するのではなく、加工食品やインスタント食品をキッチンに多めにストックして、いざというときは非常食として活用する方法をとってみてはいかがでしょうか。

避難所での感染リスクに備えましょう!

無事に避難できた先で気になるのは、同じ部屋で複数の人と生活することによる感染症のリスクです。そこで、防災バッグの中に、感染症対策として備えておきたいアイテムを紹介します。

防災バッグに追加したい感染症対策グッズ

マスク

マスクは1日1枚使えるように複数枚用意しましょう。

アルコール消毒液、石けん、体温計

避難所で不足していることもあるので、手に入る場合は用意しておくといいでしょう。

除菌シート

断水時は手洗いできない代わりに除菌シートで手を拭きます。洗えない携帯端末などを拭く際にも使用します。

ラップ

おにぎりやパンなど手に持って食べるものは、直接触らないようにするために、包めるラップがあると安心です。

ペーパータオル

手を拭く以外にも、普通のタオルや雑巾代わりに幅広く使えます。普通のタオルだときちんと洗濯して除菌する必要がありますが、ペーパータオルなら使い捨てできるので安心です。

下記の物は他の人を共有しないように、家族で必要な分を用意しましょう

プラスチック素材などの使い捨てできる食器類・箸・コップ、タオル、くし、髭剃り

避難所での生活を安心しておくるためにも、これらの感染症対策グッズを防災バッグに追加で備えておきましょう。

災害が起こる前に確認しておきたいこと

いざ災害が発生したときに慌てないように、以下についても確認しておきましょう。

「災害が起きたら何をすべきか」を家族全員で共有します。ガスの元栓を閉める人なども決めておくとよいでしょう。防災グッズの入ったバッグや懐中電灯は、すぐに持ち出せるところに置いておきます。

自分の住む地域のハザードマップから、災害時に浸水などが起こるかチェックして、どのタイミングで避難するか家族と話し合いましょう。避難時に家族全員が揃っていないこともあります。避難経路や集合場所は、家族全員で共有しておきましょう。

感染症対策により避難所の収容人数を制限している場合があります。自宅が浸水区域になく、安全確保ができる場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。また避難先を小中学校や公民館だけと考えるのではなく、安全な親戚や知人宅への非難も検討してみてはいかがでしょうか。災害時に頼る可能性がある場合は、事前に連絡して許可をとっておきましょう。

ペットを飼っている家庭は、一緒に避難できる場所も確認しておきましょう。最近では、ペット同行避難や一時預かりなどが可能な場合もありますので、いざという時のために調べておくといいですね。自治体独自のガイドラインを定めているところもあります。

地震のときに怖いのは、「家具が倒れること」です。寝室からは大きな家具を遠ざけます。また、家具の固定も忘れずに。

気をつけたい車での避難生活

避難所での密を避けるために、車内で過ごそうと考えている方もいるでしょう。車の中で長時間過ごす時に気をつけたいのが、エコノミー症候群です。同じ姿勢のまま過ごさず定期的に足の運動をしたり、水分をこまめにとったり対策をしましょう。エコノミー症候群に対応した着圧ストッキングを備蓄しておくのもおすすめです。また、車での避難は浸水などにより危険な場合もありますので、避難経路をいくつか決めておきましょう。

おわりに

防災対策と感染症対策の準備をしっかりと行い、いざというときためらわずに避難できるようにしておきましょう。

2020年6月30日更新
2018年8月27日更新
2017年8月30日更新
2016年9月1日作成

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