お役立ち情報

2014年02月25日

防水スプレーとは何が違う?撥水スプレーの正しい使い方

はじめに

大切な洋服やお気に入りの靴を履いているときに限って雨が降ってきて濡れてしまう、なんて経験をしたことはありませんか?衣服や靴が濡れてしまうと、最悪の場合ほかの服にも色が移ってしまうこともあるので厄介です。

そのようなときに役立つのが、水をはじく効果がある「撥水(はっすい)スプレー」です。撥水スプレーは雨をはじくだけでなく、他の様々な身近な場面で使えるので大変便利なアイテムです。

撥水スプレーの基本知識と正しい使い方をご紹介します。

撥水スプレーとは

撥水スプレーの効果

撥水スプレーは、スプレーした繊維や皮革に水をはじく効果を与えます。たとえば大切な靴や衣服、パンツ、バッグなどにあらかじめスプレーしておけば、急な雨や雪、水しぶきがかかっても水分を染み込まずにはじき、濡れたときの不快感を防ぐことができます。

また、フッ素系樹脂を使用した撥水・撥油スプレーは、水分だけではなく油性液体もはじくので、汚れがついてもお手入れ時に汚れが取れやすくなります。

撥水スプレーを使用すると、長期間大切な衣服や身の回り用品をきれいなまま保つことができます。

撥水スプレーと防水スプレーの違い

「撥水」とは、水を表面ではじく現象をいい、「防水」は中に水を通さないことを意味します。この呼び方はメーカーによって使い分けられているようです。

例えば、一部の革靴用防水・防汚スプレーは、「皮革表面での水をはじくこと」よりも、「革靴内部に水が浸透しないこと」を目的に開発されています。

撥水スプレーの種類

現在、市販されている撥水スプレー製品に使用されている撥水成分には、「フッ素系樹脂」「シリコーン系樹脂」の2種類に大別されています。

両方とも水性汚れをはじくところは同じです。しかし「フッ素系樹脂」は油性汚れもはじきますが、「シリコーン系樹脂」ははじきません。スプレーする繊維製品、皮革製品の用途によって必要となる性能で使い分けると良いでしょう。

  • レインガード 大 180mL

    レインガード 大 180mL

    1,043(税込)

    強力に水をはじく!
    ドロはねなどの汚れ防止にも!
    強力はっ水
    布製品に
    衣類に
    スキーウェアに
    優れたはっ水力で雨・雪・ドロをはじくレインガード

  • スコッチガード 防水スプレー 衣類・繊維製品用 170mL

    スコッチガード 防水スプレー 衣類・繊維製品用 170mL

    627(税込)

    防水効果長続き!
    コート類 レイングッズ ウィンタースポーツ/アウトドア
    通気性を損ねない!
    雨・雪・ドロをはじいて衣類・繊維製品をいつも快適、きれいなままに

    ※防水効果長続き:1ヶ月相当の雨量を想定した傘使用実験で防水性能を確認しております(スリーエム ジャパン社内試験)。ただし、布地の種類、加工方法、使用条件によって、防水性能は変わりますので、本実験結果は参考地となります。

撥水スプレーに使用されている有機溶剤によってスプレー可能な対象物が変わるので、ご使用前に製品の注意事項をよく読んでからご使用ください。

撥水スプレーの使い方

靴にスプレーする場合

スプレーを使用するときは風通しのよい屋外で使いましょう。新聞紙を広げ、その上に靴を置いてスプレーすると後片付けが簡単ですよ。

まずは、靴が乾いていることを確かめ、ブラシや布で汚れを落とします。そして、目立たない部分で色落ち・変色の無いことを確かめてください。変化がなければ、15cm以上離して全体にスプレーしましょう。

皮革の場合、スプレー直後は撥水スプレーの有機溶剤で色が濃くなりますが、乾くと元に戻ります。製品裏面の指示に従って乾燥させてください。

スポーツウェアなどの衣服にスプレーする場合

スプレーは洗濯済みの乾いた衣服に使用します。洗濯タグなどで生地の素材を確かめ、目立たない部分で、変色・白化・色落ちがないことを確認しましょう。

必ず風通しの良い屋外で、15cm以上離してスプレーします。液ダレせずしっとり濡れる程度にムラなくスプレーしましょう。スプレー後は、金具やボタンなど繊維以外についたスプレー液を拭き取ってください。

終わったら製品裏面にある使用方法、注意事項に従って十分に乾燥させてから着用します。

また、スプレーした衣服を洗濯する場合は、洗濯後再度同じようにスプレーしましょう。

バッグや小物にスプレーする場合

バッグや小物の場合、スプレーする前にまずは汚れを落としましょう。その後、目立たない部分で、色落ち、変色などがないか確かめるようにします。

布製バッグはスプレー・乾燥中に型崩れを生じる場合があるため、中に新聞紙等を詰めてから使用してください。

クッションにスプレーする場合は、布地カバーを取り外してから布地カバーのみにスプレーしましょう。クッション材にスプレー液が浸透すると、乾燥させるのに長時間かかってしまいます。

スプレーする際は、かならず風通しの良い屋外で、15cm以上離して、液ダレせずしっとり濡れる程度にムラなくスプレーします。スプレー後は金具やボタンなど、繊維以外についたスプレー液を拭き取ってください。製品裏面にある使用方法や注意事項に従って十分に乾燥させてから使用しましょう。

撥水剤・撥水スプレーによって使用法が異なる場合があります。製品に使い方が記載されている場合はそちらに従うようにしてください。

アドバイス

撥水スプレーは使用前の衣類に使うとより効果的!

撥水スプレーは使用中の衣類や靴にもスプレーできますが、できれば衣類や靴を使い始める前にスプレーすることがおすすめです。例えば、「衣替えのシーズン」や「コートを出したとき」、「お洗濯の後」や「靴を買ったばかりのとき」などです。

擦れやすい部分には再度スプレーする

撥水剤は、繊維1本1本をコーティングしているため、繊維が擦れることによって撥水性能が低下します。たとえば、衣服では腕で擦れる腋から腹部、靴では屈曲する甲部分などは他の部位に比べて取れやすくなります。

そのため、これらの部分で性能の低下を感じた時や、洗濯・クリーニング後は再度スプレーするといいでしょう。

注意点

必ず屋外で使用する

スプレーは必ず屋外で使用し、スプレー噴霧の吸入は避けるようにしましょう。気分が悪くなった場合には、新鮮な空気のもとに移動するようにします。回復しない場合は医療機関を受診してください。

「公益財団法人日本中毒情報センター」に登録されている製品は、製品に記載されている中毒110番に連絡すると、医療スタッフがアドバイスをしてくれます。

火気の使用は厳禁

撥水スプレーは可燃性の有機溶剤が使用されているため、スプレー中、あるいはスプレーした対象物が乾燥するまで「たばこ」「ストーブ」「スパークする可能性がある電化製品」などの火気は遠ざけるようにしましょう。

化学繊維にはスプレーしすぎない

ポリエステル・ナイロンなどの化学繊維生地は、綿・ウールなどの天然繊維生地と比較して薄いため、一ヶ所に多量にスプレーしたり、液ダレするほどスプレーすると白化する場合があります。

ご使用になる前に、必ず製品に記載されている注意事項をよく読んでからご使用ください。

おわりに

水分や油性汚れをはじく撥水スプレーは、靴や衣服を雨や雪から守るだけではなく、お手入れの手間を軽くするのにも役立ちます。

長く大事に使いたい靴や衣服があるときには、この記事を参考にぜひ活用してみてください。

あわせて読まれている記事

  •  熱中症を予防したい

    熱中症を予防したい

    熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かないことによる障害のことをいいます。近年、家庭で発生する高齢者の熱中症が増えており、高齢者では住宅での発生が半数を超えています。熱中症を予防するには「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。一度に摂取するのではなく、こまめな水分・塩分(ナトリウムなどのミネラル)の補給を心がけましょう。

  • 使い捨てマスクランキング2019!

    使い捨てマスクランキング2019!

    今やマスクの用途はカゼ・花粉対策だけではありません。
    防寒や乾燥予防、妊娠中、すっぴん隠し、おしゃれ用など目的は多様化し、季節を問わず着用されているのを見かけます。
    『使い捨て』ということもあり価格で選ばれる方が多い傾向にありますが、肌にやさしいもの、より新しい機能を取り入れたもの、ビジュアル面に力を入れたものなどさまざまな商品がしのぎを削っています。
    こちらの特集では2018年~2019年度の使い捨てマスクを様々な面からランキング付けしていきます。是非マスク選びの参考にしてください。

  • 花粉症をラクにしたい

    花粉症をラクにしたい

    花粉症の代表的な原因としてスギ花粉があげられます。ここ数年は少ない年でも人間の感受性の上限ほどの量が飛散しており、量が多い少ないというのは症状の重さとは関係なくなってきています。
    花粉症は早期からの準備によってその症状をかなり軽減することができます。症状が出る前からの準備として、内服・点眼・点鼻薬を1月下旬から始めておくと効果的と言われています。症状が出始めたらお薬は継続しつつ、マスクやゴーグルなどで物理的に花粉の侵入を防ぎましょう。

  • 虫よけを効果的に使いたい

    虫よけを効果的に使いたい

    気温が高くなると増えてくる、不快な害虫たち。蚊に刺されると強烈なかゆみと腫れに襲われますが、それだけにとどまらず、病原体を運んできてしまうことがあります。近年、そういった事例も増えており、その被害も無視できなくなってきたため、効果の高い虫よけの開発が急ピッチで進められてきました。2017年もマダニによって媒介される『ダニ媒介脳炎』によって死者が出ています。虫よけをうまく活用し、自分自身を害虫から守りましょう。
    虫よけには様々なタイプがありますが、ムラなく塗り広げること、こまめに塗りなおすことが重要なポイントです。

  • 衣替えのコツが知りたい

    衣替えのコツが知りたい

    日本の四季に合わせるとそれぞれの季節に合った衣類を長期間保管する必要があり、衣替えというタイミングがやってきます。大切な衣類を長く愛用するためには長期保管中の虫食いや湿気対策など、しっかりとお手入れをすることが大切です。衣替えコツは、晴れて空気が乾燥した日に行うこと。湿気が多い日に行うと、カビの原因になることがあります。保管時のコツとして防虫剤の配置があります。防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がることに留意して配置しましょう。

  • のどのケアをしたい

    のどのケアをしたい

    歌や演説、司会などなど、趣味やお仕事で「のど」を酷使するという方も少なくありません。趣味でも仕事でも、肝心な時に声が出なくなってしまっては困りますよね。
    普段からのケアはもちろん、使いすぎて調子が落ちてしまった時に素早く回復させなければ、そのパフォーマンスに支障が出てしまいます。
    のどを消耗させない、守る、素早く回復させるための内服薬やトローチ、入浴剤まで様々なアイテムを駆使して、大切な「のど」の調子を守りましょう。

  • 二日酔い対策

    二日酔い対策

    二日酔いはアルコールが代謝されて発生するアセトアルデヒドという物質が原因です。本来はこのアセトアルデヒドから酢酸に代謝されて無毒化されますが、お酒を飲みすぎることで肝臓の処理が追いつかず解毒されないまま体内に残り二日酔いの状態になります。お酒の処理には大量の水も必要です。体内の水分の循環を改善する漢方薬や肝臓の機能を助けてアルコールやアルデヒドの分解を促す医薬品などがあります。飲む前、飲んだ後の少しの工夫で二日酔いを楽にすることができます。また、頭痛や吐き気などの翌日のキツイ症状を緩和するために、二日酔い対策の薬やサプリメントだけでなく、お酒を飲んだら水もたくさん飲みましょう。

  • 救急箱を準備しておきたい

    救急箱を準備しておきたい

    必要な時に、必要なものが入っていると助かるのが救急箱。一口に救急箱と言っても、その大きさも中身も、家族構成や持病や生活習慣などによって微妙に変わってくるものです。自分の家族・家庭にとって必要なものを選択し、家族の誰もが安心して使える救急箱を作りましょう。困った時に家にあると助かる医薬品や衛生材料などをピックアップしました。期限切れの可能性もある置き薬となるので使い切りやすい小包装のものを選び、結果的に捨てる可能性もあるので似た効果や内容でお安い医薬品もご紹介しております。また、すでに救急箱を備えている方も、この機会に医薬品の使用期限を確認してみてはいかがでしょうか。

[関連カテゴリー]

ページトップへ