2021年12月08日
床や地面の温度が下がる冬は、足先に冷えを感じることも多くなります。
そんなときに頼りになるのが、靴下に貼ったり、靴の中に入れたりして使える「足もと用カイロ」です。このページでは、使い方や用途に合った選び方と併せて、「熱すぎる」「温まらない」といった困ったときの解決方法も紹介します。
足用カイロには大きく分けて3つ、「靴下の足裏に貼るタイプ」「足の甲に貼るタイプ」「靴の中に入れるタイプ」があります。それぞれどういう特徴があるのか、使い方と一緒に説明していきます。
靴下やタイツ、ストッキングなどの足裏に貼って靴を履いたときに使用するタイプのカイロです。直接肌に貼っては使えません。つま先サイズ、足裏全体サイズなど、大きさのバリエーションがあります。薄型で防臭・消臭効果のあるタイプもあるので、蒸れによる足のニオイも気になりません。
使い方は、靴を履く直前に外袋から取り出し、剥離シートを剥がして靴下(足の裏側)に貼って靴を履きます。通常のカイロのように揉む必要はありません。少ない酸素でも温まるような設計になっているため、貼ってすぐに靴を履かないと、熱くなりすぎてしまうことがあるので注意しましょう。
足の裏ではなく足の甲に貼るタイプもあります。足裏に貼ると歩き心地が気になる、靴が窮屈に感じるという方は、足の甲に貼るタイプを試してみましょう。直接肌には貼れませんので、靴下やタイツ、ストッキングなどの上から貼って使用します。
足の甲は温かさを感じやすいので、足裏タイプよりも発熱が緩やかになるよう設計されています。そのため、足裏に貼っても発熱しづらくなっています。
中敷のように靴の中に入れて使用するタイプのカイロです。靴下に貼るタイプ同様、つま先サイズ、足裏全体サイズなどの大きさのバリエーションがあります。靴の中でカイロがずれないように、裏側(靴側)には滑り止め加工がされているものもあります。靴下に貼るタイプと同様に、薄型で防臭・消臭効果のあるタイプもあります。
使い方は、靴を履く直前に外袋から取り出し、滑り止めのある側を裏にして靴の中に入れます。靴下に貼るタイプのカイロ同様、外袋から取り出したカイロは揉まずに使用してください。
その他、足首や手首に巻いて使えるカイロもあります。靴下の上から足首に巻くと、じんわり足全体を温めることができます。
サイズや貼る場所ごとに種類豊富に展開している足用カイロ。足のどの部分を温めたいのかはもちろん、その日の予定も考えながら好みのものを選んでみましょう。
デスクワークなど座り仕事をしていると、血流が滞ってつま先が特に冷えることがあります。そんなときは、「つま先部分の靴下に貼るタイプ」を試してみましょう。つま先だけのタイプならパンプスなどを履いてもゴワゴワし過ぎないので、お仕事のときにも使えます。
靴の中に入れるタイプのつま先サイズもあり、パンプスに入れやすい薄型もあります。
いつも足先が冷たいという方は「つま先タイプ」から試してみてそれでも改善しなければ別のタイプを試してみるのもいいでしょう。
つま先だけでは冷えをカバーできないときは、「足裏全体に貼るタイプ」がいいでしょう。つま先からかかとまである大判タイプなので、足裏全体からしっかり足元を温めます。
少しゴワゴワするので、いつもの靴では歩きにくく感じることも。大きめのスニーカーやウインタースポーツ用のブーツなどと合わせて使いましょう。
薄手の中敷タイプなら、貼るタイプと比べて長時間歩くときでも足裏に違和感がありません。
また、お呼ばれして座敷に上がる日など、ちょっと靴を脱ぐ機会があるとき、足裏にカイロが貼ってあると少し恥ずかしいですよね。靴の中に入れるタイプのカイロは、普通の中敷と見た目は変わらないため気になりません。
中敷きが入らない・歩きにくくて使いたくないといった場合は、ストッキングや靴下の色に近い靴下に貼るタイプのものを使用すると良いでしょう。
足用カイロは靴を履くときに使用できるものが多いですが、室内で使える足用カイロもあります。「室内用の足の甲に貼るタイプ」なら、自宅仕事や家事をするときなどに使えます。スリッパなどの防寒アイテムと一緒に使うといいでしょう。家用のモコモコとした靴下に貼ると、剥がすときに毛が抜けてしまうこともあるので注意しましょう。
足用カイロを使うと靴の中の温度が上がって蒸れやニオイが気になることも。そんなときは「防臭・消臭成分が配合されているタイプ」を選びましょう。防臭・消臭成分と一緒に、ソープの香りなど香料が配合されているものもあります。
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カイロは酸素と反応して発熱します。足用は少しの酸素でも発熱する設計ですが、温まらない場合は酸素が足りないのかもしれません。長靴やロングブーツなど足元が外気に触れにくい靴などは特に温まりにくく感じることも。温まらない場合は、一旦靴を脱いで空気を入れてから履くと発熱が進み温かくなります。
靴の中に入れる中敷タイプの足用カイロを、靴を履いた瞬間から温かい状態で外出したいときには、カイロを入れて1~2分程度置いてから靴を履くといいでしょう。
靴を履いた状態で使う設計なので、空気に触れる時間が長いと熱くなり過ぎてしまうことがあります。特に靴下に貼るタイプは、外袋から出して貼ったらすぐに靴を履き、靴を脱いだときには剥がすようにしてください。
また足裏用と足の甲用では、温かくなる設計が異なります。足の甲のほうが暖かさを感じやすいため、穏やかに発熱します。そのため足裏用を甲に貼ると熱過ぎると感じてしまうのです。決められた用途以外の場所に使わないようにしましょう。
また中敷タイプは、靴を履いていない状態で靴の中に長時間放置すると、カイロの温度が上昇して膨らむことがあります。再び靴を履くときに熱くなりすぎている場合もあるので気を付けましょう。
正しく使っていてもストッキングが薄手の場合は、熱く感じることがあります。厚手の靴下やタイツなどと使いましょう。また低温やけどをおこす可能性もあるため、熱いと思ったらすぐに使用をやめましょう。
足用カイロは商品によって持続時間が異なります。通常のカイロよりも短いものが多いですが、中には長時間持続する商品もあります。靴を履く時間に合わせて選ぶと、途中で取り替える手間が省けたり、靴を脱いで熱くなり過ぎてしまうというトラブルを防げます。
気になる足の冷えを温めてくれる足用カイロは、冬の冷え対策の強い味方になってくれます。ただし、使い方を間違うと高温になり危険なので、それぞれの商品の使用上の注意点をしっかり確認して、室内用以外は必ず靴の中で使ってください。正しい使い方をして、寒い冬も冷えを気にせず足もとポカポカで過ごしましょう!
「気がつかないうちに重症化!「低温やけど」の対処法と注意点」の記事はこちら
2021年12月8日更新
2014年2月25日作成
むくみ
むくみ(浮腫)は血管の水分が血管外の細胞間に溢れ出して腫れる現象です。むくみは内臓疾患(心臓、肝臓、腎臓など)のサインであることも多いため、これらの可能性が疑われる場合には早期に医師の診察を受ける必要があります。
内臓疾患によらないむくみは水分・塩分の摂りすぎや長時間同じ姿勢でいることなどで発生します。医療用医薬品では主に利尿剤が使用されますが、一般用医薬品では漢方薬や強心剤、食品としてのお茶の利尿効果を利用するなどの対処になります。
カラダの疲れ
スポーツなどで体を動かしたときはもちろん、日々の仕事や家事、ストレスなどから生じるカラダの不調。睡眠や栄養をとり体を十分に休めれば治る症状ですが、忙しくそんな余裕もない方も多いはず。滋養強壮のお薬といっても即効性のあるもの、じっくり飲んで疲れにくいからだ作りをするものなどさまざま。自分にあった疲れ対策商品を利用して、回復の手助けをしてあげましょう。
打ち身・あざ
打ち身とは、物にぶつかったり叩かれたりなど強打することで筋肉が損傷を受けることを言います。この損傷が皮膚に近い部分で起こると、内出血が見えて青あざなどになります。主な症状は痛み・炎症・腫れなどで、一般的には余計な手は加えず安静にすることで治ります。痛みや腫れが強い場合は骨折している可能性もあるので注意が必要です。
痔疾(ぢ)対策
出血に痛み、悪化してくると外部に飛び出してくる(脱肛)など、痔というものはとにかく辛いものです。
しかも羞恥心が強く働くことから市販薬を買うことや肛門科の専門医を受診するハードルが高く悪化しやすいという特徴があります。
痔(ぢ)は日本人のおよそ3人に1人、特に20代30代に多くなっています。男性に多いイメージですが性差はほとんどないと言われており、決して特別な病気ではないのです。
対応が早ければ市販の座薬や軟膏、入浴の際の温熱療法などで比較的軽症で済むことも少なくありません。
その一方で、対応が遅れて悪化した場合には医療機関の受診が必須となり、状況によっては手術や入院を要することになってしまいます。
痔の悪化は痛みが非常に強く生活そのものに大きな影響を与えます。通販であれば顔を合わせずに市販の薬を購入し、躊躇なく初期対応に踏み出すことができます。
筋肉痛
筋肉痛は激しい運動などによって筋肉に過度の負荷がかかって破断した筋繊維が回復する際に現れます。運動の直後は筋肉が熱を持っているので冷やし、筋肉が回復期に入って痛み出したら温めて回復を促します。基本的に放置することで痛みも消失しますが、血行を促進させたりビタミンB1を摂取することで回復が早くなります。痛みが激しいときには内服の鎮痛剤を使うこともありますが、回復が遅れる傾向にあるため一般的には使用しません。
腰痛・肩痛・神経痛
腰痛や肩痛にはぎっくり腰をはじめとした急性の痛みと、冷えや長時間の緊張などが原因の慢性の痛みに分けられます。原則的に急性の痛みは冷やし、慢性の痛みは温めることで軽減できます。腫れなどの炎症は急性期の方が強いですが、急性・慢性ともに現れます。
急性の痛みに対しては発生直後は氷で冷やしたり、消炎鎮痛効果のある医薬品を使うことで症状が軽くなります。
一方、慢性の痛みは温熱療法や血行の改善、漢方薬などが治療・対策のメインとなります。
神経痛は通常保護されているはずの神経が何かに触れることでしびれや痛みを発するもので、その代表的なものがヘルニアです。神経痛は露出して傷んでしまった神経を修復しつつ、再発させないためにサポーターで補強するなどの対策が必要になります。
関節痛
関節痛には主に「変形性関節症」と「関節リウマチ」がありますが、このページでは変形性関節症に起因する関節痛のみを取り上げます。
変形性関節症は加齢や無理な運動・負荷によって関節内の軟骨が摩耗することで変形し、その結果痛みを発します。擦り減ってしまった軟骨は通常元に戻らないため、症状が軽いうちからの対応と予防が重要です。また、体重がひざ関節に与える負担というものは非常に大きいものなので、ダイエットによる体重減少も大きく寄与します。
電子機器の使用による不調
原因不明の目の疲れや渇き、頭痛、肩こりなどに悩まされていませんか?
実はその症状はパソコンやスマホ、タブレットなどの画面(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使った長時間の作業によりおこる、いわゆる『VDT症候群』かもしれません。
VDT症候群の症状は目の疲れや充血、渇きに始まり、その後悪化していくとひどい頭痛、肩こりなどを引き起こします。また、自律神経のバランスを崩し、肉体的にも精神的にも不安定になることがあるため、手遅れになる前の対策が必要です。
こちらではVDT症候群の症状を軽減する商品をご紹介いたします。
※VDT作業環境の整え方に関しては、厚生労働省の『新VDT作業ガイドライン』のポイントを参考にしてください。
熱中症を予防したい
熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かないことによる障害のことをいいます。近年、家庭で発生する高齢者の熱中症が増えており、高齢者では住宅での発生が半数を超えています。熱中症を予防するには「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。一度に摂取するのではなく、こまめな水分・塩分(ナトリウムなどのミネラル)の補給を心がけましょう。
花粉症をラクにしたい
花粉症の代表的な原因としてスギ花粉があげられます。ここ数年は少ない年でも人間の感受性の上限ほどの量が飛散しており、量が多い少ないというのは症状の重さとは関係なくなってきています。
花粉症は早期からの準備によってその症状をかなり軽減することができます。症状が出る前からの準備として、内服・点眼・点鼻薬を1月下旬から始めておくと効果的と言われています。症状が出始めたらお薬は継続しつつ、マスクやゴーグルなどで物理的に花粉の侵入を防ぎましょう。
虫よけを効果的に使いたい
気温が高くなると増えてくる、不快な害虫たち。蚊に刺されると強烈なかゆみと腫れに襲われますが、それだけにとどまらず、病原体を運んできてしまうことがあります。近年、そういった事例も増えており、その被害も無視できなくなってきたため、効果の高い虫よけの開発が急ピッチで進められてきました。2017年もマダニによって媒介される『ダニ媒介脳炎』によって死者が出ています。虫よけをうまく活用し、自分自身を害虫から守りましょう。
虫よけには様々なタイプがありますが、ムラなく塗り広げること、こまめに塗りなおすことが重要なポイントです。
衣替えのコツが知りたい
日本の四季に合わせるとそれぞれの季節に合った衣類を長期間保管する必要があり、衣替えというタイミングがやってきます。大切な衣類を長く愛用するためには長期保管中の虫食いや湿気対策など、しっかりとお手入れをすることが大切です。衣替えコツは、晴れて空気が乾燥した日に行うこと。湿気が多い日に行うと、カビの原因になることがあります。保管時のコツとして防虫剤の配置があります。防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がることに留意して配置しましょう。
のどのケアをしたい
歌や演説、司会などなど、趣味やお仕事で「のど」を酷使するという方も少なくありません。趣味でも仕事でも、肝心な時に声が出なくなってしまっては困りますよね。
普段からのケアはもちろん、使いすぎて調子が落ちてしまった時に素早く回復させなければ、そのパフォーマンスに支障が出てしまいます。
のどを消耗させない、守る、素早く回復させるための内服薬やトローチ、入浴剤まで様々なアイテムを駆使して、大切な「のど」の調子を守りましょう。
二日酔い対策
二日酔いはアルコールが代謝されて発生するアセトアルデヒドという物質が原因です。本来はこのアセトアルデヒドから酢酸に代謝されて無毒化されますが、お酒を飲みすぎることで肝臓の処理が追いつかず解毒されないまま体内に残り二日酔いの状態になります。お酒の処理には大量の水も必要です。体内の水分の循環を改善する漢方薬や肝臓の機能を助けてアルコールやアルデヒドの分解を促す医薬品などがあります。飲む前、飲んだ後の少しの工夫で二日酔いを楽にすることができます。また、頭痛や吐き気などの翌日のキツイ症状を緩和するために、二日酔い対策の薬やサプリメントだけでなく、お酒を飲んだら水もたくさん飲みましょう。
救急箱を準備しておきたい
必要な時に、必要なものが入っていると助かるのが救急箱。一口に救急箱と言っても、その大きさも中身も、家族構成や持病や生活習慣などによって微妙に変わってくるものです。自分の家族・家庭にとって必要なものを選択し、家族の誰もが安心して使える救急箱を作りましょう。困った時に家にあると助かる医薬品や衛生材料などをピックアップしました。期限切れの可能性もある置き薬となるので使い切りやすい小包装のものを選び、結果的に捨てる可能性もあるので似た効果や内容でお安い医薬品もご紹介しております。また、すでに救急箱を備えている方も、この機会に医薬品の使用期限を確認してみてはいかがでしょうか。
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