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2022年01月05日

目も花粉症対策しよう!目薬の選び方など快適に過ごすコツも紹介

はじめに

外出時はマスクをする生活になって花粉症対策は万全…と思ったら目がムズムズ! 鼻だけではなく露出している「目」も対策が必要なのです。このページでは目の花粉症対策と、かゆいときのセルフケアなどを合わせて紹介します。

花粉症で目がかゆくなるのはなぜ?

目に花粉症の症状が現れるメカニズム

花粉症はアレルギー症状の一種であることを知っている人は多いでしょう。花粉でくしゃみや鼻水が止まらなくなってしまう鼻のアレルギー症状と同じように、目のかゆみや充血も花粉によっておこる目のアレルギー症状です。

私たちの体の免疫システムは、体内に入った花粉を異物と誤認して、身を守るために抗体を作ります。空気中に飛散する花粉が目の粘膜に付着するたびに、この抗体ができて蓄積されます。蓄積量が一定レベルに達すると、アレルギー誘発物質であるヒスタミンなどを放出。これらが目の神経や血管を刺激して、目の花粉症トラブルを引き起こすのです。

花粉症でおこる目のトラブル

ヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が目の知覚神経を刺激すると、目のかゆみとなって現れます。その他、充血や涙、目のゴロゴロとした違和感が、花粉症による目のトラブルとして主に現れる症状です。目そのものに限らず、まぶたや目のふちが腫れてかゆくなることもあります。目がかゆいからと、まぶたをゴシゴシこすったり、ふちを掻いたりするとさらにかゆさを感じるのは、目の周囲も花粉症のアレルギー症状が出ているからです。

目は直接外気に接しているため、花粉が入りやすく、アレルギー症状が出やすい場所。さらに目の粘膜には毛細血管などが多く炎症を起こしやすいため、花粉症対策をしっかりと行う必要があります。

市販の目薬やメガネで花粉対策

マスクのように覆うのが難しい「目」の対策には、目薬やメガネを取り入れてみましょう。

市販の目薬を選ぶポイント

目のかゆみや炎症といった症状を引き起こしているのは、ヒスタミンなどのアレルギー物質のため、それらの放出を抑えて症状を緩和する「抗アレルギー成分」が配合された点眼薬や、ヒスタミンの働きを鈍らせて症状を和らげる「抗ヒスタミン成分」が配合された点眼薬を選ぶといいでしょう。花粉の飛散が始まる前から予防として使える「抗アレルギー成分」配合の点眼薬もあります。目の充血やなみだ目を引き起こす炎症を緩和させる「抗炎症成分」配合の点眼薬や、目を保護する「角膜保護成分」配合の点眼薬も花粉症対策にいいでしょう。

市販の薬は、病院で処方される薬に比べて効き目がゆるやかな傾向にあります。数日使用して症状が改善しない場合は、病院を受診しましょう。

また、コンタクトレンズを使用しているときは、コンタクトレンズ専用の目薬を選んでください。目薬に入っている防腐剤は、ソフトコンタクトレンズを変形させてしまうことがあります。ソフトコンタクトレンズを使用している人は、必ず着けたままでも点せる目薬なのか確認してから使いましょう。

メガネで花粉症対策

涙は花粉やごみを洗い流す洗浄作用がありますが、コンタクトレンズをしているとうまく涙が流れずに、花粉が目に付着したままになってしまいます。コンタクトレンズからメガネに切り替えることも花粉症対策の一つです。花粉の時期にコンタクトレンズを使用するときは、レンズに花粉や目やになどが付着して汚れやすくなるので、毎日清潔なものが使える1DAYタイプのものがいいでしょう。かゆみや不調を感じるときは、眼科医に相談の上、短時間の装用も検討してみましょう。

また、メガネは裸眼に比べると花粉をガードできるため、視力のいい人も伊達メガネやサングラスを取り入れてみましょう。
より対策をしたい場合は、メガネのふちに「フード」と呼ばれるフレームが付いた、花粉の侵入を抑えられる花粉症対策用のメガネもあります。フード部分のみ取り外しできるものもあるので、室内では通常のメガネとして使うことも可能です。

メガネを快適にかけるコツ

マスクをしてメガネをかけると、レンズが曇ってしまうという方も多いと思います。そんなときはマスクの内側上部にティッシュを折りたたんで入れてみると、曇りにくくなります。また、マスクはノーズワイヤーのあるものを選び、しっかり鼻の形にワイヤーを整えてから使うことで、フィット感が増して曇りも軽減。顔にしっかり沿う立体型のマスクも曇りにくい傾向にあります。

市販の曇り止めスプレーを塗布したり、曇り止めコートが施されたメガネを選んだりするのも良いでしょう。

目がかゆいときのセルフケア

人工涙液で目を洗う

目を洗って花粉を洗い流すことは、目のかゆみを引き起こす花粉症対策に効果的です。しかし、水道水は塩素などによって目を傷つけてしまうためNG。涙の成分と近い、人工涙液で目を洗うといいでしょう。防腐剤不使用のものならばコンタクトレンズを装着しているときにも使えます。

目の周りを洗う、拭う

目そのものだけではなくまつ毛や目の周りにも花粉が付着し、それらがかゆみの原因になっていることがあります。ムズムズするときは、柔らかい布を湿らせて目の周りを拭うのもいいでしょう。また帰宅したらすぐに洗顔をして、目や顔に付いた花粉を落とすこともかゆみ対策になります。

目を冷やす

目がかゆいときや充血しているときは、冷やすことで落ち着きます。冷たい水で絞ったタオルや、保冷剤を包んだハンカチなどを目に当ててみましょう。まぶたや目の周りのかゆみがひどいときは、花粉による皮膚炎をおこしているケースも考えられますので、皮膚科の受診を検討してください。

空気清浄機や加湿器を使う

花粉に対応した空気清浄機は、室内の花粉の浮遊を減らします。花粉の時期は稼働させるようにするといいでしょう。また、乾燥した室内では花粉が舞いやすくなるので、加湿器で室内を適度な湿度に保つようにしましょう。
加湿器の稼働はドライアイの予防にもなります。ドライアイの状態は、涙が少なくなって目に付着した花粉が流されにくくなり、アレルギー反応が起きやすい状態です。花粉症を発症しやすくなるドライアイを予防するためにも、適度な湿度を保つようにしましょう。

おわりに

花粉症の時期は目に負担がかかっていますので、パソコン作業の時間を短くしたり、睡眠をしっかりとったり、目をいたわるように心がけたいですね。かゆみが治まらないときや、市販の薬で症状が改善しない場合は、眼科や皮膚科を受診してください。つらい花粉シーズン、目への対策もしっかり行って乗り切っていきましょう。

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