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2020年10月01日

夏バテを解消する栄養素

はじめに

暑い日が続き、なんだかだるくて食欲もわかない…そんなこの時期特有の体調不良の正体は「夏バテ」かもしれません。夏バテには栄養不足が大きく関わってきます。そこで、今回は夏バテ解消に役立つ栄養素を探っていきます!

夏バテとは?

まずは夏バテの正体を知りましょう。夏バテの症状は人それぞれですが、多くの方は体に「だるさ」「疲労感」「食欲不振」が表れ、それに伴い「集中力の低下」や「イライラ」などの症状も出てきます。

さまざまな症状に悩まされる「夏バテ」ですが、原因は夏の暑さによるもの。

人は暑くて体温が上がると汗をかいて体温を下げようとしますが、湿気が高いとうまく体温調節できず体に熱がこもってしまいます。それにより体に疲れがたまり、「だるさ」や「疲労感」として出てきます。さらに寝苦しい夜の暑さによって熟睡できなかったり、冷房の効いた屋内と暑い屋外を行き来することで、自律神経が乱れやすくなります。

食欲不振は、その疲れからくる場合も大きいですが、暑くて水分を取り過ぎたことによる消化機能の低下や、冷たいものばかり摂取したためにおこる胃もたれも原因になっています。食欲がないからといって食べやすい麺類ばかりを選ぶなど、偏った食事をしているとさらに夏バテは悪化してしまいます。

対策としてできることは、室内では温かい飲み物をとって胃を休め、寝る前にはお風呂に入るなどして質のよい睡眠を促します。熱中症にならないような軽い運動も自律神経を整えるためにいいでしょう。また、不足しがちな栄養素を食事から補いたいですね。バランスのいい食事は疲労回復にもつながります。

夏バテ対策にはこの栄養素に注目!

では実際どんな栄養素が夏バテにはいいのでしょうか。

ビタミンB1

「疲労回復のビタミン」とも呼ばれ、ビタミンB1が不足すると疲労感や倦怠感、食欲不振などが表れます。アリシンと一緒に摂ると疲労回復に役立ちます。
 ・多く含まれている食材…豚肉、落花生、ごま、ウナギ、レバー、豆腐、玄米など

アリシン

香りの強い野菜に含まれている疲労回復に役立つ成分です。ビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。
 ・多く含まれている食材…にんにく、玉葱、ネギ、ニラなど

クエン酸

柑橘類に多く含まれます。新陳代謝を活発にして疲労物質の乳酸を減らす働きがあるので、疲労回復したいときに摂ると良いでしょう。
 ・多く含まれている食材…レモン、キウイフルーツ、パイナップル、グレープフルーツ、梅干し、黒酢など

ビタミンC

皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。ストレスを和らげる働きもある栄養素です。
 ・多く含まれている食材…キウイフルーツ、ジャガイモ、カリフラワー、ブロッコリー、ゴーヤ、緑茶など

タウリン

心臓・肺・肝臓・脳などさまざまな臓器や組織に存在し、生命活動を維持するのに必要不可欠な成分です。体温や血圧を一定に保つ働きもあります。
 ・多く含まれている食材…貝類、イカ、タコなど

タンパク質

血液や筋肉などの体をつくる主要な成分です。不足すると免疫機能が低下したり、スタミナ不足になってしまいます。
 ・多く含まれている食材…肉、魚、玉子、乳製品、大豆製品など

夏バテ解消に役立つ栄養素は、普段スーパーなどで見かける食材に入っています。これらの栄養素を日々の食事に摂り入れていきましょう。

夏バテ解消にひと工夫

夏バテに良いとされる栄養素がわかっても、「食欲が出なくて食べたくない!」という方も多いかもしれませんね。でも食べて栄養を体に取り入れないと、夏バテは解消しません。いつもの夏メニューにひと工夫してみましょう。

冷たい麺類には…

暑い日でもするっと食べられるからついつい選んでしまう冷たい麺類。「ビタミン」や「食物繊維」が多い野菜をのせてサラダ麺にしたり、疲労回復に役立つ「クエン酸」が入った梅干しをトッピングしてみてはいかがでしょう。

お肉を選ぶときは…

食欲がない時は特に「タンパク質」が不足しがちです。タンパク質は肉類に多く含まれていますが、中でもおすすめなのが豚肉です。血液や筋肉などつくる成分のタンパク質と共に、疲労回復に役立つ「ビタミンB1」を摂取できます。

毎日一回みそ汁を!

どうしても食欲がわかないという場合は、みそ汁をつけてみましょう。ぐっとバランスのいい食事になります。みその原料になる大豆には、「タンパク質」が含まれていますし、具材からさまざまな栄養素を摂ることができます。

おわりに

日々の食事で疲労回復と栄養補給をして、暑さに負けない体を作っていきましょう。

2020年10月1日更新
2020年6月30日作成

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