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2018年09月25日

女性や子供の「円形脱毛症」について知ろう!

はじめに

突然、髪が地肌から抜け落ち、その跡がコインのように丸く見える円形脱毛症。こちらは男性特有の加齢による脱毛症とは別物で、女性や幼い子供でも発症します。むしろ患者は男性よりも女性の方がやや多く、さらに4分の1は乳幼児を含む15歳以下の子供たちです。一般的な脱毛症のイメージとは、異なる患者が少なくないのです。円形脱毛症は誰でも発症しうるので、ここで改めて原因や対処法などを探ってみましょう。

原因は免疫機能の異常?それとも…?

ひとくちに円形脱毛症といっても、患者によって症状はさまざまです。大まかには通常単発型(脱毛部分が1か所)、通常多発型(脱毛部分が複数)、全頭型(髪がすべて抜ける)、蛇行型(円形ではなく、髪が細長くうねるような形で抜ける)、汎発型(髪はもちろん、全身の毛が抜ける)の5つに分類されています。よく皆さんが円形脱毛症と呼んでいるものは、通常単発型になります。

有病率は推定で人口の1~2%ですが、残念ながら発症の原因はよくわかっていません。現在、有力視されているのは、「自己免疫疾患」説。つまり、何かのきっかけで免疫機能がおかしくなり、体を外敵や毒素から守っているリンパ球が、毛根を異物だと勘違い。そのために毛根を攻撃して弱らせるため、髪が抜けてしまうというのです。

ほかにも遺伝、アトピー性疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎)、精神的ストレスなどの影響も要因とされています。

ちなみに円形脱毛症患者のうち、本人がアトピー性疾患を持つケースは41%、本人もしくは家族がアトピー性疾患を持つケースが54%というデータがあります。その関連性が疑われていますので、該当者は念のために注意する必要があるかもしれません。

治療は皮膚科でじっくりと

通常、髪はシャンプー時を中心に、1日50~150本ほど抜けます。秋には抜け毛の本数が増え、なかには倍増というケースも見られますが、これは生理現象なので神経質になる必要はありません。

対して円形脱毛症の場合は、季節に関係なく髪がどんどん抜けていき、やがて地肌が露出してしまいます。また、抜けた毛の多くは、毛根が細く尖っているのが特徴的。

さらに髪と爪は構造が似ているためか、円形脱毛症患者の爪には、横筋や小さな凹みが無数にできていることもままあります。こうした部分をチェックしてみて、「おかしいな」と感じたら皮膚科を受診することが大切です。

治療にはステロイド軟膏を使うことが多いようです。症状によっては、抗アレルギー薬やステロイドなどを内服薬として飲むほか、患部に直接注射する場合もあります。

特に、ステロイド内服薬は成長期の子供には使用できませんし、糖尿病や消化器不全といったさまざまな副作用を引き起こし得ます。

また、注射は痛みを伴ううえ、針を刺した部分がへこんでしまう危険性も秘めているので、どんな治療を行うかは専門医とじっくり話し合うべきでしょう。

ただ、単発型なら自然に脱毛が治まることも珍しくなく、1年以内の治癒率は約80%ともいわれています。発症してもあまり思いつめないようにしてください。

日常生活の工夫で円形脱毛症に対処!

突然、髪が抜け落ちていることに気づいたら、そのショックは相当なものでしょう。特に患者が子供であれば、登校拒否につながりかねません。落ち込むのは当然ですが、下を向いてばかりいては、却ってストレスを大きくしてしまう可能性もあります。帽子、スカーフ、バンダナ、ターバン、ヘアバンドなどを利用して、おしゃれも楽しみつつ、上手に脱毛部分をカバーしてみてください。

スカーフや大ぶりの布

例えばスカーフなどは、大ぶりの品で頭全体をくるりと包み込むのが一般的ですが、アレンジ法はいろいろ。アフリカ人女性のファッションなどを参考に、カラフルな布地で装うのもオススメです。

ウィッグ

医療用のウィッグも種類が豊富。地肌に直接貼り付ける部分用ウィッグなども用意されています。もちろん、子供用のウィッグもあるので患部を気にすることなく学校に通う助けになりそうです。

ヘアーファンデーション

脱毛部分が小さめの場合は、地肌に塗れるヘアファンデーションを試してみてもいいかもしれません。

また、日頃からシャンプーは指の腹を使って地肌を優しく洗う、栄養バランスに気を配る、規則正しい生活を心がけるなどして、すこやかな髪が育つ土壌をつくりましょう。

おわりに

円形脱毛症は強い痛みやかゆみは伴いませんし、そもそも頭部は自分では直接見ることができません。シャンプー時の手触りでぎょっとしたり、美容室などで指摘されたりして、初めて脱毛に気づくケースも多いのです。人によっては再発を繰り返すこともあり、精神的な負担は計り知れませんが、焦らず症状と向き合いたいものです。

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  • 季節性うつ病

    季節性うつ病

    夏が終わり秋になり、過ごしやすくなるとともに日が短くなりだす頃。
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    これは決して気のせいなどではなく、季節性感情障害(SAD)という病気からくる症状です。
    季節の変わり目、特に日照時間が短くなる秋や冬に多く見られることから「季節性うつ」「冬季うつ」「ウインター・ブルー」など様々な呼ばれ方があります。(ここでは「季節性うつ病」で統一します)
    季節性うつ病はその名の通り季節によって症状が出る「周期性」と言えるものがあります。
    国や地域によって特徴がありますが、多くの国においては日照時間が短くなる10月~11月に発症し、日照時間が長くなる3月頃に回復する、といった具合で、これを毎年繰り返します。
    その症状の度合いによっては抗うつ剤の使用などの対応が必要なケースもありますが、基本的には生活習慣の注意によって症状の改善・軽減を図ることができます。
    しかし忙しい現代において生活習慣を変えるというのは簡単なことではありません。
    そこで季節性うつ病の治療の一環として、冷え性などの二次的な症状に漢方薬を使ってみるということから始めるのはいかがでしょうか。

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