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2018年06月15日

子どもだけの病気じゃない!大人も感染する手足口病にご注意

はじめに

手足口病は、夏に流行するウイルス性の感染症です。子どもに多く見られる感染症ではありますが、まれに大人が感染することもあります。これから流行シーズンを迎えるにあたって、子どもだけでなく大人が感染した場合の対処法についても知っておきましょう。

これって手足口病?手足口病ってどんな病気?

ここでは手足口病に関する基本の知識をまとめて見ていきましょう。

手足口病の主な症状

潜伏期間は3〜7日。病名のとおり、口の中・手のひら・足の裏・足の甲などに赤い斑点状の発疹ができます。また、発疹が原因で、治癒後1〜2カ月後に手足の爪が剥がれる事がありますが、新しい爪が生えて来たら元通りになります。

1〜3日程度発熱することがありますが、発症から数日程度で完治します。

手足口病の原因

ウイルス感染によって発症します。原因となるのは、主にコクサッキーウイルスとエンテロウイルスですが、このウイルスには複数の種類があるため、何度もかかる可能性があります。

流行する季節

6月〜8月にかけて流行します。7月下旬に流行のピークを迎えます。

感染経路

くしゃみなどによる「飛沫感染」・ウイルスの付着した手が触れるなどして起こる「接触感染」・便などの排泄物の中に含まれるウイルスが口に入ることによって起こる「糞口感染」があります。

患者における大人の割合

手足口病の患者は、80〜90%が5才以下の乳幼児。大人の場合はすでに原因となるウイルスの感染(不顕性感染含む)を受けている場合が多く、発症する確率は低いようです。ただ傾向としては、男性の方が発症しやすいとのこと。ただし発症した場合は、子どもよりも重症化しやすいため、注意が必要です。

「手足口病」とともに夏の三大風邪といわれる「咽頭結膜熱(プール熱)」「ヘルパンギーナ」も、ほぼ同時期に流行します。

大人が手足口病にかかってしまったら

大人の手足口病は、発疹のかゆみと痛みなども含め、子どもより重症化しやすい傾向があります。

例えば子どもの場合は発熱したとしても高熱になることは稀ですが、大人は40度近い高熱になり、関節の痛みや全身の筋肉痛を伴うことがあります。また、嘔吐や下痢、手足のしびれといった症状が出ることもあるようです。

では、大人が手足口病にかかってしまった場合の治療法についてご紹介します。

手足口病には特効薬はなく、特別な治療法はありません。大人の手足口病は、睡眠不足や疲労などによる抵抗力の低下が原因であることも多いため、安静にし、睡眠と栄養を十分にとって体力の回復を心がけましょう。

口の中の水疱が潰れて口内炎ができているため、辛いものやかたいものなど、刺激のある飲食物は避け、柔らかくてのどごしの良い、あまり噛まずに飲み込むことのできるものを食べるようにします。

痛みが強い場合は、痛み止めや粘膜保護剤(主に軟膏)、かゆみが強い場合はかゆみ止めの塗り薬などを病院で処方してもらう方法もあります。

発症後、痛みが治まるまでは10日ほどかかります。しかし水ぶくれが消えるまでには、子どもの約2倍程度である、2〜3週間程度が必要です。

手足口病の予防と感染拡大を防ぐためには

手足口病は、主に手指が接触することや、くしゃみなどの飛沫により感染するので、身の回りを清潔に保つことが予防の基本です。また、大人の場合は、子どものおむつ替えの際の便を介して感染することもあるため、小さな子供のいる家庭では十分気をつけましょう。

手足口病では、学校の出席停止・会社への出勤停止を義務づける法律上の決まりはありません。しかし、日常生活の行動を介してうつる感染症なので、周囲への感染拡大を防ぐ配慮をすることは大切です。特に子どもの多く集まる場所などへ行く場合は、医師に確認した方が良さそうです。もちろん、お子様が登園する際にも配慮が必要です。

● こまめに石鹸で念入りに手洗いをする・消毒・うがい

● 特に子どもの排泄物処理のあとはしっかりと行う

● 咳やくしゃみによる感染拡大を防ぐためマスクを着用

● 食器やタオルの共用は避ける

● 治癒後も2週間〜1カ月程度はウイルスが便や鼻水に含まれているため感染リスクがある

●手足口病のワクチン(予防接種)はない

おわりに

大人の手足口病は、症状が重くなることが多いのが特徴です。夏に乳幼児の間で流行することが多いので、小さな子供を持つ家族は特に注意が必要です。子どもから感染しないように身の回りを清潔に保つことを特に心がけたいですね。

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