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2017年03月29日

恥ずかしくて聞けない!「いびき」の原因と対処法

はじめに

男性に限らず、女性でも知らないうちに起こっている「いびき」。自分では気づかず、誰かに指摘され初めて気づく方がほとんどでしょう。まして女性なら、誰かに相談するのも恥ずかしいと悩んでしまうかもしれません。いびきをかきやすい状況を理解し、自分でもできる対処法をご紹介します。

いびきの原因は?

いびきとは、睡眠時の呼吸による雑音のこと。寝ているときは舌や喉の周りの筋肉も緩むため気道が狭くなり、空気が通るたびに周囲の粘膜が震えて音を出してしまいます。自分のいびきの原因を知り、対応することが大切です。

風邪・飲酒・疲労などの一時的なもの

いずれの場合も気道が狭くなり、取り込む空気量が減って口呼吸をしやすい状態になっています。ただこれらの一時的ないびきの場合は、それぞれの原因を取り除けば解消できるので健康面での心配はありません。

肥満によるもの

喉の周囲に脂肪がついて圧迫され、呼吸しづらい状態を作ってしまいます。見えない部分にも脂肪はついているのです。

花粉症やアレルギー性鼻炎

炎症により鼻部分の気道が狭くなり、鼻がつまってしまいます。そのため口呼吸になりやすく、いびきの原因に。

このように、いびきは様々な原因 から引き起こされるのです。また、男女ともにいびきの原因は同じですが、その要因が少し違っているようです。

いびきをかくのは顎が小さい方が多いという傾向にあるようですが、特に女性はこの割合がおおいようです。さらに40~50代を過ぎると、女性ホルモンが減少するために、のどの状態が変化することがあります。たとえば、舌を支える筋肉が落ちたり、加齢によって気道の筋肉が衰えるのです。そのため昔はいびきをかいてなかったのに、最近いびきをかくようになったという中年女性もいます。

自分でできることから始めよう

お酒を飲んだなど原因がハッキリしている場合はともかく、自分でいびきの原因を特定することはできません。

では、どうすればいいのでしょうか。もちろん、最善は耳鼻咽喉科を受診することですが、すぐにはいけないという方に、普段の生活の中で自分でもできる対処法をいくつかご紹介します。

横向きに寝る

仰向けで寝ると重力で気道が狭くなるため、横向きに寝るように意識しましょう。仰向けになりにくくするために、枕の下にタオルや本を入れて傾斜をつけたり、毛布やクッションを背中に置いたりするのもいいでしょう。

肥満気味の方は減量する

太ると、喉の周囲など見た目にはわかりにくい体の内側にも脂肪がつきます。いびきや病気につながる原因になるので、太り過ぎには注意しましょう。

寝酒を控える

お酒を飲むと喉の筋肉が緩み、気道が塞がりやすくなります。鼻づまりも起こしやすいので、寝る前のお酒は飲み過ぎないようにしましょう。

寝室の湿度を整える

部屋が乾燥していると、鼻がつまりやすくなりいびきを悪化させてしまいます。乾燥している時期は加湿器を置いたり、枕元に濡れタオルを置いたりして湿度を調節しましょう。

いびき防止グッズを使う

ドラッグストア等では、いびきを防ぐためのグッズが増えています。口を開かないように止める「口閉じテープ」、鼻腔を広げて鼻通りをスッキリさせる「鼻腔拡張テープ」、歯を固定して口呼吸を抑える「マウスピース」などを使い、睡眠中も鼻で呼吸することが大切です。自分に合ったタイプのグッズを試してみましょう。

病気の危険信号になる場合も!

慢性的ないびきや家族に迷惑をかけるほどの騒音になるときは、放置してはいけません。体のどこかがトラブルを抱えている可能性もありますので、早めの受診が必要です。

病気が原因で起こるいびきの中で特に注意したいのは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」。睡眠中に呼吸が止まったり、止まりかけている状態が何度も繰り返される病気です。眠りが浅くなるため、日中にひどい眠気や疲労感を感じたり、集中力や記憶力が低下してしまいます。心疾患や高血圧などの合併症を起こすケースもあります。

そのほか、鼻が曲がって鼻呼吸に悪影響を起こす「鼻中隔彎曲症」、鼻の粘膜が炎症を起こす「肥厚性鼻炎」、鼻の粘膜がポリープ状になる「鼻茸症(鼻ポリープ)」、急性扁桃炎を繰り返す「習慣性扁桃炎」など、無呼吸にならないいびきでも病気が隠されている場合があります。

おわりに

いびきは周囲に迷惑をかけるだけでなく、睡眠の質を下げてしまうものです。そのため、眠っても疲れが残ったり、頭がボーッとしてしまったり、肌荒れにも影響があります。いびきによる睡眠不足で健康や生活に支障をきたす前に、できることから改善していきましょう。

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