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2015年09月07日

風邪かな?と思ったら...初期段階にできる対策5つ

はじめに

風邪が悪化してしまうと、学校や仕事を休まなければいけなくなります。こじらせてしまえば、治りも遅くなりいろいろと支障が出るものです。

風邪の初期段階で対処すれば、そんな事態も避けられるでしょう。ここでは、風邪の初期段階にできる5つの対策について紹介していきます。

「風邪」ってどんな病気なの?

風邪とはどんな病気なのでしょうか?

風邪は鼻やのどといった上気道の急性の炎症の総称です。ウィルスが粘膜から感染して炎症をおこすので、くしゃみや鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳やたん、発熱などの症状を引き起こします。

風邪の原因

通常は鼻やのど、気管、肺などの呼吸器は、常に外気に触れていますが、空気中のウィルスや細菌を取り込まないように防御機能が働いています。しかし風邪をひく時は、鼻やのどがウィルスなどの微生物に感染して起こります。
風邪をひいた時、原因となるウィルスは様々ですがライノウィルスやコロナウィルス、RSウィルスによるものが多く、複数のウィルスに同時に感染していることもあります。

体が風邪を治そうとしてウィルスと闘っている間、免疫の働きが活発になり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を引き起こすのです。

風邪の種類

●せきやたんなどの呼吸器症状
鼻水・鼻づまり・くしゃみ・せき・たん・のどの痛み
※のどの粘膜に炎症が起こり、咳やたんで異物を外へ出そうとして起こります。

●発熱や頭痛などの全身症状
ウィルスの侵入により体に異変が起こっていることを知らせることと、体を治そうと免疫が活発になっているサインです。食欲不振・寒気・だるさなどの症状があります

● 二次感染に注意!
2〜3日たっても症状が改善しない場合、二次感染を起こしている可能性があります。以下のような症状が出たら、すみやかに医療機関を受診しましょう。
・ 激しい咳・膿状のたん・・・気管支炎の疑いがあります
・ 高熱・胸の痛み・激しい咳・呼吸困難・・・肺炎の疑いがあります
・ 耳の痛み・耳だれ・・・中耳炎の疑いがあります

インフルエンザも鼻水やのどの痛みなど風邪と似たような症状があります。しかしインフルエンザウィルスは風邪のウィルスとは異なり、肺炎などの重い合併症を引き起こすこともあるので、別の病気と捉えておきましょう。風邪の症状に加えて、38℃以上の急な発熱や関節痛・筋肉痛などがあらわれたらインフルエンザの可能性があります。すみやかに医療機関を受診しましょう。

漢方の考え方だと、風邪は風寒型と風熱型の2種類に分けられます。

○風寒型
ぞくぞくと寒気がするもので、背筋が寒い、手足が冷える、頭痛、首筋、肩が凝るなどの症状。

○風熱型
喉がカラカラし体が熱っぽくなるのが一般的です。寒気はあまりなく、喉が痛くなったり乾いたりしがちです。鼻水や黄色いタンなど炎症の症状が中心です。体内に熱が溜まっているので、外へ放出する必要があります。

風邪の初期段階でできる対策5つ

のどに違和感がある、鼻がむずむずするなど、風邪の引き始めが疑われる段階で対処すれば本格的に風邪にならないうちに治すことができます。具体的にどのような対処をすればよいのか見ていきましょう。

十分な睡眠をとる

安静にしてあたたかくし、ゆっくりと休養することが大切です。 風邪に限らず全ての病気に共通することですが、ウィルス感染は免疫力の低下によってそのリスクが増大します。風邪のひきはじめは、免疫力が下がった状態であることが多いもの。 まずは十分な睡眠時間を確保することが最優先です。

水分補給

風邪に限りませんが、発熱した状態にあると、水分がどんどん体内から失われて脱水状態になりやすくなります。脱水も免疫力低下を招き、風邪を長引かせますので、意識的に水分を補給するように心がけましょう。その場合は、室温の水、冷やしすぎないスポーツドリンクや経口保水液をチョイスしましょう。

手洗い、うがい、鼻うがい

ウィルスの二次感染による風邪の重症化を防ぐためにも、風邪をひいてしまった後も手洗い・うがいを丁寧に行うことは大切です。殺菌作用のあるハンドソープやうがい薬を使うとさらに良いでしょう。 鼻の粘膜からのウィルスの侵入を防ぐための鼻うがいも有効です。

必要な栄養を摂る

細菌やウィルスと闘うために免疫力や抵抗力を高めることが大切です。

免疫力をサポートするタンパク質や鉄、亜鉛、銅などのミネラル、ビタミンA・C・Eを摂るようにすると良いでしょう。鼻の粘膜にはウィルスの侵入を防ぐ役目がありますが、ビタミンAはその粘膜を作る元になります。ビタミンCは、皮膚や血管をビタミンEは酸化を防ぎ血管を保護するなどそれぞれの働きがあります。これらをうまく組み合わせて摂るようにします。ただし、ビタミンAの摂りすぎには注意してください。

栄養価が高く、消化が良い食事がおすすめです。体調がすぐれないと凝った料理を作るのは難しいので、塩や味噌味のシンプルで体の温まる煮込み料理を多めに作っておくと安心です。
他に体の代謝を促すビタミンを多く含む野菜や果物も積極的に摂るようにしましょう。

体を温める

風邪のひきはじめには、特に注意して体を温めてください。どうして温めが大切なのでしょうか? 身体が冷えた状態にあると、栄養素の分解・解毒などの働きがあり、身体の生命維持に大切な役割を果たす「酵素」の働きが弱くなってしまいます。また、血流も悪くなります。その結果、体内に老廃物がたまりやすくなるため自然治癒力が弱まってしまい、風邪を長引かせる原因になるからです。

自分に合った方法で、体を効果的に温めてあげましょう。
・衣類による十分な防寒(靴下、マフラー、帽子など)
・使い捨てカイロ
・じっくりお風呂または足湯
・湯たんぽ
・食べ物、飲み物は温かいものを

【風邪におすすめの食事】

・あんかけうどん:卵でとじたあんかけ汁にすりおろし生姜と長ねぎのみじん切りをかける。
・豚汁やミネストローネなどのスープ:ビタミン豊富な野菜を一度にたくさん摂ることができます。
・鶏レバーの甘辛煮:隠し味で生姜を添えて。
・ポトフなどの煮込み料理:ソーセージの代わりに鶏のささ身を使うと高タンパクで消化も良い。
・野菜や果物のジュース、スムージー

【からだを温める食材・飲み物】

・ニンジン・カボチャ・タマネギ・レンコン・ゴボウ・ジャガイモ・自然薯・玄米・鮭・納豆・キムチなど
・ショウガ湯・ショウガ紅茶・ココア・黒豆茶

日頃からできる風邪予防

風邪の初期の対処法をご紹介しましたが、できれば普段から予防を心がけ、風邪をひかないようにしたいものです。日頃からできる予防法をご紹介します。

帰宅したら手洗い、うがいをする

基本的なことですが、帰ったら手洗いとうがいをすることは大事です。外出先ではつり革やドアなど様々な場所を触るため、手から感染が起こることが多いのです。

規則正しい生活

普段から食事をキッチリと摂り、栄養バランスの良い食事を普段から摂るように心がけましょう。 脂肪分の多い食事は免疫機能を鈍らせる傾向がありますので、ジャンクフードをはじめとしたオイリーな食事は控えたいものです。また、ストレスや過労を避けることが大切です。睡眠不足にならないようにし、リラックスすることも大事です。

部屋の乾燥を防ぐ

風邪は空気が乾燥した所でより蔓延します。部屋の湿度が40%以下になると、空気中にウィルスが長時間漂うことになり、風邪を引きやすい状態になります。加湿器を使うなどして乾燥を防ぎましょう。

マスクをする

呼吸によって外部からの細菌やウィルスがのどに入り込んでくる可能性が高くなり、風邪にかかりやすくなります。ウィルス感染・口腔の乾燥を防ぐために、マスクを着用することも風邪予防につながります。

おわりに

日ごろから風邪を寄せ付けない習慣を身に着けて、風邪を悪化させないようにしていきましょう。

2018年11月19日更新

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