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2014年10月01日

試験に持って行こう!急な腹痛に対処するための下痢止めの選び方

はじめに

朝夜が冷え込む冬は、お腹をくだしたり、お腹の調子が悪くなったりすることが増えますよね。特に「試験中にお腹が痛くなったらどうしよう・・・」「お腹が心配で大事な会議に集中できない・・・」など、大事なシーンでの腹痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、このような不安を和らげてくれる「急な腹痛に対処するための下痢止めの選び方」をご説明します。

下痢止めの種類

1.「口の中で溶かして飲むタイプ」

≪概要≫

口の中で溶かして服用できるタイプの下痢止めです。水なしで飲めるので、いつでもどこでも使うことが出来ます。また、効き目が早いので、すぐに症状を抑えたいときにおすすめです。

飲み方・タイミング

下痢の症状を感じた際に、用量を噛み砕く、あるいは口の中で溶かして服用します。服用間隔や服用回数は添付文書等の記載に従います。

下痢止めは酔い止めとは異なり、予防薬として使うことはできません。症状が出たときに服用するようにしましょう。

2.「水などで服用するタイプ」

≪概要≫

水またはぬるま湯で服用する、錠剤タイプの下痢止めです。錠剤は徐々に溶けていくので、早く効かない代わりに、長い時間効果を持続させることができます。

飲み方・タイミング

食後に、水またはぬるま湯で服用します。

要因別に選ぶ!下痢止めの選び方

急な腹痛を伴う下痢の要因

急な腹痛を伴う下痢の要因としては、次のようなものが挙げられます。

1.食あたり、水あたり
2.食べすぎ、飲みすぎ
3.お腹の冷え
4.ストレス
5.アレルギー
6.感染症
7.薬の副作用
これらの主な原因としては、1は細菌等が出す毒素によるもの、2~4はそれらの刺激により腸管の運動が過剰になったことによるものと考えられます。

1の場合に適する薬

殺菌成分や収れん成分などが配合された下痢止め薬が適します。

殺菌成分として挙げられるものは

クレオソート
ベルベリン塩化物
タンニン酸ベルベリン
アクリノール
などで、収れん成分は

タンニン酸ベルベリン
タンニン酸アルブミン
などが挙げられます。

2~4の場合に適する薬

腸管運動抑制成分や収れん成分などが配合された下痢止め薬が適します。

腸管運動抑制成分には

ロートエキス
ロペラミド塩酸塩
などがあります。

その他の場合

5~7の場合や、発熱を伴う場合、便に血が混じっている、症状が激しいなどの異常がある場合は、感染症や重大な病気が疑われますので、無理に下痢を止めるのではなく、すみやかに医療機関を受診してください。

オススメアイテム

突発性の下痢・痛みを伴う下痢に

「ストッパ下痢止めEX(ライオン:第2類医薬品)」

ストッパ下痢止めEXは一粒が小さく、口の中ですぐに溶けるので飲みやすい下痢止めです。通勤中など、いつでもどこでも水なしで服用できます。

また、ロートエキスとタンニン酸ベルベリンが配合されており、プレッシャーによる下痢や、食べ過ぎ等の消化不良による下痢から食あたりまで広く効果があります。

突発性の下痢や痛みを伴う下痢にオススメです。小中学生用もあります。

食べ過ぎ・飲み過ぎ・寝冷えによる下痢に

「トメダインコーワフィルム(興和:第2類医薬品)」

トメダインコーワフィルムは、薄いフィルム状の製剤で、口の中ですぐに溶け、水なしで服用できます。

食べすぎ、飲みすぎや寝冷えによる下痢に優れた効きめを現すとされているロペラミド塩酸塩を配合しています。

かさばらない薄型の製剤・包装ですので、財布や定期入れなどに挟んで携帯しても良いですね。

ただし、15歳未満は服用できません。

食べ物・飲み物による軟便・下痢に

「正露丸(大幸薬品:第2類医薬品)」

正露丸は100年以上前から使用されている常備薬です。

天然成分のクレオソートは、腸の運動を止めることなく腸内の水分バランスを調整し、お腹に作用します。特に食あたり、水あたり、消化不良といった食べ物、飲み物が原因で起こる軟便、下痢などにすぐれた効果を発揮します。

水またはぬるま湯で、食後に服用します。

5歳以上の子供から服用できます。正露丸独特の匂いが気になる方は、表面が糖でコーティングされた糖衣錠を選びましょう。

おわりに

下痢止めを持っているだけで不安は減るものです。大事な試験や会議のためにも、普段から下痢止めを携帯してみてはいかがでしょうか。

ご自分の下痢の症状に合わせて選ぶのがポイントです。ぜひ参考にしてください。

医薬品を服用の前には添付文書を確認し、用法用量を守って正しく利用してください。

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