2014年10月01日
特に風邪をひいているわけでもないのに、鼻水が出たり鼻が詰まったりすることはありませんか?もしかしたらそれは「鼻炎」の一種かもしれません。
この記事では、鼻炎にまつわる様々な対処法をご紹介します。
鼻炎とは、くしゃみや鼻水、鼻づまり等の症状を起こす「鼻の疾患」のことです。
ウイルスやアレルギーの原因物質(花粉やダニ、ホコリなど)などの異物が体内に入ると、体はこれらの物質を排除しようとします。この働きにより、鼻粘膜の知覚神経が刺激されてくしゃみが出ます。
このように、鼻粘膜が炎症を起こし、くしゃみや鼻水となるのが「鼻炎」の正体なのです。
鼻炎には、風邪の症状として現れる急性鼻炎と、アレルギーによって現れるアレルギー性鼻炎があります。
急性鼻炎とは、風邪ウィルスが原因のいわゆる「鼻風邪」のことです。主な症状は
鼻水
鼻づまり
くしゃみ
頭痛
せき
微熱
などがあります。
風邪ウィルスに効く特効薬は存在しないので、急性鼻炎は症状を和らげることで治療していきます。
風邪薬を選ぶときは、
抗ヒスタミン作用
抗コリン作用
などの成分が配合されているものを選びましょう。
特に鼻づまりがひどい場合は
ナファゾリン塩酸塩・オキシメタゾリン塩酸塩の点鼻薬
プソイドエフェドリンの内服薬
鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻腔を広げて鼻の通りを良くします。
これらの薬は薬局で購入することができます。
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アレルギー性鼻炎とは、風邪をひいていないのに、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを起こす鼻の疾患のことです。主な原因として花粉やハウスダスト(ダニ・ホコリ)、カビやペットの毛などが挙げられます。
具体的な症状は
1日に何度もくしゃみが出る
鼻の中がむずむすしたり痛くなる
粘り気のない透明な鼻水がたくさん出る
鼻の粘膜が腫れて鼻づまりが起こる
などです。
・抗ヒスタミン剤
即効性があり、ひどいくしゃみや鼻水に効果を発揮します。ただし副作用として眠気が出てしまうこともあるので、車の運転前や機械を操作する前の服用は控えましょう。
抗ヒスタミン剤には、第一世代と第二世代のものがあり、第二世代の方は眠くなりにくいと言われています。
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・抗アレルギー剤
くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効き、眠気を誘わないのが特徴です。しかし効きが少し遅く、約2週間後に効果が発揮されます。
現在多くの種類があり、経口薬以外にも、比較的症状が軽い人向けに点鼻薬もあります。
予防薬として使われることもあります。
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・ステロイド点鼻薬
鼻粘膜の浮腫を抑え、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効果を示します。鼻内に噴霧するので、副作用もほとんど問題ないと言われています。
花粉症の症状がひどい方は内服薬との併用も出来ます。
・血管収縮点鼻薬
血管を収縮させ鼻づまりをなくす薬です。
ただし、長期間使用するとかえって鼻づまりがひどくなる場合があるので、使用は短期間に留めるようにしましょう。
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花粉は、風が強く、晴天で空気が乾燥した日や、雨や雪の降った翌日で天気の良い日などに多く飛びます。
花粉症の場合は、なるべく外出しないことがベストですが、このような日に外出する場合は必ずメガネやマスクを着用しましょう。
帰宅時には、玄関先で服や髪の毛に付いた花粉を払い落とし、部屋に入るようにします。 帰宅後は、すぐにうがい・手洗いをすることを心がけることが大事です。
洗濯物や布団の取り込みは、花粉をよく落としてから部屋に入れるのが基本です。
冬は窓を閉め切って暖房をつけることが多いので、ダニやホコリが常に部屋の中を飛び回っている状態になります。そのため、ハウスダストによる鼻炎の症状が強く出ることがあります。
寒くても定期的に換気をして、部屋の空気を入れ換えすることが鼻炎の防止につながります。
冬場の空気の乾燥も症状を悪化させる要因となります。外出をする際にはマスクをするなどして鼻や喉の保湿を行いましょう。
たばこの煙は鼻の粘膜を刺激するので、アレルギー性鼻炎を悪化させる原因になります。鼻炎持ちの人はなるべくたばこを控え、家族の方にも協力してもらいましょう。
ペットの毛やフケはアレルギーの原因物質になります。自宅でペットを飼っている方は、部屋の掃除をこまめに行い、ペットのシャンプーやブラッシングも念入りに行うようにしましょう。
症状がひどい場合は、屋外で飼うことを検討する必要もあります。
鼻炎の原因には、花粉やハウスダストといった外的要因以外にも、睡眠不足や運動不足からくる免疫力低下によって引き起こされることもあります。
生活習慣や食事の内容を改善することや、適度に運動することも鼻炎の改善につながるので、薬の使用と併せて意識してみましょう。
適度な運動は自律神経のバランスを整える効果があるのでオススメです。
アレルギー性鼻炎は、生活様式や食事の内容、運動などによって症状が改善できる場合が多く、薬に頼らなくても予防することができます。鼻炎で悩んでいる方は、普段から少しずつ生活習慣を改善していくことを心がけて、上手に対処していきましょう。
コンタクトの不快感
瞳の呼吸を確保するために潤いは必須であり、乾いてしまうと酸欠になった瞳に酸素を運ぶために血管が伸び充血してしまいます。また、乾燥によって角膜がダメージを受けやすくなってしまいます。コンタクトレンズを外している間のアイケアも、ドライアイ予防のために重要です。
健康な歯を保ちたい
虫歯の放置で細菌により神経まで破壊され、最終的には治療で歯を維持することが困難になり抜歯という結果になってしまいます。
歯を失うことになってもインプラントによって歯を再建することができますが、自分の歯で生きていくことができればそれに越したことはありません。高額な治療費に加え口腔内の手術を伴うため絶対に安全とは言えませんし、施術後もインプラントの状態確認やメンテナンスなども必要になります。
また、歯周病や噛み合わせの問題を放置することは肩こりや頭痛などの原因になったり、不眠や感染症、糖尿病にまでつながっています。
歯科や口腔外科での治療が必要な状態になる前に、歯を失ってしまうようなことになる前に、日ごろのケアで「歯の健康」を保つことができる商品がたくさんあります。
「歯の健康」のトラブルは重大な疾患を招く可能性があることを知り、日頃からオーラルケアをしっかりと行うように心がけることが大切です。
口内炎
口内炎といえばほっぺたの内側にできる痛い痛い白いものを思い浮かべますが、歯ぐきにできる「歯肉炎」、舌にできる「舌炎」、唇の端にできる「口角炎」などなど、口の周りにできる炎症の総称です。
原因は様々ですが、最も多いのが原因がハッキリしていない「アフタ性口内炎」と呼ばれるものです。また、口の中を噛んでしまったり、入れ歯などが当たって傷んだものを「カタル性口内炎」と呼びます。治療には塗り薬や貼り薬、予防的に内服薬などを用いますが、口の中が痛くなるため食事に与える影響が大きく、素早い対処が必要になります。
口臭
口臭の原因は様々ありますが、主に口の衛生環境と体内の原因物質が血流に乗って呼気中に出てくるものに大別されます。お口のエチケット程度であれば消臭剤などで対応すればいいが、口の場合は歯槽膿漏や虫歯が潜んでいる場合もあり治療が必要なケースもあります。内側からの臭いには胃や他の内臓の疾患が隠れている場合もあるため注意が必要。
毛髪の悩みを解決したい
壮年性脱毛症には遺伝的要因によるものと環境的要因によるものがあります。リアップシリーズが有効なタイプは遺伝的要因によるもので、頭髪が薄くなってくる部位など効果が期待できる状態が限定されます。一方、環境的要因によって発生する脱毛に有効な医薬品は脱毛のパターンについて限定されず、主に毛根への栄養供給を促進することによって残っている毛髪を抜けにくくし、そして育てます。「発毛剤」(リアップシリーズ)と「育毛剤」の違いに注意が必要です。また、環境的要因の一つとして頭皮の衛生環境もあります。シャンプーを変えることによって頭皮の衛生環境を改善することで栄養や薬剤の浸透が格段に良くなることが期待されます。
疲れ目
「疲れ目」と「眼精疲労」は別物です。休憩したり睡眠をとることで回復するのが「疲れ目」、これらが全く回復せず、肩こり・頭痛・吐き気などにエスカレートするのが「眼精疲労」です。目薬や内服などの他、温めたり冷やしたりしてリフレッシュし、早めに回復させましょう。
目のかゆみ
目のかゆみはアレルギーによるもの(アレルギー性結膜炎)、感染症によるもの、ビタミンB2欠乏による荒れがあります。炎症を伴う場合は冷やすことでかゆみを軽減できることもあります。発熱や極端な充血を伴う場合は医師の指示を仰ぎましょう。
頭痛
ひとたび始まってしまうと仕事にもプライベートにも大きな影響を及ぼしかねない頭痛。
痛みの程度も、場所も、痛みへの耐性も違いますし個人差もあります。しかも見えない痛みなのも厄介です。
また、一言に頭痛といっても様々な症状がありますが、大きく分けて片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3種に分類できます。
このうち片頭痛と群発頭痛は通常の痛み止めでは対処が難しいため医師の診察と投薬が必要になります。
また、吐き気や意識障害を伴う激しい頭痛は脳血管に何らかの問題が発生している可能性もあるため、必要に応じて救急車を呼ぶことも考える必要があります。
市販の痛み止めや漢方薬などで対応できるもののほとんどは緊張型頭痛で、目や肩・首の筋肉の疲れ・緊張が主な原因です。
一般用医薬品には非常に多くの頭痛薬が存在しますが、成分や目的に応じて鎮痛成分一つだけだったり鎮痛補助成分を一緒に配合していたりと処方内容が大きく違います。
鎮痛補助成分が配合されていると頭痛に対しては効果的ですが眠気などの副作用が多くなったり、頭痛以外の痛み(例えば腰痛など)に使う際には補助成分は余計なものになってしまいます。
また、解熱鎮痛成分は肝臓や腎臓への負荷も小さくなく、年齢によって使用できる成分の種類や量が細かく定められています。
いつ、誰が、どんな目的で使うのかを考えて薬を選ぶようにしましょう。
頭皮の悩み・症状
かゆみ、フケ、湿疹、やたら脂っぽい、なんだか臭う…頭皮の悩みは意外と少なくありません。しかも自分では直接見ることができないうえに、毛髪により触って状況を確かめることも簡単ではありません。 症状は様々ですが原因はそれほど多くはなく、頭皮の乾燥や過剰な皮脂分泌、それに伴う頭皮の細菌バランスの崩れ、シャンプーや毛染めなどの化学物質との接触による炎症などです。 この中でも細菌のバランスの崩れは厄介で、頭皮にもともと存在してる菌が大量の皮脂で増殖しすぎると「脂漏性湿疹」という疾患になり、程度によっては医療機関で抗真菌薬のローションなどで治療する必要が出てきます。
かぜの症状をやわらげたい
本来感冒症状(風邪)は、しっかり栄養をとってゆっくり休んで治すものであり、薬はその間の症状を緩和するための補助的なものに過ぎません。薬の得意分野も様々ですので、症状と体質・生活習慣に合った薬を選びましょう。栄養ドリンクや補水液を併用するのも効果的です。
せき・たん
咳は非常に厄介な症状ですが、体の防衛反応でもあるため安易に薬を飲んで止めるのもよくありません。
しかし激しい咳はそれだけで体力を消耗し睡眠にも大きな影響を及ぼします。これが長期化することで更に体調を悪化させてしまったり、持病を悪化させてしまうことにも繋がりかねません。
安易に薬を使うべきではないのですが、睡眠をしっかりと取れるくらいにはコントロールできた方が短期間で回復できることもあります。
ところが、防衛反応のひとつである咳やたんを薬で完全に制御することは非常に難しく、薬も「少し楽になるくらい」のものと捉えたほうがいいでしょう。
効かないからといって量を増やしたり複数の種類の薬を併用することは避けてください。
2週間を超える長い咳は風邪の延長ではなく、マイコプラズマ肺炎や気管支炎などの疾患が隠れている可能性があります。
色のある「たん」が多い、発熱も伴っているなど、ただの咳ではない兆候がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
鼻炎
鼻炎は蓄膿症などに代表される継続した症状が特徴の慢性鼻炎、感冒(風邪)の時などに一時的に発生する急性鼻炎、花粉症などアレルギー物質に対する反応として発生するアレルギー性鼻炎に分けられます。症状に適した薬を選ぶことで副作用を抑えつつ効果的に使用することが可能になります。状況にあった薬を選びましょう。
熱中症を予防したい
熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かないことによる障害のことをいいます。近年、家庭で発生する高齢者の熱中症が増えており、高齢者では住宅での発生が半数を超えています。熱中症を予防するには「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。一度に摂取するのではなく、こまめな水分・塩分(ナトリウムなどのミネラル)の補給を心がけましょう。
花粉症をラクにしたい
花粉症の代表的な原因としてスギ花粉があげられます。ここ数年は少ない年でも人間の感受性の上限ほどの量が飛散しており、量が多い少ないというのは症状の重さとは関係なくなってきています。
花粉症は早期からの準備によってその症状をかなり軽減することができます。症状が出る前からの準備として、内服・点眼・点鼻薬を1月下旬から始めておくと効果的と言われています。症状が出始めたらお薬は継続しつつ、マスクやゴーグルなどで物理的に花粉の侵入を防ぎましょう。
虫よけを効果的に使いたい
気温が高くなると増えてくる、不快な害虫たち。蚊に刺されると強烈なかゆみと腫れに襲われますが、それだけにとどまらず、病原体を運んできてしまうことがあります。近年、そういった事例も増えており、その被害も無視できなくなってきたため、効果の高い虫よけの開発が急ピッチで進められてきました。2017年もマダニによって媒介される『ダニ媒介脳炎』によって死者が出ています。虫よけをうまく活用し、自分自身を害虫から守りましょう。
虫よけには様々なタイプがありますが、ムラなく塗り広げること、こまめに塗りなおすことが重要なポイントです。
衣替えのコツが知りたい
日本の四季に合わせるとそれぞれの季節に合った衣類を長期間保管する必要があり、衣替えというタイミングがやってきます。大切な衣類を長く愛用するためには長期保管中の虫食いや湿気対策など、しっかりとお手入れをすることが大切です。衣替えコツは、晴れて空気が乾燥した日に行うこと。湿気が多い日に行うと、カビの原因になることがあります。保管時のコツとして防虫剤の配置があります。防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がることに留意して配置しましょう。
血糖値が気になる
糖質はブトウ糖としてカラダ中へ運ばれます。健康な方でも食後には血糖値は上がり、食後2時間程度で血糖値は正常値に下がります。糖尿病になる前の段階の方(糖尿病予備軍・隠れ糖尿病)は、食後上昇した血糖値が下がりにくくなります。このような高血糖の状態が続くことで糖尿病や、動脈硬化を引き起こす危険もありますので、食後の血糖上昇を緩やかにすることが大切です。
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