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2013年11月01日

高機能タイプの絆創膏を使いこなそう!モイストヒーリングの基礎知識

はじめに

キズを治す時は、消毒した後に絆創膏を貼るなどして保護し、カサブタを作って治す「ドライヒーリング療法」が一般的でした。しかし近年、カサブタを作らずにキズを治す「モイストヒーリング療法(湿潤療法)」が、新しいキズケアの常識として注目されています。

こちらの記事では、そんな「モイストヒーリングの基礎知識」をご紹介します。

モイストヒーリングとは?

モイストヒーリングのメカニズム

ケガをすると傷口から血や体液が出てきますが、実はこの体液にはキズを治す因子がふくまれています。

さらに、傷口を体液で覆われた環境(湿潤環境)で維持することで、キズを修復する因子が活発に働いて、表皮の再生が促進され、キズが早くきれいに治ります

従来の治療との違い

従来は、傷口を乾燥させて、できたカサブタが自然に剥がれるのを待って治すものでした。

ですが、この療法だと、傷跡が残りやすいだけでなく、カサブタの下に僅かしか体液が残らず、キズの修復能力が十分働いていなかったので、キズの治りが遅かったのです。

しかし、モイストヒーリングは、傷口から得る体液(湿潤液)を吸水・保湿性の良いパッドで保持し、傷口の湿潤環境を保つことによって皮膚の再生をスムーズにします。

さらに、傷跡が残りにくいだけでなく、傷口に密着するので、神経への刺激が減り、痛みをやわらげます。

メリット・デメリット

メリット

モイストヒーリングはカサブタを作らないので、キズの痛みを抑えつつ、早くきれいにキズを治します。また、専用の絆創膏などは2~3日貼り続けることが可能ですので、張り替える手間も少なくて済みます。

デメリット

ほんの僅かですが、保持した分泌物が臭いを発する場合があります。気になる場合は、絆創膏を剥がして分泌物を水道水で洗い流し、水分を拭き取った後に、新しい絆創膏に張り替えてください。

家庭での実践方法

必要なもの

高機能絆創膏

手元にない場合は、応急処置として「救急絆創膏」を使用して保護し、傷口が完全に乾ききる前に高機能絆創膏を購入して貼り替えましょう。

STEP1:傷口を洗う

傷口を水道水で洗って、異物や汚れを洗い流した後、キズとその周りの水分を優しく拭き取り、「高機能絆創膏」を貼ります。

消毒液は、しみて痛いだけでなく、キズの治りを悪くするので使用しないでください

STEP2:高機能絆創膏を貼る

傷口より大きめのパッドで、キズを完全に覆うように貼ります。

STEP3:定期的に張り替える

1~3日ごとを目安に張り替えます。または、パッドから滲出液が漏れたり、パッドが汚れた場合も、その都度新しいものに交換します。

高機能絆創膏を使用していても、入浴は普段通りにできます。

適用すべき怪我

きり傷
すり傷
さし傷
かき傷
あかぎれ
さかむけ
靴ずれ
上記のような重傷ではない怪我、及び軽度の熱傷の治療に使用できます。

高機能絆創膏について

高機能絆創膏とは

一般の救急絆創膏とは違い、吸水性が高くキズに密着するパッドが付いています。これが傷口から出る体液(浸出液)を保持するので、痛みがやわらぎ、キズの治癒が早まります。

選び方

パッドの大きさが<b>傷よりも大きいサイズ</b>のものを選んでください。「管理医療機器 家庭用創傷パッド」と書かれているものが高機能絆創膏です。

使うタイミング

怪我をしたら、すぐに水道水でよく洗い、水気を拭き取ってから使用します。また、出血がある場合は、カーゼ等でキズを圧迫して、ある程度出血が止まった後に使用してください。

使い方

1:キズを水道水できれいに洗って、水を拭き取ります。
2:高機能絆創膏のフィルムを剥がして貼ります。

1~3日に1回はキズを観察し、治り具合や膿がないかを確認しましょう。

貼り替える時は、体毛の流れに沿ってゆっくり剥がします。まだ治っていない時は、またキズを水で洗って拭いてから新しいものと取り替えます。

注意点

動物に噛まれたなどの感染症を起こす可能性のあるキズ、もしくは感染した傷、深い傷、にきびや皮膚炎、湿疹、目の周辺や粘膜には使用できませんので、注意してください。

また、一度使用した高機能絆創膏を再使用すると、細菌が感染する恐れがあるので、避けてください。

おわりに

湿潤療法の基本・やり方といった基礎知識を紹介しました。

多くの軽いキズは水道水で洗うだけで、消毒液も軟膏も必要ありません。それを、進化した絆創膏で是非体験してみてください。

医薬品を使用の前には添付文書を確認し、用法用量を守って正しく利用してください。

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    ハンドクリームを選びたい

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    もともと手には皮脂を分泌する皮脂腺がほとんどなく、カラダの他の部分に比べると肌表面の角質層がダメージを受けやすい状態になっています。特に冬場は空気が乾燥している事に加え、皮膚の新陳代謝が低下しているため、さらにバリア機能が弱くなっています。また、水仕事や過剰な手洗いなどがバリア機能を奪う原因となることもあります。

    ハンドクリームは皮脂分を補い手を保護したり、炎症やかゆみを抑えるものもありますので、適切に使うことで症状を予防・改善できます。しっかりとしたハンドケアをおこない、美しい手を目指しましょう。

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    乾燥肌といえば秋冬の悩みでしたが、最近は1年を通じて乾燥肌に悩む方が増えています。乾燥肌は、皮脂分泌量の低下により角質の水分含有量が低下している状態です。皮ふの水分は、発汗、皮ふや呼気からの蒸発(不感蒸泄(ふかんじょうせつ)といいます)で減少し、体の内側または大気中の水分により供給されます。皮ふの保湿は皮脂、天然保湿因子(NMF)によって保たれています。ところがさまざまな要因で保湿バランスが崩れ、わずかな刺激で様々な症状を招きます。

  • 水虫

    水虫

    水虫と言えば革靴を長時間履く機会が多い男性に多いものと見られていましたが、白癬菌そのものは自然界にごく普通に存在し、通気性の悪い環境にあれば性別に関係なく感染・発症します。感染した皮ふと接触することでも感染が広がるので、家族に水虫の方がいる場合は足ふきマットなどは共用しないようにしましょう。外用薬などで症状が治まってきても白癬菌は角質内にとどまっているので、皮ふが完全に入れ替わるまで1カ月以上は根気よく治療を続ける必要があります。

  • 湿疹・虫刺され・あせも

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    湿疹や皮膚炎に伴う痒みの薬には非ステロイドのかゆみ止め、ステロイドのかゆみ止め、ステロイドと化のう止めの配合剤に大別されます。傷やジュクジュクしている部分にはステロイド単独では使用できないため注意が必要です。基本的には対症療法であり、金属との接触やストレスなどが原因であればその原因を特定して治療する必要があります。アトピー性皮膚炎や抗真菌薬が必要な湿疹もあるので、なかなか治らない場合は医療機関で相談しましょう。あせもは原因さえ知ってしまえば予防するのはそんなに難しくありません。かゆみ止めの薬といっても様々です。なんとなく適当に使うのではなく、原因や症状に合わせて適切なものを選びましょう。

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