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2013年09月01日

あせもや虫刺されが悪化!「とびひ」の基礎知識と対処方法

はじめに

「とびひ」は、あせも・虫さされをかき壊して傷口から感染するケースが多く、汗をかきやすく、細菌も繁殖しやすい夏に多くみられます。

今回は夏に気を付けたい「とびひ」とはどんなものなのか、どう対処したらいいのかをご紹介したいと思います。

最近では、暖房器具の普及により冬場にも見られることがあります。

「とびひ」とは?

「とびひ」とは、正式病名を「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といい、特定の細菌による皮膚の感染症のことをいいます。

接触により感染し、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がることから転じて「とびひ」と言われます。

あせも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起してとびひになります。

鼻孔の入り口にはさまざまな細菌が常在しているため、幼児・小児で鼻をほじるくせがあると、鼻の周囲からとびひが始まったりします。また、その手であせもや虫刺されなどをいじることでとびひになってしまうこともあります。

「とびひ」の種類と症状

「とびひ」は大きく2種類に分けられます。一つは水ぶくれができて、ペロッと皮がむける「びらん」をつくることが多い「水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)」。

もう一つは、炎症が強く、かさぶたが厚くついた「痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)」です。

水疱性膿痂疹

かき壊した「びらん」の周りに小さな水ぶくれができて、さらにその周りが赤くなってきます。水ぶくれの中は初めは透明ですが、次第に膿疱化(水ぶくれの中に膿が入っている状態)します。

水ぶくれや膿疱は、簡単に破れて「びらん」を作ります。水ぶくれの中身やびらん面からしみ出てくる液によって、その周囲へと増えて、広がっていきます。

痂皮性膿痂疹

赤く腫れた所に、小さな膿疱・びらんを生じ、さらに厚いかさぶたができます。炎症が強く、ズキズキした痛みを伴います。また、発熱、リンパ節の腫れ、時によっては喉の痛みなどの全身症状が出ることもあります。

重症になると、菌が産生する毒素によって猩紅熱のように全身が真っ赤になってしまう場合があります。

「とびひ」ができる原因

水疱性膿痂疹ができる原因

水疱性膿痂疹は、黄色ブドウ球菌が原因で、この菌が産生する表皮剥脱毒素という毒素が皮膚を侵すことによって起きます。

乳幼児・小児がかかりやすく、特に初夏から真夏に多く発症します。虫さされやあせも、擦り傷の部位をひっかいて、感染を起こすことが多いです。

痂皮性膿痂疹ができる原因

痂皮性膿痂疹は、原因菌はA群β溶血性連鎖球菌です。痂皮性膿痂疹はアトピー性皮膚炎などに合併することが多く、かなり急速に発症します。

顔面を中心にみられることが多いため、カポジ水痘様発疹症に似た症状になる場合もあります。また、季節はあまり関係なく、小児より成人に多くみられます。

「とびひ」の対処法

「とびひ」を放っておくと、かきむしって症状が広がる可能性や感染の危険性があるので、早期の治療が大切です。

お家でできる治療法

特に夏場は汗をかくので毎日入浴し、痛いからと洗わないのではなく、刺激の少ないせっけんで皮膚を清潔にしましょう。浸出液などが周囲に接触しないように患部に軟膏を塗ったり、ガーゼで保護したりすることも大切です。

また、手洗いを習慣化し、爪を短く切って、皮膚を傷つけないように注意しましょう。

おすすめの市販薬

◆アポスティローション(殺菌消毒ローション剤)
◆オノフェ(患部を殺菌し、治りを早める軟膏)
◆ドルマイシン(二種類の化膿止めが入った軟膏)
◆テラ・コートリル(化膿、かゆみ、炎症を抑える軟膏)
注:使用上の注意を守り、5~6日使用しても効果が現れない場合は使用を中止し病院で医師の診断をうけましょう。
◆滅菌ガーゼキズあてパッド

  • アポスティーローション 180mL [第3類医薬品]

    アポスティーローション 180mL [第3類医薬品]

    1,760(税込)

    健康な皮膚を取り戻すためにお使いいただく使用感の良い殺菌消毒ローション剤です。

  • オノフェF 7g [第2類医薬品]

    オノフェF 7g [第2類医薬品]

    923(税込)

    とびひ・化膿の原因菌をスルファジアジンが殺菌し、酸化亜鉛がじゅくじゅくした炎症をおさえ、アラントインが組織の生成を促し、治りを早める軟膏タイプの医薬品です。

  • ドルマイシン軟膏 6g [第2類医薬品]

    ドルマイシン軟膏 6g [第2類医薬品]

    638(税込)

    殺菌作用をもつ両抗生物質を配合し,グラム陽性・陰性菌による単独又は混合感染症はもちろん,一般外部疾患の感染予防並びに治療に効果を発揮する皮膚疾患治療剤です。

  • テラ・コートリル軟膏a 6g [指定第2類医薬品]

    テラ・コートリル軟膏a 6g [指定第2類医薬品]

    1,033(税込)

    優れた抗炎症作用を示すヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)とグラム陽性菌及び陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩を配合しています。

  • WIN滅菌ガーゼS 12枚

    WIN滅菌ガーゼS 12枚

    383(税込)

    滅菌済
    すり傷、きり傷、やけど、眼帯のあてガーゼに
    本品は、白い布で、におい及び味はない。
    セルロースの親水性及び中空構造により吸水性を有し、液体の吸収を行う。

治療する際の注意点

医師に処方された薬は、指示された機関、最後まできちんと使いましょう。症状が少し良くなったからといって、勝手に薬の使用をやめると、症状があらわれる可能性があります。 必ず、医師に治ったことを確認してもらいましょう。

おわりに

「とびひ」という名前の通り、正しい処置をしなければどんどん症状が広がってしまいます。適切な対処法を覚えておけばいざという時に安心ですよ。

医薬品を使用の前には添付文書を確認し、用法用量を守って正しく利用してください。

2017年8月9日更新

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    II度やけどにはさらに浅達性と深達性があり、深達性は治るのに時間がかかります。
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    やけどをした場合は流水で冷やす初期対応を行いつつ、水ぶくれができるなどII度以上のやけどが疑われる場合には早めに医療機関を受診し、早期の治療を始めるようにしましょう。
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    もともと手には皮脂を分泌する皮脂腺がほとんどなく、カラダの他の部分に比べると肌表面の角質層がダメージを受けやすい状態になっています。特に冬場は空気が乾燥している事に加え、皮膚の新陳代謝が低下しているため、さらにバリア機能が弱くなっています。また、水仕事や過剰な手洗いなどがバリア機能を奪う原因となることもあります。

    ハンドクリームは皮脂分を補い手を保護したり、炎症やかゆみを抑えるものもありますので、適切に使うことで症状を予防・改善できます。しっかりとしたハンドケアをおこない、美しい手を目指しましょう。

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  • 水虫

    水虫

    水虫と言えば革靴を長時間履く機会が多い男性に多いものと見られていましたが、白癬菌そのものは自然界にごく普通に存在し、通気性の悪い環境にあれば性別に関係なく感染・発症します。感染した皮ふと接触することでも感染が広がるので、家族に水虫の方がいる場合は足ふきマットなどは共用しないようにしましょう。外用薬などで症状が治まってきても白癬菌は角質内にとどまっているので、皮ふが完全に入れ替わるまで1カ月以上は根気よく治療を続ける必要があります。

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