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2021年07月26日

子どもの頭皮が臭い原因は?改善策とシャンプーの選び方

はじめに

ふと子どもの頭に顔を近づけた時に、なんだか酸っぱいような嫌なニオイを感じたことはありませんか?実は子どもの頭皮は、思った以上に悪臭が発生しやすい状態になっています。ここではその原因と改善策、そして子どものシャンプー選びのポイントを紹介します。

子どもの頭皮が臭くなるのはなぜ?

子どもの頭皮が臭くなる原因は、以下のようなものが挙げられます。

雑菌の繁殖

子どもの頭皮のニオイは、主に皮脂や汗が原因となる雑菌の繁殖によって発生します。
汗をかく汗腺の数は子どもも大人と同じくらいですが、子どもは新陳代謝が活発なため、大人よりも汗をかきます。特に頭皮は髪の毛に覆われて乾きにくいため、1日にたくさんの汗をかく子どもの頭皮は湿った状態が続き、雑菌が繁殖してニオイを発生させやすいのです。また、新陳代謝が活発な子どもの頭皮は、雑菌のエサとなる皮脂の分泌量も多く、雑菌が繁殖してにおいやすい環境になっています。

シャンプーの仕方

雑菌の繁殖を防ぐには、シャンプーで皮脂や汗を洗い落とす必要があります。しかし、シャンプーが頭皮まで届かず皮脂や汗を洗えていないと、ニオイを発生させる原因が残ったままの状態です。
また、シャンプーやリンスなどのすすぎ残しもニオイの原因になります。すすぎ残したシャンプーなどが皮脂と混ざると不快なニオイを発生させるのです。大人ならば当たり前にしていることも、子どもが一人で洗っている場合は、おろそかになっているかもしれません。

洗い過ぎも要注意

臭いからといって何度もシャンプーで洗うことは控えましょう。必要な皮脂が奪われると、補うように新たな皮脂を過剰分泌させて、ニオイのもとを増やすことになります。

偏った食生活

食生活の偏りも頭皮のニオイの原因として挙げられます。
脂っこい食事や、チョコレート、ケーキ、スナック菓子など脂質と糖質の多いおやつが中心の食生活は、ニオイのもとになる皮脂の分泌が多くなります。また、肉や乳製品など動物性のタンパク質と脂質を含む食材をたくさん摂って野菜を摂らない食生活は、体臭を発生しやすくさせると言われています。

ホルモンバランスの変化

食生活も気をつけているし、シャンプーもしっかりしているのに臭い時は、ホルモンバランスが変化している時かもしれません。
思春期に差しかかる10歳前後は、体のホルモンバランスが変化して、体臭や頭皮のニオイが気になる場合があります。また、生まれて間もない赤ちゃんは、男性ホルモンの分泌が活発になる時期があり、皮脂が増えて加齢臭のようなニオイがすることも。赤ちゃんから加齢臭がするとびっくりしてしまいますが、一時的なものとされています。フケのようなものや湿疹が見られる時は、乳児脂漏性湿疹の可能性もありますので、炎症や痛みが出ている場合は病院に相談しましょう。

子どもの頭皮のニオイを改善する方法

では、ニオイを改善するにはどうしたらいいのでしょうか。

シャンプーを見直す

一番のニオイの原因である皮脂と汗を落とすために、シャンプーの仕方を見直してみましょう。

1.髪が長い場合は、お風呂に入る前の乾いているうちにブラッシングをして、絡まりをほどいておきます。

2.髪と頭皮がしっかり濡れるまで、お湯で予洗いしましょう。

3.シャンプーを手のひらなどで泡立てます。子どもの手で泡立てにくい場合は、泡立てネットを使ってみるのもいいでしょう。

4.泡立てたシャンプーを頭皮にまんべんなくわたるようにのせます。予洗いで髪についた汚れは大部分落ちているので、頭皮を中心に洗います。指を立てず、指の腹を使って洗いましょう。赤ちゃんの場合、顔や身体と同じようなやさしい洗い方だと頭皮の汚れは落ちない場合があります。傷つかないように注意しながら、しっかり洗いましょう。

5.シャンプーをすすぎます。すすぎは大事な工程です。時間をかけて頭皮にすすぎ残しがないように、しっかり洗いましょう。シャンプーの後にリンスやコンディショナーをする場合も、すべすべとした感触がなくなり、キュッとするまでしっかりすすぎます。後頭部や襟足の頭皮は、すすぎ残しがないか親がチェックしてあげるのもいいでしょう。

6.タオルドライ後はすぐにドライヤーで乾かします。頭皮を湿ったまま放置すると、頭皮が蒸れて雑菌が好む環境になってしまいます。熱い温風を当てすぎないように、低めの温風や冷風で、頭皮に風が当たるようにドライヤーをかけましょう。

食生活の改善

シャンプーの見直しとあわせて改善していきたい食生活。野菜嫌いな子も多いと思いますが、前項で挙げた脂質と糖質の多い食事に偏らないように気をつけて、緑黄色野菜をメニューに取り入れたいですね。おやつもスナック菓子や洋菓子の頻度を下げて、フルーツなどに変えていきましょう。水分を取る時は糖質の多い甘い飲み物ばかりではなく、水や麦茶なども摂るようにしましょう。

汗をこまめに拭く

汗をかいたままにしておくと雑菌の繁殖がすすんでしまうので、こまめに拭くようにしましょう。特に帽子の下は汗で蒸れていることがあります。通気性のいい帽子を選んだり、日かげでは帽子を取ったり、蒸れが続かないようにしましょう。子どもが自分で汗を拭く習慣をつけるのもいいですね。

ニオイが気になる時のシャンプーの選び方

頭皮のニオイの改善に重要なシャンプーですが、大人と同じでいいのか、どんなポイントで選べばいいのか、悩みますよね。ここでは子どもの頭皮のニオイが気になる時のシャンプーの選び方を紹介します。

子どもの年齢に合わせて

赤ちゃんには低刺激なベビー用のシャンプーがありますが、髪が生え揃う1~2歳くらいのタイミングで子ども用シャンプーへの移行を検討するといいでしょう。この頃になると外遊びも増えて汗をかきやすくなり、ベビー用では洗浄力が足りなくなります。汗や皮脂を落とし切れずニオイの原因になるので、年齢に合わせてシャンプーも変えていきましょう。特にニオイが気になる時は、肌トラブルに注意しながら、大人用のシャンプーも併用するといいでしょう。

子どもの体質に合わせて

乾燥肌の子は、余分な皮脂を取り過ぎない低刺激で保湿効果の高いものを選ぶといいでしょう。反対に脂性肌の子は保湿効果が高いものだと、皮脂を洗い落とせずニオイが残ってしまうことも。敏感肌の子は、人工的な添加物が肌トラブルの原因になることもあるので、人工香料、人工着色料、防腐剤、酸化防止剤などが入っていない無添加なシャンプーを選ぶといいでしょう。肌トラブルは雑菌の繁殖の原因にもなるため、子どもの体質に合ったシャンプーを選ぶこともニオイを抑える対策になります。

コンディショニング成分が配合されたもの

子どもの髪にリンスやコンディショナーは必要ないのでは?と思う人もいるでしょう。大人用は刺激が強く、敏感肌の子はトラブルにつながる可能性もありますが、子どもの髪は細く絡まりやすいため、髪の長い子にはケアが必要になります。髪が絡んでうまく頭皮までシャンプーできていない場合もあります。そんな時はコンディショニング成分が配合されたシャンプーを選んでみるのもいいでしょう。

泡で出てくるシャンプー

頭皮の汚れを落とすにはシャンプーを泡立ててから使いますが、泡立てる時間がなかったり、子どもだけでは泡立てられなかったりする場合には、泡で出てくるシャンプーを選ぶといいでしょう。ポンプを押すとモコモコとした泡が出てきます。子どもも楽しみながら洗えるのではないでしょうか。

おわりに

子どもの頭皮のニオイはシャンプーや食生活で改善できる可能性があります。ニオイが原因で精神的なストレスを感じてしまうこともあるので、こまめにチェックして早めに対策を取りましょう。シャンプーを変える時は、肌トラブルが起きていないか確認しながら行ってくださいね。

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