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2022年02月28日

大人になってもできるニキビ…原因と種類を知って正しくケアしよう!

はじめに

いつの間にかポチっとできて、鏡を見るたび憂鬱な気分にさせるニキビ。
思春期ならではの悩みと思われがちですが、大人だからこそできてしまう理由もあるのです。大人ニキビの原因や正しいケアを知って、ニキビになりにくい肌をめざしましょう!

大人ニキビができる原因

大人ニキビと思春期ニキビの違い

思春期にできるニキビは、成長期に伴う皮脂の過剰分泌が原因です。主に額や鼻などのTゾーンにでき、顔全体にもポツポツと発生。20代前後になるとホルモンバランスが安定し、思春期ニキビは自然と治ってきます。
20代以降にできるニキビは、この思春期ニキビとは区別されて「大人ニキビ」と呼ばれます。大人ニキビの原因はさまざまあり、原因がいくつか重なることで治りにくく、かつ何度も繰り返すしつこいニキビになってしまうのです。主にフェイスラインやあご、口のまわりなど、顔の下の部分にできやすい傾向にあります。

大人ニキビの主な原因

ニキビは「皮脂の過剰分泌」と「毛穴の詰まり」がきっかけとなって発生します。ニキビを悪化させる「アクネ菌」は皮脂の過剰分泌によって詰まった毛穴の中で増殖するので、皮脂の過剰分泌と毛穴の詰まりを防ぐことが大切です。

では、大人ニキビの場合の皮脂の過剰分泌と毛穴の詰まりを発生させる主な原因はなんでしょうか。それは、睡眠不足や食生活の乱れといった不規則な生活をはじめ、過労、ストレス、肌の乾燥、ホルモンバランスの乱れ、間違ったスキンケアなどが挙げられます。それらは、肌のターンオーバーの乱れも引き起こします。ターンオーバーは、肌表面の古い角層をはがれ落として新しい肌へと生まれ変わらせる大事な働きです。ターンオーバーが乱れると古い角質が残って毛穴が詰まり、ニキビができやすくなります。さらに年齢を重ねるとターンオーバーのサイクルが遅くなるため、大人ニキビは治りにくく、痕が残りやすいのです。

男女で違うニキビができる原因

ニキビができる主な原因は女性と男性で変わりませんが、男性は思春期を過ぎても男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が多い傾向にあり、毛穴の詰まりから大人ニキビが発生しやすい肌の状態になっています。洗顔後に何もつけないという男性も多く、洗顔後、乾燥した肌は潤いを守るためにより皮脂を分泌してしまうことも。また、ひげ剃りの刺激がニキビの原因になっているケースもあります。ひげのお手入れには清潔な道具を使い、シェービング後には保湿ケアを行うことで、肌の刺激を和らげられます。

女性の場合、ニキビの発生は生理周期にも深く関わっています。「生理前になるとニキビができる」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。生理前は黄体ホルモンという男性ホルモンに似た働きをするホルモンが多くなります。それにより、皮脂の量が増加してニキビができやすくなるのです。生理前は普段以上にバランスの取れた食生活を心がけ、睡眠をしっかりとって体の調子を整えておくといいでしょう。

ニキビの種類とその対処方法

ニキビにはいくつかの種類があり、それぞれの色味から「白ニキビ」「赤ニキビ」などと呼ばれます。色味によって症状やケアの方法が異なるので、状態に合わせた対策をしましょう。

・白ニキビ
初期段階の白くプチっとした小さいニキビ。まだ炎症は起きていないので、この段階でケアできると痕が残りにくくなります。毛穴の汚れを取りのぞくように密度の濃い泡を作って洗顔し、しっかり泡をすすぎ落とします。そして、化粧水と乳液などで保湿します。肌が乾燥すると毛穴が硬くなり、硬い毛穴は白ニキビができやすい環境になります。そのため、保湿が重要となるのです。白ニキビはアクネ菌が増殖する前段階のため、アクネ菌に作用するニキビ対策用の基礎化粧品は効果が感じにくいかもしれません。

・黒ニキビ
白ニキビが酸化して毛穴や角栓が黒くなった状態のニキビです。白ニキビと同様、しっかりと洗顔・保湿を行います。毛穴の汚れを取りのぞくためにピーリング効果のある洗顔料を使うのもいいでしょう。無理に押し出したり、貼って剥がす毛穴パックを使用すると毛穴が大きく開いてしまいます。基本の洗顔と保湿に力を入れましょう。

・赤ニキビ
炎症を起こしている状態のニキビです。白ニキビ・黒ニキビを経てなる場合もありますが、突然発生することもあります。アクネ菌が繁殖している状態なので、アクネ菌に作用するニキビ対策用の洗顔料などを使用するのもいいでしょう。炎症を抑える市販の塗り薬の使用も有効です。しかし根本的な解決には、ニキビができにくい肌にするための生活習慣の改善も必要となります。

・黄ニキビ
赤ニキビが悪化した状態のニキビで、たまった膿が黄色く見えます。一般的なニキビの原因菌であるアクネ菌以外に、黄色ブドウ球菌もニキビに入り込んで増殖している状態です。すぐには治らず痕が残りやすいため、皮膚科などを受診して専門家に相談しましょう。併せてストレスがたまっていたり睡眠不足だったり、食生活が乱れていたりしないか、生活習慣も見直しましょう。

ニキビに対してやってはいけないこと

すべてのニキビに対してやってはいけないのは、つぶすこと。つぶすと痕が残りやすくなります。爪などでつぶすのはもちろん、洗顔時に傷つけてつぶしてしまわないように優しく洗いましょう。また気にして触ると、細菌が入って炎症が進みます。メイク用のパフやタオル、枕カバーなども清潔なものを使いましょう。

大人ニキビを防ぐ日々の過ごし方

一度できてしまうとなかなか治らない大人ニキビ。ニキビのできにくい肌をめざしたいですよね。以下のような日常生活の過ごし方やスキンケアを意識して、ニキビを予防しましょう。

質の良い睡眠

肌は夜の睡眠中に修復・再生されます。睡眠はターンオーバーの乱れを治すのにも必要です。休日の寝だめなど長い時間寝たから良いというわけではなく、良質な睡眠を毎日とることが大切です。日中は太陽の光を浴びるようにして、就寝前にお風呂で体を温めてから布団に入るなど、良い睡眠がとれるような習慣を作りましょう。

バランスのとれた食生活

肉や魚、たまごといった主菜に、野菜や果物、ごはんなどの炭水化物を毎回の食事でバランスよく摂りましょう。肌の調子を整えるとされる、以下のようなビタミンは積極的に摂るといいでしょう。

・ビタミンB2…きのこ類、レバー、うなぎ、たまご、アーモンド、のり、納豆など
・ビタミンB6…レバー、いわし、さんま、鮭、バナナ、マグロの赤身、にんにく、納豆など
・ビタミンC…オレンジやレモンなどの柑橘類、いちご、キウイ、ブロッコリーなど
・ビタミンE…いわし、アボカド、アーモンド、オリーブ油など

野菜はしっかり摂っているのに…という人は、肌を作るもとになるタンパク質の摂取も心がけましょう。タンパク質は肉類・魚類・たまご・乳製品・大豆類などに含まれています。

代謝を促す運動

運動は代謝を上げて、肌のターンオーバーも促します。ゆっくりとしたウォーキングではあまり効果がなく、少し息の上がるような運動を心がけましょう。駅までの道や日々の買い物も、息がはずむ程度に少し早歩きで行くと運動になります。

ストレスをためない

ストレスはホルモンバランスを乱れさせるといわれています。趣味や運動、ゆっくりできるバスタイムなど、何か発散できる方法を見つけてストレスを解消していきたいですね。精神的なストレスのほかに、紫外線などの肌ストレスもニキビにはよくありません。日差しの強い日は紫外線対策もしっかり行いましょう。

洗顔、スキンケアの見直し

乾燥は肌を硬くしてニキビの原因になります。スキンケアでは保湿に力を入れましょう。「皮脂が原因なら、保湿は控えめのほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、保湿を怠ることで、乾燥した肌を守ろうとかえって皮脂の分泌を促してしまいます。そのため、ニキビの対策に保湿はとても大事です。化粧落としはオイルクレンジングだと肌を乾燥させやすいため、ミルククレンジングを試してみるのもいいでしょう。洗顔後にはしっかりと保湿を行い、肌を柔らかく保ちます。
化粧品では油分に注目。化粧品に含まれる油分がニキビの原因になったり、悪化させる引き金になったりすることもあるので、油分の入っていないファンデーションを選ぶようにしてみるものいいでしょう。

ニキビ痕のケア

ターンオーバーが乱れるとニキビ痕が残ってしまうことがあります。色素沈着してしまうと、なかなかすぐには消えません。ターンオーバーを促すビタミンB群を食事に取り入れ、運動なども適度に行って肌の代謝を促しましょう。しかし、長年シミになっているものは、自然治癒しないケースも。美容にも力を入れている皮膚科では、シミを消す方法も相談できますので、気になる場合は医師に聞いてみましょう。

おわりに

日々のお手入れとバランスの取れた食事、ストレス解消がしつこい大人ニキビから解放される糸口になります。痕が残るのが心配だったり、何度も繰り返しできてしまう場合には、皮膚科に相談してみるのもいいでしょう。

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