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2021年04月27日

紫外線がシミ・シワを生み出す理由を知って対策しよう!

はじめに

紫外線を浴びると肌にシミができやすくなるのはよく知られています。しかし、どうしてできるのかまでご存知の方は少ないのではないでしょうか。ここでは「シミ」と合わせて、「シワ」と紫外線の関係も解説します。メカニズムを知って、日焼け止めの選び方など対策も学んでいきましょう。

紫外線がシミ・シワを生むメカニズム

紫外線は、健康のために必要なビタミンDを合成するといったメリットがある反面、シミやシワを作るデメリットもあります。そこでまず、シミ・シワがそれぞれどのように作られていくのか、そのメカニズムを知る事からはじめましょう。

紫外線がシミを生むメカニズム

紫外線を浴びると、肌が褐色に変わり日焼けします。これは肌の細胞を守ろうと、肌の奥にあるメラノサイトが活性化して、メラニンが生み出されることによるものです。紫外線によって肌の細胞内のDNAにダメージを与えないための仕組みです。

通常は、肌のターンオーバー(新陳代謝)が起こり、メラニンが排出されて元の肌に戻ります。しかし、過剰に紫外線を浴び続けると、必要以上のメラニンを生み出し続けて、ターンオーバーも乱れがちになります。ターンオーバーが乱れればメラニンを排出できずに停滞してしまい、色素沈着を起こしてシミになります。これが、紫外線がシミを生み出すメカニズムです。

また、紫外線には肌にダメージを与える「UVA」「UVB」という2つの波長があり、その内「UVB」が海やレジャーなど屋外での日焼けの主な原因になっています。
UVBの特徴は、UVAより波長が短く、屋内や日かげでは影響を受けにくいと言われているものの、強いエネルギーを持っていること。太陽光を浴びて肌が赤く炎症するのは、このUVBが影響しています。
たくさんのUVB波を浴びると、そのダメージから守ろうとメラニンが多く作られ、シミの原因になります。UVB波は6月~9月頃に最も多くなるため、夏場の外出は特にしっかりとした対策が必要です。

紫外線がシワを生むメカニズム

紫外線はシミだけではなく、シワの原因にもなっています。ここで注意したいのは、紫外線の「UVA」波です。UVAはシワをはじめ、たるみやシミなど肌の老化の元凶となります。
UVAはUVBよりも波長が長く、肌の奥深くにある真皮層にまで到達して、肌のハリやうるおいを守るコラーゲン、エラスチンなどの組織を破壊したり、変性させたりします。また、UVA波は1年を通して降りそそぎ、雲や窓ガラスを通りやすい性質をもっています。曇りの日だからといって油断は禁物です。

すぐに変化が現れるものではありませんが、ダメージは徐々に溜まっていき、保湿機能などを低下させてしまいます。すると、ぴんと張っていた肌のハリも支えられなくなり、シワになってしまうという仕組みです。

紫外線をカットしてシミ・シワ対策しよう!

では、どのように紫外線対策をしていけばいいのでしょうか。

日焼け止めクリームの選び方

紫外線対策としてまず思い浮かぶ、日焼け止めクリーム。パッケージに「SPF」や「PA」と書かれているのを目にしたことがありますよね。これは、前項で挙げた紫外線の波長「UVA」「UVB」に関係しています。
 
・SPFとは
「Sun Protection Factor」の略で、肌を赤く炎症させやすく、炎天下のスポーツや海水浴といった、いわゆるレジャー日焼けと呼ばれる屋外での日焼けの原因になる「UVB」をブロックする数値を表すものです。SPF1~50までの数値があり、さらにその上の数値を「SPF50+」と表します。UVBによる炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表すもので、数値が大きいほど防御効果が高くなります。

・PAとは
「Protection Grade of UVA」の略で、肌の奥深くまで届いてシワの原因になるとされている「UVA」を防ぐ効果の目安を示すものです。「PA」の後につく「+」でその効果の強さを表します。「PA+」~「PA++++」までの4段階あり、「+」が多いほど防御効果が高くなります。

「どちらも効果の高いものを選んでおけば間違いない」と思うかもしれませんが、数値の高い日焼け止めは肌の負担が大きいものも多いため、ちょっとした買い物の際は数値の低いもの、外歩きの時間が長い旅行時やマリンスポーツをする日は数値の高いものにするなど、TPOに合わせて選ぶようにしましょう。
どの数値の日焼け止めを選んでも、たっぷりの量を塗ること、こまめに塗りなおすことが重要です。また、「UVA」は夏場以外でも降り注いでいます。季節を問わず日焼け止めを使うように心がけましょう。

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その他の日焼け対策

日傘を差したり、ツバの広い帽子やUVカット効果のあるカーディガンなどを羽織ったりすることも、紫外線を浴びる量を減らす効果があります。長袖は熱中症に気をつけて取り入れましょう。目からも紫外線は入ってくるので、紫外線防止効果が示されたサングラスをかけるのもおすすめです。「UVB」は日かげに入ると影響を受けにくくなるので、日かげを歩くのもいいでしょう。

肌に塗るタイプの日焼け止めのほかに、飲むサプリメントタイプの日焼け止めも出てきています。
美容皮膚科などで購入できる「飲む日焼け止め」は、メラニンが黒くなるのを防ぐ「抗酸化作用」のある成分が配合されたサプリメントです。その働きによって日焼けを予防するとされています。日焼けする前に飲んでおく必要があったり、それぞれのサプリによって効果が異なったりするため、取り入れる際は使用方法や効能をしっかり確認しましょう。

シミ・シワを予防するスキンケア方法

UVケアと合わせて、日々のスキンケアでできるシミ・シワ予防はどんなものがあるでしょうか。

シミには美白化粧品

美白化粧品は、シミやくすみの元となるメラニンの生成を抑える「メラニン生成抑制作用」と、すでにできてしまったシミなどを薄くする「メラニン還元作用」があり、日焼け後の肌のサポートにいいでしょう。
また、美白化粧品には次のような厚生労働省が認めた「美白有効成分」が必ず配合されているのが特徴です。

ビタミンC誘導体…メラニンの生成を抑え、メラニンを還元する働きなど、様々な働きがある

トラネキサム酸…メラニンを作る細胞の活性化を防ぎ、外用や内服の医薬品にも使用されるケースが多い

ハイドロキノン…メラニンの生成を抑える。ただし、メラニンをつくるメラノサイトそのものを抑えるので効果が強すぎる場合も。使用法に注意し、皮膚が弱い方は医師に相談のうえ使用しましょう。

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シワには保湿が基本

紫外線を浴びて日焼けをすると肌は乾燥します。肌が乾燥すれば潤いがなくなり、シワが目立ってしまいます。目立たないシワでも放っておけばより深く、濃く刻まれることに。

そこで大事なのが保湿です。
まずはたっぷりと化粧水を使って水分補給をしましょう。化粧水を含んだコットンなどでローションパックするのもいいでしょう。

スキンケアアイテムを選ぶ時は、シワに有効な成分が含まれているかをチェックしましょう。「レチノール」はターンオーバーを促して、コラーゲンを増やすといわれています。「成長因子(グロスファクター)」も、角質層のキメを整えて、キープするといわれている成分です。保水力の高いヒアルロン酸などが含まれているものもいいでしょう。

すでにできてしまったシワも、保湿を徹底することで改善が期待できる場合があります。これ以上シワを増やさないためにも、有効成分が含まれたスキンケアアイテムで毎日ケアを行いましょう。

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内側からのケア

スキンケアと一緒に行いたいサプリメントなどで補う内側からのケア。次のような栄養素を摂っていきましょう。

・コラーゲン
タンパク質の一種コラーゲンは、手羽先や鳥皮、牛すじなどに多く含まれています。肌に弾力を作る成分として有名ですが、ターンオーバーを促す働きもあるため、コラーゲンを摂ることでシミ・シワの原因となる紫外線ダメージを溜めずに済むといわれています。食事で摂りにくい場合はサプリメントを併用しましょう。

・L-システイン・ビタミンA・C・E・B2・B6
肌のターンオーバーを促して、メラニンの排出をサポートする栄養素です。特にビタミンCはコラーゲンを作る際にも必要となるため、シミ・シワどちらの予防にも役立ちます。また、肌が生まれ変わるときに体内でたくさん使われるので、積極的に摂っていきましょう。バランスよく取るのが難しい場合は、サプリメントで補うのがいいでしょう。

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おわりに

紫外線が原因となるシミ・シワの予防には、日々のこまめな日焼け対策が大切になってきます。合わせて効果的な化粧品やサプリメントを選んで美しい肌をキープしたいですね。ちょっと面倒…と思うかもしれませんが、数年後の肌のためにもしっかり取り組んでいきましょう。

2021年4月27日更新
2016年7月4日作成

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