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2021年04月01日

自宅で簡単にできる白髪染め!染め残しをなくしてキレイに仕上げる方法

はじめに

自宅で白髪染めをした時に、薬剤をつけたはずの分け目に染め残しがあったり、染め終わった後になんだかゴワゴワした髪質になってしまったことはありませんか?
今回はホームカラーの失敗を減らせるよう、白髪染めの手順や白髪をキレイに染めるコツ、染めた後のケア方法を紹介します。たくさんある白髪染めの中からどれを選べばいいのか、白髪の状態に合うカラー剤の種類も紹介しますので、初めて自分で染めようと思っている方も参考にしてみてください。

自分の白髪の状態に合う白髪染めはどれ?

市販の白髪染めは、染まり方や用途に合わせてたくさんの種類があります。ここでは自分の白髪の状態や、好みの染まり方に合わせた白髪染めを見つけられるように、その種類と特徴を紹介していきます。

全体的に白髪のある方、しっかり染めて色を長くキープしたい方は…「ヘアカラー」

髪の内部に色素を浸透させて、しっかり染められるのがヘアカラーです。色持ちはよいですが、その分ダメージもあるので、頻繁に髪全体を染めると痛む原因になってしまいます。トリートメント成分など髪を保護する成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

ヘアカラーのテクスチャーの違いも知っておくと、用途に合わせて選べますよ。

クリームタイプのヘアカラー

液だれしにくく、重ねて塗りやすい「クリームタイプのヘアカラー」はリタッチにも向いています。顔周りや頭頂部の白髪にもピタッと密着して、しっかりと染めることができます。伸びた部分だけを染めることで髪全体にダメージを与えずに済むのも魅力です。髪全体を染める時は、ムラにならないようにブロッキングしながら染めていく必要があります。

泡タイプのヘアカラー

泡状の薬剤を髪にもみ込んで染める「泡タイプのヘアカラー」は、白髪の量が多い方や、髪全体を手軽に染めたい方に適しています。根本だけに塗布はしにくいため、数本だけの白髪やリタッチにはあまり向かないテクスチャーです。

ダメージを少なく染めたい方は…「ヘアマニキュア」

脱色しながら髪の内部まで染料を浸透させるヘアカラーと違い、ヘアマニキュアは髪の表面に色素を定着させます。脱色しないため、暗い髪色を明るくするのは難しい種類です。髪をコーティングするように色を定着させるので、ヘアマニキュアをした後は、色が落ちるまでヘアカラーを入れることはできません。また肌についた薬剤は落としにくく専用のリムーバーが必要になります。
色持ちは3週間程度ですが、ダメージが少なく、ヘアカラーでアレルギーが出てしまう方にも使えます。

数本だけある白髪をすぐにどうにかしたい方、美容院に行くまでの間の応急処置をしたい方は…「ヘアマスカラ」

まつ毛のマスカラと同じようなスティックタイプのものが多く、頭頂部や生え際に数本ある白髪をサッと隠せます。シャンプーで洗うと落ちるので、メイク感覚で使用できます。美容室で染める予定がある方は、ヘアマスカラで一時的に隠すのがおすすめです。

全体的にある白髪をダメージ少なく自然に染めたい方、白髪染めをしたことに気づかれたくない方は…「カラートリートメント」

シャンプー後のトリートメントとして使い、数分放置して浸透させてからすすぎます。1回の使用では染まった実感はあまりなく、使うごとに徐々に染まっていき、使用をやめると色落ちしていきます。ダメージも少なく、髪全体をトリートメントしながら染められる商品です。

おしゃれ染めでも白髪は染まるの?

まだ白髪は少しだけだし…と、おしゃれ染めで染めようと思ってもうまく染まらないことがあります。なぜならおしゃれ染めと言われる黒髪用のヘアカラー剤は、脱色(ブリーチ)がメインで染める力はあまり強くなく、白髪にはなかなか色が入りません。逆に白髪染めは、染毛力が高いものが多く、白髪を染めたい場合はやはり白髪染めがおすすめです
また、その染毛力が高いという特徴から、イメージしていたより暗く染まってしまうこともあるので、白髪染めはワントーン明るめの色味を選ぶようにするといいでしょう。暗く染まった髪を、美容院などで明るく染め直そうと思ってもなかなか難しいため、後々明るくしたいと思っている方は特に気をつけて選びましょう。

ムラなくキレイに仕上げるための下準備

さっそく白髪を染めるその前に、キレイに仕上げるためには準備も大事です。以下の準備をしておきましょう。

1、「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)」を行う
ヘアカラーはまれに重いアレルギー反応(肌のかぶれなど)を起こすことがあるため、使用の際には毎回皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行います。商品説明書の記載事項も必ずチェックしましょう。ヘアマニキュアの場合は不要です。

2、室内のヘアカラーリング剤の付着対策
床やテーブルなどに新聞紙を敷きます。お風呂場で塗布する場合は、後で落としやすくするため床や壁を濡らしておきましょう。

3、汚れてもいい恰好で
化粧ケープ(汚れても良い服でも可)で衣服を覆います。脱ぎやすい前あきの衣服がおすすめ。手袋をはめて外れないように輪ゴムでとめます。

4、髪は乾いた状態に
ヘアカラー、ヘアマニキュアは乾いた髪に使用するのが一般的。濡れている部分があるとムラができるので、必ず乾いた状態で行います。髪をとかして絡まりもほどいておきましょう。

5、皮膚への付着予防にクリームを塗る
耳や生え際、襟足など、染料が付着しそうな部分にワセリンなどの油性クリームを塗ります。特にヘアマニキュアは皮膚につくとなかなか取れないので注意しましょう。

6、髪をブロッキング
ヘアカラーのクリームタイプやヘアマニキュアで髪全体を染める場合は、ヘアクリップ等を使い、髪を6、7ブロックに分けておきます。

キレイに仕上げるポイント1…室温

ヘアカラー剤は温度が高いと反応が早くなり染まりやすく、温度が低いと反応が遅くなり、染まりにくくなります。染める前に室温を暖かくしておくとよいでしょう。冬場、室温の低い場所に置いてあったヘアカラー剤は、温かい室内に置いてから使用しましょう。

キレイに仕上げるポイント2…カラーリング剤の量

市販のカラーリング剤の量は商品によってまちまちです。染めている途中でなくなってしまうことのないように、髪全体を染める場合、量をしっかり確認しましょう。ショートカットの方以外は2本用意するのをおすすめします。

染め残しを減らす!自宅での白髪染めの方法

白髪染めの中で最もポピュラーな「クリームタイプのヘアカラー」で染める場合を例に、染め方の手順をなぞっていきます。薬剤を混ぜたら時間をおかず、すぐに染めていきましょう。

STEP1 生え際、分け目から

顔周りの生え際、分け目など白髪の目立つところから塗っていきます。ヘアブラシを寝かせるようにすると根元を塗りやすいですよ。頭を少し下げて、鏡で見える部分までしっかり塗りましょう。

STEP2 タテヨコ問わず様々な角度から

サイドはコームブラシで少しずつ分けて、内側と外側、タテヨコ問わず様々な角度から塗ります。

STEP3 髪を持ちあげて、後頭部、襟足、耳の後ろ

後頭部の髪を高めのハーフアップ状態になるように持ち上げ、根元に薬剤をのせてコームで毛先に向かって伸ばします。持ち上げる髪の量を増やしながら繰り返し、襟足まで塗っていきます。耳の後ろも忘れずに。

STEP4 髪全体にのばす

薬剤をつけ終わったら、コームを立てて髪全体をとかします。薬剤をかき取らないように気をつけましょう。

染め残しを減らすコツ1…地肌が見えないくらいたっぷりと

STEP4まで終わったらもう一度、顔周りの生え際、分け目、つむじなど白髪が特に目立つ部分に、地肌が見えないくらいたっぷりと薬剤を塗布します。短い白髪がピンっと立ち上がらないように、押さえつけておきます。

染め残しを減らすコツ2…キッチンペーパー+ラップで密着

分け目などの白髪はハリがあって、たっぷりと薬剤を塗ったのに浮いてしまうことがあります。そういう時はカットしたキッチンペーパーを貼りつけて、白髪と薬剤を密着させるとよいでしょう。その上からラップを巻けばより密着し、加温も行えます。

染めた後のお手入れ方法

最後に、染めた後のケアについて確認しましょう。

トリートメントで髪のpHコントロール

カラーリングをすると髪は「アルカリ性」に傾きます。するとキューティクルが開いて傷つきやすくなり、染料やタンパク質が流出しやすくなってしまいます。
これを防ぐためには、シャンプー後にしっかりトリートメントをして、髪質を「弱酸性」に戻す必要があるのです。弱酸性にしてダメージを防ぐことで、色持ちもよくなりますよ。

洗髪後のキューティクルケア

キューティクルをケアすることで、髪の内部のタンパク質やメラニン色素、染料の流出などを防ぎ、ツヤや手触り、色持ちを保つことができます。

・洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)で髪表面の滑りを良くし、摩擦によるキューティクルの損傷を防ぎます。

・髪が濡れている状態ではキューティクルが剥がれやすいので、髪がこすれ合わないよう、「強めのタオルドライ」や「濡れた髪のブラッシング」、「髪が濡れたままの就寝」などを避けましょう。

・髪を乾かす際はドライヤーで熱を当てすぎると、髪の水分が失われてキューティクルがめくれ上がってくるので、熱を当てすぎないようにしましょう。

紫外線対策

白髪染めの染料は、紫外線の影響も受けやすいと言われています。紫外線をあびることで髪の退色(明るくなっていく)が早くなってしまうこともあるため、帽子や日傘などで対策をしましょう。

おわりに

美容院に行く時間がなかったり、少し伸びた白髪のためだけに美容院に行くのが面倒だったりした時に頼りになる、市販のカラー剤を使った白髪染め。手軽で簡単に出来るのでおすすめです。初めての方も自宅での白髪染めにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2021年4月1日更新
2021年2月23日更新
2017年8月30日更新
2014年3月1日作成

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