お役立ち情報

2013年11月15日

しもやけ・あかぎれを潤す!ハンドクリームでケアする方法

はじめに

秋の終わりから春先などの冬場に見られる「しもやけ」や「あかぎれ」。腫れてしまったり、裂けてしまったりした患部は目を背けたくなります。特に指先にできてしまうと、痛くてとても水仕事なんてできませんよね。

こちらの記事では、「しもやけ」や「あかぎれ」をハンドクリームでケアする方法をご紹介します。

しもやけ・あかぎれとは?

1.しもやけの症状

「しもやけ」は、手足の指や甲、耳などからだの末端部が赤くはれ、寒い時には痛み、温かい時にはかゆみを伴います。冷えやすい人や冷え症、血行の悪くなりやすい人などがなりやすいです。

しもやけは血行障害の一種と考えられています。冬の時期に発症しやすく、特に子供や女性に多く見られる傾向があります。

2.あかぎれの症状

指の腹や手の平、足の裏などの皮膚の表面が、乾燥して亀裂ができた状態を「ひび」といい、水などの刺激で染みて痛みを感じます。

亀裂(裂け目)が深く、赤く腫れたり出血を伴うことがあるものを「あかぎれ」といいます。「あかぎれ」は、水仕事などの刺激が無くとも痛みを感じることがあります。

「ひび」や「あかぎれ」は、季節性は少なく年間を通して見られる症状ですが、夏に症状が軽くなり、冬に悪化する傾向があります。

3.しもやけ・あかぎれの原因

「しもやけ」は乾燥した冷気に繰り返しさらされたり、手足が濡れて温度が下がったりすることで、身体の血行が悪くなって発症します。

「あかぎれ」の原因は多数ありますが、「しもやけ」が原因であることが多いようです。気温が下がると皮脂や汗の分泌が低下し、皮膚の表面から水分が失われ乾燥しやすくなります。

そのようなときに手を洗うなどして、皮膚に水分(湿気)が残った状態のまま放っておくと、皮膚表面の体温が奪われ血流が悪くなり赤くはれる「しもやけ」になります。

これを繰り返すと皮膚がただれ、「しもやけ」ができた部分に刺激が加わり、「あかぎれ」を起こすと考えられています。

「しもやけ」は、真冬の気温が5℃以下の時や、1日の温度差が大きい季節の変わり目の時期も発症しやすいです。

ハンドクリームでのケア方法

1.「あかぎれ」にはワセリンやグリセリンが配合されたものを使う

「あかぎれ」のケアには、保湿作用や皮膚軟化作用のあるワセリンやグリセリンの配合された軟膏やクリームが用いられます。

ワセリンは皮膚を保護する作用に優れ、皮膚への刺激性も低いので、かさかさした乾燥面、ジュクジュクした湿潤面いずれにも使用することができます。また、グリセリンは、皮膚軟化作用、被覆保護作用、湿潤作用があります。

ワセリンは保湿作用を持つため、出かける前や手を洗った後などに使うと良いですよ。

2.「しもやけ」にはビタミンEやトウガラシチンキが含まれているものを使用

「しもやけ」のケアには、ビタミンEやトウガラシチンキなど血行を促進する成分を配合した軟膏やクリームが用いられます。

トウガラシチンキは局所の温感刺激作用により、血管を拡張し血行改善作用があります。また、ビタミンE(一般にトコフェロール酢酸エステル、トコフェロールなどと表示される)も手足の指先の末梢血管を拡張する作用があるため、患部の血液循環をよくします。

トウガラシチンキは温める作用を持つため、出かける前や手足の冷えが酷い時に使うと良いです。

3.ハンドクリームを塗る時にマッサージをする

ハンドクリームで保湿をするとともに、血行や血液循環をよくするためにハンドマッサージを行いましょう。

注意点・アドバイス

1.普段から手足を温める

しもやけやあかぎれになりやすい人は、普段から手足を温めることを意識しましょう。

寒い時期の外出時やハンドクリームを塗った後は、手袋や靴下、耳あてなどで手足を冷やさないように心がけましょう。入浴の際はしっかりと手足の先まで温めるようにしましょう。

手は絶えず水や洗剤と接触するため、一時良くなってもまた悪化することが多いです。水仕事の時は、できるだけ冷水を避け、手袋をして直接水や洗剤が触れないようにしましょう。

2.絆創膏などで保護する時は貼りっぱなしにしない

ハンドクリーム塗布後に絆創膏などで上から保護する場合、温感刺激が強くなることがあります。トウガラシチンキが含有されているハンドクリームを使う場合は、入浴30分前から1時間前に絆創膏を剥がすようにしましょう。

2.絆創膏などで保護する時は貼りっぱなしにしない

ハンドクリーム塗布後に絆創膏などで上から保護する場合、温感刺激が強くなることがあります。トウガラシチンキが含有されているハンドクリームを使う場合は、入浴30分前から1時間前に絆創膏を剥がすようにしましょう。

3.ただれや傷がひどい場合はそれらが落ち着いてから使用する

トウガラシチンキを配合しているものは、ただれやひびがひどい場合、患部に沁みて痛みやかゆみなどが出ることがあります。患部の状態が落ち着いてから使用しましょう。

4.皮膚の弱い人は使用前に皮膚に合っているか確かめる

皮膚の弱い人は、使用前に腕の内側の皮膚の弱い箇所に塗ってみて、発疹・発赤、かゆみ等の症状が起きないことを確かめてから使用しましょう。

患部に症状が現れるのは個人差があります。少し時間がたってから確認することをおススメします。

おわり

「冬だから仕方がない」と諦めずに、美しい手や肌を維持するように正しくしっかりケアしましょう。ケアのポイントは、血行促進と保湿です。

また、香りタイプのハンドクリームは保湿効果だけでなく、持続する香りで疲れた心と身体を潤してくれます。ローズ系の香りは気持ちが安らぎますし、シトラス系の香りは気分をリセット出来ます。ベリー系の香りは、心がときめくといった効果が期待できますよ。

ハンドクリームを使用して、ネイルやおしゃれが楽しくなる艶やかな手を目指しましょう。

医薬品を使用の前には添付文書を確認し、用法用量を守って正しく利用してください。

あわせて読まれている記事

  • むくみ

    むくみ

    むくみ(浮腫)は血管の水分が血管外の細胞間に溢れ出して腫れる現象です。むくみは内臓疾患(心臓、肝臓、腎臓など)のサインであることも多いため、これらの可能性が疑われる場合には早期に医師の診察を受ける必要があります。
    内臓疾患によらないむくみは水分・塩分の摂りすぎや長時間同じ姿勢でいることなどで発生します。医療用医薬品では主に利尿剤が使用されますが、一般用医薬品では漢方薬や強心剤、食品としてのお茶の利尿効果を利用するなどの対処になります。

  • カラダの疲れ

    カラダの疲れ

    スポーツなどで体を動かしたときはもちろん、日々の仕事や家事、ストレスなどから生じるカラダの不調。睡眠や栄養をとり体を十分に休めれば治る症状ですが、忙しくそんな余裕もない方も多いはず。滋養強壮のお薬といっても即効性のあるもの、じっくり飲んで疲れにくいからだ作りをするものなどさまざま。自分にあった疲れ対策商品を利用して、回復の手助けをしてあげましょう。

  • 打ち身・あざ

    打ち身・あざ

    打ち身とは、物にぶつかったり叩かれたりなど強打することで筋肉が損傷を受けることを言います。この損傷が皮膚に近い部分で起こると、内出血が見えて青あざなどになります。主な症状は痛み・炎症・腫れなどで、一般的には余計な手は加えず安静にすることで治ります。痛みや腫れが強い場合は骨折している可能性もあるので注意が必要です。

  • 痔疾(ぢ)対策

    痔疾(ぢ)対策

    出血に痛み、悪化してくると外部に飛び出してくる(脱肛)など、痔というものはとにかく辛いものです。
    しかも羞恥心が強く働くことから市販薬を買うことや肛門科の専門医を受診するハードルが高く悪化しやすいという特徴があります。
    痔(ぢ)は日本人のおよそ3人に1人、特に20代30代に多くなっています。男性に多いイメージですが性差はほとんどないと言われており、決して特別な病気ではないのです。
    対応が早ければ市販の座薬や軟膏、入浴の際の温熱療法などで比較的軽症で済むことも少なくありません。
    その一方で、対応が遅れて悪化した場合には医療機関の受診が必須となり、状況によっては手術や入院を要することになってしまいます。
    痔の悪化は痛みが非常に強く生活そのものに大きな影響を与えます。通販であれば顔を合わせずに市販の薬を購入し、躊躇なく初期対応に踏み出すことができます。

  • 筋肉痛

    筋肉痛

    筋肉痛は激しい運動などによって筋肉に過度の負荷がかかって破断した筋繊維が回復する際に現れます。運動の直後は筋肉が熱を持っているので冷やし、筋肉が回復期に入って痛み出したら温めて回復を促します。基本的に放置することで痛みも消失しますが、血行を促進させたりビタミンB1を摂取することで回復が早くなります。痛みが激しいときには内服の鎮痛剤を使うこともありますが、回復が遅れる傾向にあるため一般的には使用しません。

  • 腰痛・肩痛・神経痛

    腰痛・肩痛・神経痛

    腰痛や肩痛にはぎっくり腰をはじめとした急性の痛みと、冷えや長時間の緊張などが原因の慢性の痛みに分けられます。原則的に急性の痛みは冷やし、慢性の痛みは温めることで軽減できます。腫れなどの炎症は急性期の方が強いですが、急性・慢性ともに現れます。
    急性の痛みに対しては発生直後は氷で冷やしたり、消炎鎮痛効果のある医薬品を使うことで症状が軽くなります。
    一方、慢性の痛みは温熱療法や血行の改善、漢方薬などが治療・対策のメインとなります。
    神経痛は通常保護されているはずの神経が何かに触れることでしびれや痛みを発するもので、その代表的なものがヘルニアです。神経痛は露出して傷んでしまった神経を修復しつつ、再発させないためにサポーターで補強するなどの対策が必要になります。

  • 関節痛

    関節痛

    関節痛には主に「変形性関節症」と「関節リウマチ」がありますが、このページでは変形性関節症に起因する関節痛のみを取り上げます。
    変形性関節症は加齢や無理な運動・負荷によって関節内の軟骨が摩耗することで変形し、その結果痛みを発します。擦り減ってしまった軟骨は通常元に戻らないため、症状が軽いうちからの対応と予防が重要です。また、体重がひざ関節に与える負担というものは非常に大きいものなので、ダイエットによる体重減少も大きく寄与します。

  • 電子機器の使用による不調

    電子機器の使用による不調

    原因不明の目の疲れや渇き、頭痛、肩こりなどに悩まされていませんか?
    実はその症状はパソコンやスマホ、タブレットなどの画面(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使った長時間の作業によりおこる、いわゆる『VDT症候群』かもしれません。
     VDT症候群の症状は目の疲れや充血、渇きに始まり、その後悪化していくとひどい頭痛、肩こりなどを引き起こします。また、自律神経のバランスを崩し、肉体的にも精神的にも不安定になることがあるため、手遅れになる前の対策が必要です。
    こちらではVDT症候群の症状を軽減する商品をご紹介いたします。
    ※VDT作業環境の整え方に関しては、厚生労働省の『新VDT作業ガイドライン』のポイントを参考にしてください。

  •  熱中症を予防したい

    熱中症を予防したい

    熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かないことによる障害のことをいいます。近年、家庭で発生する高齢者の熱中症が増えており、高齢者では住宅での発生が半数を超えています。熱中症を予防するには「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。一度に摂取するのではなく、こまめな水分・塩分(ナトリウムなどのミネラル)の補給を心がけましょう。

  • 使い捨てマスクランキング2019!

    使い捨てマスクランキング2019!

    今やマスクの用途はカゼ・花粉対策だけではありません。
    防寒や乾燥予防、妊娠中、すっぴん隠し、おしゃれ用など目的は多様化し、季節を問わず着用されているのを見かけます。
    『使い捨て』ということもあり価格で選ばれる方が多い傾向にありますが、肌にやさしいもの、より新しい機能を取り入れたもの、ビジュアル面に力を入れたものなどさまざまな商品がしのぎを削っています。
    こちらの特集では2018年~2019年度の使い捨てマスクを様々な面からランキング付けしていきます。是非マスク選びの参考にしてください。

  • 花粉症をラクにしたい

    花粉症をラクにしたい

    花粉症の代表的な原因としてスギ花粉があげられます。ここ数年は少ない年でも人間の感受性の上限ほどの量が飛散しており、量が多い少ないというのは症状の重さとは関係なくなってきています。
    花粉症は早期からの準備によってその症状をかなり軽減することができます。症状が出る前からの準備として、内服・点眼・点鼻薬を1月下旬から始めておくと効果的と言われています。症状が出始めたらお薬は継続しつつ、マスクやゴーグルなどで物理的に花粉の侵入を防ぎましょう。

  • 虫よけを効果的に使いたい

    虫よけを効果的に使いたい

    気温が高くなると増えてくる、不快な害虫たち。蚊に刺されると強烈なかゆみと腫れに襲われますが、それだけにとどまらず、病原体を運んできてしまうことがあります。近年、そういった事例も増えており、その被害も無視できなくなってきたため、効果の高い虫よけの開発が急ピッチで進められてきました。2017年もマダニによって媒介される『ダニ媒介脳炎』によって死者が出ています。虫よけをうまく活用し、自分自身を害虫から守りましょう。
    虫よけには様々なタイプがありますが、ムラなく塗り広げること、こまめに塗りなおすことが重要なポイントです。

  • 衣替えのコツが知りたい

    衣替えのコツが知りたい

    日本の四季に合わせるとそれぞれの季節に合った衣類を長期間保管する必要があり、衣替えというタイミングがやってきます。大切な衣類を長く愛用するためには長期保管中の虫食いや湿気対策など、しっかりとお手入れをすることが大切です。衣替えコツは、晴れて空気が乾燥した日に行うこと。湿気が多い日に行うと、カビの原因になることがあります。保管時のコツとして防虫剤の配置があります。防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がることに留意して配置しましょう。

[関連カテゴリー]

ページトップへ