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妊娠中に必要な栄養素

健康な赤ちゃんを産むためには毎日の食事に気を付けて栄養バランスを整えるのが基本ですが、近年はサプリメントから葉酸やビタミン類などの必要な栄養素を摂ろうというママが増えています。
でもどんな成分をどれくらいとればいいのか、何をとってはいけないのか、よくわからない方も少なくないはず。
そんなママのために妊娠初期から出産まで、赤ちゃんとママに必要な成分を摂取できる商品を集めました。
これからママになる女性だけでなく、パパになる男性も是非ごらんください。

葉酸

葉酸はタンパク質やDNA・RNAなどの合成を促し、細胞の分裂や成長を助けます。
また、赤ちゃんの脳の発育を助けたり、神経を作る働きもあります。
脳が作られるのは妊娠6週目くらいといわれていますので、妊娠の準備段階から前もって飲んでおくとよいでしょう。

葉酸はビタミンB群の一種なので他のビタミンB剤との相性がよく、ビタミンB6・12などと一緒に飲むことで効果が高まるとされています。
(妊婦1日摂取目安400μg)

◆ビタミンAは絶対にとってはいけない?

ビタミンAは体の外に排出されにくく、大量に蓄えられてしまうことで赤ちゃんに奇形が起きるリスクが高まるといわれています。
ビタミンAには「レチノール」と「ベータカロチン」がありますが、過剰摂取が問題になるのはレバーなどに多く含まれるレチノールで、ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるベータカロチンはさほど問題ありません。健康食品を摂取する際はビタミンAの種類を確認して、妊婦摂取上限(1日1500μg)を守りましょう。

鉄分

妊娠中は母体だけでなく胎児にも酸素を運ぶ必要があるため、血液量は約1.5倍になるといわれます。そのため血液の原料となり、酸素の運搬に必要な鉄は、普段より多く必要になります。

貧血が起こることで、胎児に栄養が届かなくなるだけでなく、立ちくらみなどにより転倒する危険性もあるため、鉄分不足による貧血には注意が必要です。
(15週以降妊婦1日摂取目安21mg)

◆鉄分をとるとつわりがひどくなる?

鉄剤の副作用として、はきけや、むかつき、下痢などの胃腸症状が出ることがあります。鉄分によって胃腸の粘膜が刺激されるためおこる症状です。

軽度であれば問題ありませんが、つわりがひどい方はさらに悪化する可能性もあります。どうしても症状が出てしまう場合は、空腹時の服用を避け、量を減らして極力食事から鉄分を摂取するようにしましょう。

カルシウム

妊娠時は、赤ちゃんの骨や歯を作るためにより多くのカルシウムが必要になります。
カルシウムが足りなくなると、母体に蓄積されたカルシウムが骨や歯から溶け出し赤ちゃんへ運ばれるため、母体の骨密度が低下していきます。
結果、骨粗しょう症になったり、精神や筋肉、血液の状態に悪い影響を与えます。

また、血中のカルシウム濃度を保つことは、妊娠高血圧症の予防にも役立ちます。
(妊婦1日摂取目安900mg)

◆妊娠中はお魚は食べていいの?

魚はカルシウムやDHA・EPAなどの栄養素が豊富で、妊娠中のママにとっても栄養バランスのよい食品です。妊娠中は魚を食べないほうがいいと聞く事もあるかもしれませんが、注意するべきは含まれている水銀量です。含有量は魚の種類によって異なりますので確認しながら食べれば問題ありません。
魚の水銀量(厚生労働省資料)

【番外編】妊娠中の嗜好品

◆カフェイン・酒・たばこはやめましょう

コーヒー・紅茶に含まれるカフェインの過剰摂取、アルコール、タバコに含まれるニコチンなどは直接赤ちゃんに悪い影響を与えますのでやめましょう。

コーヒー・紅茶は1日に1杯くらいなら問題ないとされています。受動喫煙はニコチン量が倍増しますので、禁煙はもちろんのこと周りの喫煙にも注意する必要があります。

その他栄養素がとれる商品

◆大豆イソフラボンはさけましょう

不妊治療のために「大豆イソフラボン」を含む健康食品を取り入れている方もいらっしゃると思いますが、妊娠後はサプリメントなどで摂取することは推奨されていません。

豆腐・納豆・味噌などの大豆食品は心配の必要はありませんので安心して食生活に取り入れてください。

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