ひとたび始まってしまうと仕事にもプライベートにも大きな影響を及ぼしかねない頭痛。
痛みの程度も、場所も、痛みへの耐性も違いますし個人差もあります。しかも見えない痛みなのも厄介です。
また、一言に頭痛といっても様々な症状がありますが、大きく分けて片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3種に分類できます。
このうち片頭痛と群発頭痛は通常の痛み止めでは対処が難しいため医師の診察と投薬が必要になります。
また、吐き気や意識障害を伴う激しい頭痛は脳血管に何らかの問題が発生している可能性もあるため、必要に応じて救急車を呼ぶことも考える必要があります。
市販の痛み止めや漢方薬などで対応できるもののほとんどは緊張型頭痛で、目や肩・首の筋肉の疲れ・緊張が主な原因です。
一般用医薬品には非常に多くの頭痛薬が存在しますが、成分や目的に応じて鎮痛成分一つだけだったり鎮痛補助成分を一緒に配合していたりと処方内容が大きく違います。
鎮痛補助成分が配合されていると頭痛に対しては効果的ですが眠気などの副作用が多くなったり、頭痛以外の痛み(例えば腰痛など)に使う際には補助成分は余計なものになってしまいます。
また、解熱鎮痛成分は肝臓や腎臓への負荷も小さくなく、年齢によって使用できる成分の種類や量が細かく定められています。
いつ、誰が、どんな目的で使うのかを考えて薬を選ぶようにしましょう。
医療用医薬品として1986年に登場したロキソニン、その安全性と効果の高さから、あっという間に痛みどめのシェアを奪いました。発売から約30年が経過した現在でも、ジェネリックを含めて圧倒的なシェアを誇っています。痛み止めとしての効果も高く胃への負担が軽いものの、肝臓への負担があることから一般用医薬品として販売されるまでに時間がかかりましたが、再試験によって問題なしということになり「ロキソニンS」として2011年に一般用医薬品として販売が開始されました。それから5年、各社が様々な特色を持たせてロキソプロフェンを使用した製品を販売し始めました。それぞれの特徴を簡単に説明してご紹介します。
713円(税込)
開発元メーカーによる、元祖ともいえる薬。ロキソプロフェンだけを配合。
1,298円(税込)
胃を守る成分と鎮痛効果を高める成分を同時配合した、最高峰のロキソニン。
658円(税込)
バファリンと同じ胃に優しい成分が先に溶け出し、吸収を早めて胃を守ります。
548円(税込)
ロキソニンSと同じロキソプロフェン60mg配合の鎮痛剤です。お買い得。
痛みの原因物質であるプロスタグランジン(PG)の産生を抑えることで頭痛を抑えるお薬(ロキソニンもここに含まれます)です。このPGは胃粘膜の保護作用を兼ねているため、痛み止めを服用すると少なからず胃に負担がかかります。胃の負担を軽くするために必ず食後に服用しましょう。
非ピリン系鎮痛剤の中でアセトアミノフェンは作用するポイントが違います。PGの産生を抑える作用はほとんどないため、抗炎症作用は非常に弱いですが胃の負担が極めて軽いという特徴があります。中枢での鎮痛作用や解熱作用が働くので、小児のインフルエンザによる発熱時の解熱剤としても使用されます。
吸収を早めて胃粘膜も保護する成分を配合したものや、鎮静成分やカフェインを追加することで頭痛に対する効果を高めたものなど様々なタイプが発売されています。鎮痛成分も近年は増量されてきて、より効果的になってきています。
アスピリンは名前に「ピリン」の文字が入っていますが、ピリン系の鎮痛剤ではありません。
1,298円(税込)
痛みは抑えて胃を守る物質はあまり抑えない、胃に優しい痛み止めです。
★リングルアイビーα200 24カプセル [指定第2類医薬品]
2,288円(税込)
イブプロフェンを1回あたり200mg配合、さらに1日最大3回まで服用できます。
1,188円(税込)
酸化マグネシウムを配合して吸収速度を速めたイブクイックの上位版。
1,738円(税込)
独自技術の錠剤で2種類の痛み止めが素早く効く、最上位のバファリンです。
937円(税込)
アセトアミノフェンとイブプロフェンの二つの痛み止めだけの頭痛薬。
1,098円(税込)
アセトアミノフェンだけの頭痛薬です。胃にも優しく、安全な痛み止めです。
ACE処方って?
頭痛薬のコマーシャルなどでACE(エーシーイー)処方という言葉をよく耳にします。これはアセトアミノフェン(A)、カフェイン(C)、エテンザミド(E)の頭文字を取ったものです。胃の負担は軽いが鎮痛効果が劣るアセトアミノフェンを補助する処方として開発されました。安全性が高く価格も安いため、古典的ながらロキソニンなどが登場した現代でも頻繁に使用されています。
非ピリン系鎮痛剤(イブプロフェン、アセトアミノフェンなど)はこちら
ピリン系の鎮痛剤というと、効果は高いものの強力な副作用があるイメージを持たれがちですが、市販薬に使用されているピリン系の鎮痛成分はイソプロピルアンチピリンだけで、これはピリン系成分の中でも特に安全性の高いものとなっています。しかしアレルギー体質の人には問題となる傾向があり、その服用には十分注意が必要です。ほとんどの製品がアセトアミノフェンやカフェインとの配合剤となっています。
2,075円(税込)
ピリン系鎮痛剤の代表的な処方を採用した錠剤。小型で比較的飲みやすい。
1,320円(税込)
セデス・ハイの顆粒版。早く溶けるので効果が早く出ます。苦味が強いです。
1,596円(税込)
セデスの処方に甘草エキスを加えることで胃に配慮した内容になっています。
漢方薬にも頭痛に対する効能があるものがあります。その数は限られているものの、頭痛の「原因」と薬がしっかり一致すると劇的な効果を発揮します。冷え症や肩こり、むくみ等の症状を併発している人は検討してみる価値があります。体質から大きく外れている場合は効果が出ないばかりか逆効果になってしまうこともあるので、慎重に選びましょう。
1,650円(税込)
漢方薬「釣藤散」のエキスが肩こりが原因の頭痛に優しく、よく効きます。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス錠クラシエ 48錠 [第2類医薬品]
1,342円(税込)
身体を温める作用が強く、冷えによって起こる頭痛や腰痛などに効果的です。
「クラシエ」漢方五苓散料エキス顆粒 12包 [第2類医薬品]
1,540円(税込)
体内の水分の循環を整えることで二日酔いによる吐き気や頭痛をやわらげます。
アスピリンやイブプロフェンに、胃の保護や筋肉の緊張の緩和などを目的として漢方薬のエキスを配合したお薬です。漢方薬と組み合わせることで意外な相乗効果が期待できることもあるので、通常の痛み止めで効果が不十分だったり明確な痛みではない「頭重感」などには使ってみる価値があります。
2,398円(税込)
頭痛を抑えるアスピリンとカフェインに胃に優しいケイヒ末を加えた散剤です。
相談薬局で買える頭痛の漢方薬
ドラッグストアなどでは購入できない、漢方薬の相談薬局だけで取り扱われている漢方薬があります。このような漢方薬には頭痛に有効な呉茱萸湯(ごしゅゆとう)や川?茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)などがあります。これらの漢方薬をお客様の症状に応じて選んで販売してくれます。
小児に使える鎮痛剤は安全性の観点からアセトアミノフェンだけと考えてもいいほど限定されています。それにより処方の内容は似通ったものとなっており、剤形や味、添加物などにより差別化されています。お子様が飲みやすいものを選びましょう。
897円(税込)
アセトアミノフェンだけの錠剤。3歳から使用可能。フルーツ味の錠剤です。
658円(税込)
水なしで服用できる小児用バファリンです。オレンジ味のチュアブル錠です。
769円(税込)
7歳から使える小・中学生用のアセトアミノフェン製剤です。1回1~2錠。
615円(税込)
鎮痛成分だけでなく、頭痛をやわらげる安定剤とカフェインを配合した頭痛薬。
コンタクトの不快感
瞳の呼吸を確保するために潤いは必須であり、乾いてしまうと酸欠になった瞳に酸素を運ぶために血管が伸び充血してしまいます。また、乾燥によって角膜がダメージを受けやすくなってしまいます。コンタクトレンズを外している間のアイケアも、ドライアイ予防のために重要です。
健康な歯を保ちたい
虫歯の放置で細菌により神経まで破壊され、最終的には治療で歯を維持することが困難になり抜歯という結果になってしまいます。
歯を失うことになってもインプラントによって歯を再建することができますが、自分の歯で生きていくことができればそれに越したことはありません。高額な治療費に加え口腔内の手術を伴うため絶対に安全とは言えませんし、施術後もインプラントの状態確認やメンテナンスなども必要になります。
また、歯周病や噛み合わせの問題を放置することは肩こりや頭痛などの原因になったり、不眠や感染症、糖尿病にまでつながっています。
歯科や口腔外科での治療が必要な状態になる前に、歯を失ってしまうようなことになる前に、日ごろのケアで「歯の健康」を保つことができる商品がたくさんあります。
「歯の健康」のトラブルは重大な疾患を招く可能性があることを知り、日頃からオーラルケアをしっかりと行うように心がけることが大切です。
口内炎
口内炎といえばほっぺたの内側にできる痛い痛い白いものを思い浮かべますが、歯ぐきにできる「歯肉炎」、舌にできる「舌炎」、唇の端にできる「口角炎」などなど、口の周りにできる炎症の総称です。
原因は様々ですが、最も多いのが原因がハッキリしていない「アフタ性口内炎」と呼ばれるものです。また、口の中を噛んでしまったり、入れ歯などが当たって傷んだものを「カタル性口内炎」と呼びます。治療には塗り薬や貼り薬、予防的に内服薬などを用いますが、口の中が痛くなるため食事に与える影響が大きく、素早い対処が必要になります。
口臭
口臭の原因は様々ありますが、主に口の衛生環境と体内の原因物質が血流に乗って呼気中に出てくるものに大別されます。お口のエチケット程度であれば消臭剤などで対応すればいいが、口の場合は歯槽膿漏や虫歯が潜んでいる場合もあり治療が必要なケースもあります。内側からの臭いには胃や他の内臓の疾患が隠れている場合もあるため注意が必要。
毛髪の悩みを解決したい
壮年性脱毛症には遺伝的要因によるものと環境的要因によるものがあります。リアップシリーズが有効なタイプは遺伝的要因によるもので、頭髪が薄くなってくる部位など効果が期待できる状態が限定されます。一方、環境的要因によって発生する脱毛に有効な医薬品は脱毛のパターンについて限定されず、主に毛根への栄養供給を促進することによって残っている毛髪を抜けにくくし、そして育てます。「発毛剤」(リアップシリーズ)と「育毛剤」の違いに注意が必要です。また、環境的要因の一つとして頭皮の衛生環境もあります。シャンプーを変えることによって頭皮の衛生環境を改善することで栄養や薬剤の浸透が格段に良くなることが期待されます。
疲れ目
「疲れ目」と「眼精疲労」は別物です。休憩したり睡眠をとることで回復するのが「疲れ目」、これらが全く回復せず、肩こり・頭痛・吐き気などにエスカレートするのが「眼精疲労」です。目薬や内服などの他、温めたり冷やしたりしてリフレッシュし、早めに回復させましょう。
目のかゆみ
目のかゆみはアレルギーによるもの(アレルギー性結膜炎)、感染症によるもの、ビタミンB2欠乏による荒れがあります。炎症を伴う場合は冷やすことでかゆみを軽減できることもあります。発熱や極端な充血を伴う場合は医師の指示を仰ぎましょう。
頭痛
ひとたび始まってしまうと仕事にもプライベートにも大きな影響を及ぼしかねない頭痛。
痛みの程度も、場所も、痛みへの耐性も違いますし個人差もあります。しかも見えない痛みなのも厄介です。
また、一言に頭痛といっても様々な症状がありますが、大きく分けて片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3種に分類できます。
このうち片頭痛と群発頭痛は通常の痛み止めでは対処が難しいため医師の診察と投薬が必要になります。
また、吐き気や意識障害を伴う激しい頭痛は脳血管に何らかの問題が発生している可能性もあるため、必要に応じて救急車を呼ぶことも考える必要があります。
市販の痛み止めや漢方薬などで対応できるもののほとんどは緊張型頭痛で、目や肩・首の筋肉の疲れ・緊張が主な原因です。
一般用医薬品には非常に多くの頭痛薬が存在しますが、成分や目的に応じて鎮痛成分一つだけだったり鎮痛補助成分を一緒に配合していたりと処方内容が大きく違います。
鎮痛補助成分が配合されていると頭痛に対しては効果的ですが眠気などの副作用が多くなったり、頭痛以外の痛み(例えば腰痛など)に使う際には補助成分は余計なものになってしまいます。
また、解熱鎮痛成分は肝臓や腎臓への負荷も小さくなく、年齢によって使用できる成分の種類や量が細かく定められています。
いつ、誰が、どんな目的で使うのかを考えて薬を選ぶようにしましょう。
頭皮の悩み・症状
かゆみ、フケ、湿疹、やたら脂っぽい、なんだか臭う…頭皮の悩みは意外と少なくありません。しかも自分では直接見ることができないうえに、毛髪により触って状況を確かめることも簡単ではありません。 症状は様々ですが原因はそれほど多くはなく、頭皮の乾燥や過剰な皮脂分泌、それに伴う頭皮の細菌バランスの崩れ、シャンプーや毛染めなどの化学物質との接触による炎症などです。 この中でも細菌のバランスの崩れは厄介で、頭皮にもともと存在してる菌が大量の皮脂で増殖しすぎると「脂漏性湿疹」という疾患になり、程度によっては医療機関で抗真菌薬のローションなどで治療する必要が出てきます。
のどのケアをしたい
歌や演説、司会などなど、趣味やお仕事で「のど」を酷使するという方も少なくありません。趣味でも仕事でも、肝心な時に声が出なくなってしまっては困りますよね。
普段からのケアはもちろん、使いすぎて調子が落ちてしまった時に素早く回復させなければ、そのパフォーマンスに支障が出てしまいます。
のどを消耗させない、守る、素早く回復させるための内服薬やトローチ、入浴剤まで様々なアイテムを駆使して、大切な「のど」の調子を守りましょう。
二日酔い対策
二日酔いはアルコールが代謝されて発生するアセトアルデヒドという物質が原因です。本来はこのアセトアルデヒドから酢酸に代謝されて無毒化されますが、お酒を飲みすぎることで肝臓の処理が追いつかず解毒されないまま体内に残り二日酔いの状態になります。お酒の処理には大量の水も必要です。体内の水分の循環を改善する漢方薬や肝臓の機能を助けてアルコールやアルデヒドの分解を促す医薬品などがあります。飲む前、飲んだ後の少しの工夫で二日酔いを楽にすることができます。また、頭痛や吐き気などの翌日のキツイ症状を緩和するために、二日酔い対策の薬やサプリメントだけでなく、お酒を飲んだら水もたくさん飲みましょう。
救急箱を準備しておきたい
必要な時に、必要なものが入っていると助かるのが救急箱。一口に救急箱と言っても、その大きさも中身も、家族構成や持病や生活習慣などによって微妙に変わってくるものです。自分の家族・家庭にとって必要なものを選択し、家族の誰もが安心して使える救急箱を作りましょう。困った時に家にあると助かる医薬品や衛生材料などをピックアップしました。期限切れの可能性もある置き薬となるので使い切りやすい小包装のものを選び、結果的に捨てる可能性もあるので似た効果や内容でお安い医薬品もご紹介しております。また、すでに救急箱を備えている方も、この機会に医薬品の使用期限を確認してみてはいかがでしょうか。
[関連カテゴリー]