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【衣替えの季節】クリーニングのプロに聞く「しまい洗い」のコツ

【衣替えの季節】クリーニングのプロに聞く 「しまい洗い」のコツ

「去年のシャツを出したら、襟元の色が変わっていてガッカリ!」そんな経験、誰しも一度はあるのでは?今シーズンの汚れを残さず落として収納する“しまい洗い”で、変色や虫食いを予防しましょう。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会 クリーニング綜合研究所・所長 小野雅啓さん

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
クリーニング綜合研究所・所長
小野雅啓さん

黄ばみや虫食いが発生するのは、収納する前にしっかり汚れを落としていないことが原因の一つ。汚れをしっかり落とし乾燥させて収納するのが“しまい洗い”です。

汗染みや皮脂汚れをケア
ポイントは洗濯時のすすぎと乾燥

夏服の"しまい洗い"のポイントは、①汗や皮脂汚れのケア②洗濯時のすすぎに注意③衣類をしっかり乾燥させて収納すること、です。
特に気をつけたいのは、なんといっても汗や皮脂。さほど汚れていないようでも、一度着ると必ず汗や皮脂の汚れがつき、時間が経つほど落としにくくなって、黄ばみや虫食いの原因になることも。特にジャケットやスラックスなどの頻繁に洗えない衣類は、襟元や袖、ポケット口などの〞汚れチェック〞を習慣づけることが大切です。
家庭での洗濯は、すすぎに注意してください。粉石けんはすすぎが悪いと黄ばみの原因になる可能性があります。また、お風呂の残り湯で洗うときでも、すすぎにはきれいな水を使ってください。
衣類が湿気や水分を含んでいると、カビや黄ばみが発生しやすくなります。長期間衣類を保管する場
合は、洗濯やクリーニングのあとに陰干しなどで充分乾燥させてから収納しましょう。押し入れやクローゼットなどの収納スペースに除湿剤などを使うのも効果的です。

夏服しまい洗いのコツ

  • 汗染みや汚れをしっかり落とす
  • 洗濯はすすぎに注意
    お風呂の残り湯は×
  • よく乾燥させてから収納

ジャケットやスラックスのポケット口などは、気づかないうちに汗や汚れを吸着しています。

収納するときは詰め込み過ぎない
防虫剤・除湿剤を活用しましょう

日々のケアですが、近頃は洗濯機が高性能化しているので、デリケートな洋服でも自宅で手入れできる場合があります。型崩れしやすいものや、装飾やボタンなどひっかかりやすいものなどには、洗濯ネットを使うのがおすすめです。洋服を一枚入れてぴったり収まる大きさが最適で、洗濯中にネットのなかで洋服が泳ぎ回って生地がこすれて傷むのを防ぎます。
自分で判断するのが難しいときは、無理せずクリーニング店を活用しましょう。
きれいに洗い上がった衣類は、上手に収納したいものです。たんすやクローゼットに詰め込みすぎると、しわになったり、防虫剤を入れても防虫成分が充分に行き渡らなくなったりして、台無しです。
ポイントは、収納スペースに余裕を持たせて衣類を入れることです。重みで型崩れしてしまうニットなどは、ハンガーにかけずにたたんでしまいましょう。虫食い対策としては防虫剤を、湿気・カビ対策には除湿剤を入れましょう。

大事な衣類を守る収納ポイント

  • 型くずれニットはたたんで収納

  • 虫・湿気防虫剤や除湿剤を活用する

  • 虫・シワ衣類を詰め込みすぎない

使用場所にあった防虫剤を!

防虫剤はスペースによって適正量が違うので、商品説明をよくチェックしましょう。引き出し・衣装ケース用は、防虫成分は上から下へと行き渡るので、衣類の上に置いて使用しましょう。吊り下げタイプの防虫剤は、それぞれの収納空間の広さにあわせて防虫効果が広がるように設計されているので、適した製品を使いましょう。カバータイプの防虫剤は、カバー内に防虫成分が留まって、衣類を虫やホコリから守り、オープンハンガーなどでも使用できます。

オーガニックとボタニカルの違いって何?

最近、よく見かけるこの言葉。オーガニックは、肥料や農薬などの化学合成成分を使用しない農法で栽培した有機素材のこと。ボタニカルは植物由来であることを指します。使い心地や香りなど、好みに合ったものを選んで楽しみたいですね。

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