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環境変化に要注意!新生活のストレスを乗り越えよう

環境変化に要注意!新生活のストレスを乗り越えよう

はじめに

新たな職場や学校に通い出すなど、春は「変化」が多い季節です。 期待と不安が半々で、新生活スタート前からそわそわする人も多いことでしょう。

ただ、人間にとって環境の変化は、基本的にストレスの元。知らず知らずのうちに緊張を強いられ、心身に不調を来たすケースも少なくないのです。

不安定になりがちな新生活シーズンを乗り切るために、ここでは気をつけたいことなどを探ってみましょう。

ストレスがもたらす不調はさまざま

もともと「ストレス」とは物理学の用語です。物体に外部から圧力が加えられ、歪みが生じた状態のことをいいます。人間の心にも同様のことが起こり得ますが、その歪みは「心理面」「身体面」「行動面」に現れます。以下のような症状が続くときは、過剰なストレスが影響している可能性があります。

【心理面】
 イライラ、不安、緊張、焦燥、抑うつ、気力の低下、興味・関心の低下、集中力の低下、判断力の低下
 など

【身体面】
 節々の痛み、頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸・息切れ、胃痛、食欲低下、便秘、下痢、不眠、
 めまいなど

【行動面】
 飲酒量や喫煙量が増える、過食・拒食、ミスが増える、学校や会社に行けない、声が出ない、
 けんかをする、黙り込むなど

ちなみに神経質な人や内向的な人は、一般的にストレスを感じやすいといわれています。
さらに真面目でがんばり屋の人なども、自らの責任を果たそうと無理を重ね、ストレスまみれになってしまうことがあります。

いずれにせよ「おかしいな」と感じたら、立ち止まって休むことが大切です。

日々の心がけでストレスを軽減

人間は本来、変化に順応する力を持っています。ある程度の時間をかければ、大抵は新たな環境にも慣れるものです。それまでは上手にストレスを逃がし、心を整えるようにするといいでしょう。

「何とかなる」というポジティブな気持ちを保つ

人間の思考と行動はつながっています。「もうダメだ」と思い込むと自暴自棄になり、本当に袋小路に迷い込むことも珍しくありません。逆に現状は苦しくても、「まだ新しい環境に慣れていないだけ。きっと何とかなる」と思うようにすれば、打開策が見えてきたりもします。なるべくネガティブなことは考えず、気持ちを落とさないようにコントロールしてみてください。

変えなくていい部分は変えない

変化に順応するにはエネルギーが必要です。たとえ生活を一新することになっても、変えない部分を残しておくと、心の負担を減らせます。特に一人暮らしを始めた人は、あれもこれもとがんばりすぎず、徐々に新生活に慣れていくといいでしょう。何か新しいことに挑戦するのも、新生活が落ち着いてからにした方が無難です。

自分なりのストレス解消法を確立する

〇音楽を聴く、スポーツに興じる、旅行するなど、自分に合ったリフレッシュの手段を持っておくことも大切です。

〇適度な運動はストレス発散にも有効です。ウォーキング、ランニング、サイクリングなど、軽い有酸素運動を習慣づけるといいでしょう。

〇手軽なリラックス法としてオススメなのが腹式呼吸です。まず、鼻からゆっくり息を吸い込み、新鮮な空気をため込むイメージでお腹をふくらませます。そして口からゆっくり息を吐き出し、体の中の悪いものをすべて出し切るようにお腹をへこませましょう。ポイントは吐くときに吸うときの倍くらいの時間をかけることです。

〇笑顔を心がけましょう。意図的に口角をしっかり上げて笑顔を作ると、表情につられて心が軽くなるといわれています。また、背筋をピンと伸ばすことも、ポジティブな気分を高めてくれます。

睡眠をしっかり取る

その日に受けたストレスをリセットするためにも、睡眠はしっかり取りたいもの。就寝前にスマホやPCの画面を見ていると、脳の緊張が持続して寝つきが悪くなるので避けてください。

ぼーっとする時間も大切に

スケジュールに追われてばかりいては、息が詰まってしまいます。何もせず、ぼーっと頭を空っぽにする時間を作ると、尖った心も落ち着きます。

もちろん、なかには気力が削がれてしまって、ポジティブな思考が持てなくなっている人もいるでしょう。ただ、自分の胸の内を吐き出すだけでも、気持ちが楽になることがあります。ストレスをひとりで抱え込まず、家族や友人に話を聞いてもらう、専門機関に電話やメールで相談する、といったことも考えてみてください。誰かに助けを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。

心療内科・精神科での治療とは?

新生活になかなか馴染めず、激しく落ち込んだままだったり、原因不明の体調不良が続いたりする場合は、心療内科や精神科を訪ねましょう。
「自分はそこまで重症ではない」「メンタル系での受診はハードルが高い」などと感じるかもしれません。しかし、不調を放置すると深刻なうつ状態に陥る可能性もあります。
なってからでは遅いのです。心の問題は微妙ですし、専門家の助力を得るに越したことはありません。

実際の治療は大きく薬物療法と心理療法に分けられます。担当の医師やカウンセラーと話し合いながら、症状に合わせた療法を選ぶことになります。また、自分の症状を的確に医師に伝えるために、事前に状況などを整理してメモしておくことも大切です。

【薬物療法】抗うつ剤や抗不安薬など、症状に応じた治療薬を処方。医療機関によっては漢方薬なども用いることも。

【心理療法】医師やカウンセラーとの面談・対話を通じて、心理的な問題を解消を目指す。

おわりに

春は寒暖の差が激しく、もともと心身のバランスが狂いがち。そんななかで新年度がスタートし慣れない事が増え、よりストレスを感じやすい季節となっています。物事の明るい側面を見て、ストレスの波に飲み込まれないように気をつけてください。

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