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刺されると飛び上がるほど痛い!夏の毒虫イラガ幼虫にご注意

刺されると飛び上がるほど痛い!夏の毒虫イラガ幼虫にご注意

はじめに

もうすぐ夏休みも終了。でも、まだまだ暑い日が続き、アウトドアを楽しんだり、海や山など、自然の中へ出かけたりすることも多いのでは?そんな時、注意したいのが身近に生息している毒虫です。
中でも、刺されると大変痛みが強く、最も注意したい毒虫のひとつが「イラガ幼虫」。正しい知識を身につけ、イラガ幼虫から身を守りましょう。

「デンキムシ」の異名を持つイラガって何?

「イラガ」は蛾(が)の一種で、成虫は無害ですが、幼虫の持つトゲには毒があり、刺されると電気が走って飛び上がるほど痛いことから、「デンキムシ」と呼ぶ地域もあるほどです。イラガ幼虫について、基本を知りましょう。

● 生息地域:全国に分布しています。

●発生する季節:7月〜10月

● 生息場所:庭木や果樹の葉っぱの裏側に集団で生息しています。よく見られる木の種類は、柿・桜・梅・リンゴ・栗・カエデなどです。

● 外見の特徴:体長約25mm。黄緑色をしており、体表にはたくさんのトゲが生えています。脚はほとんどなく、腹で這い回ります。日本には約30種類のイラガが生息していますが、代表的なものは、背面に大きな黒褐色のひょうたん型の模様がある「イラガ」と、中央部分に青い斑点が連なっている「ヒロヘリアオイラガ」の2種類です。

● 刺された時の症状 電気が走ったようなビリッとした強い痛みを感じます。刺された瞬間が一番痛く、ほとんどの場合、痛みは1〜2時間程度で収まります。しかし、中には水ぶくれのように腫れる人や、1週間ほどかゆみを感じる人もいます。

ヒロヘリアオイラガの幼虫
このようにきれいな色をしていますので、お子さんが誤って触れないよう注意して下さい。

もしもイラガ幼虫に刺されてしまったら⁉ 正しい応急措置、教えます

イラガ幼虫は全国どこにでも身近に生息している毒虫で、なかなか完全に遠ざけることはできません。刺されると激しい痛みでびっくりしてしまいますが、落ち着いて正しい応急処置をすることで、短時間で痛みを和らげることができます。イラガ幼虫に刺された時の応急処置を手順に沿ってご説明します。

① 流水でよく患部を洗い流しましょう。

② 虫さされ薬を塗ります。抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏が、痛みやかゆみを抑えるのによく効きます。

③ それでも痛みが治まらない場合は、早めに皮膚科に行きましょう。

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イラガと並んで特に注意すべき毒虫のチャドクガには毒針があります。刺された場合は手で払ったり、かきむしったりせず、ガムテープなどで毒針を皮膚からはがし取り、その後はイラガ幼虫と同様の対処をしましょう。

イラガ幼虫に刺されない、イラガを繁殖させないための注意点

庭でイラガ幼虫が繁殖しては、落ち着いて庭遊びもできませんね。ここでは、イラガ幼虫の被害から身を守るためのポイント、イラガ駆除の方法についてご紹介しましょう。

イラガ幼虫の被害を防ぐには

イラガ幼虫が発生する時期は7月〜10月。この時期の庭仕事は、手袋をはめるなどして、素手で樹木に触らないようにしましょう。

アウトドアで森や林に行く時も、できるだけ素手で樹木の葉っぱに触れないようにしたいものです。特に、柿の木やバラ科の樹木は要注意です。

イラガ幼虫は、樹木の葉の裏側に集団で張り付いています。幼虫がまだ小さい時期(7月〜8月)は、葉の表皮を残して食べるために、食べた葉が白い斑点のようになっていたり、白く透けたように見えるのが特徴です。このような葉っぱを見かけたら十分に注意しましょう。ちなみに、幼虫が大きくなると葉ごと食べ尽くしてしまい、木の生育を妨げます。

イラガ駆除の方法

イラガ幼虫を見つけたら、手袋をして、葉や枝ごと切り取り除去しましょう。幼虫はその場で捕殺します。

殺虫剤を使用する場合は、専用の薬剤を、7日おきに数回散布します。

イラガ幼虫の発生する時期の少し前、6月あたりから予防的に散布を開始するといいでしょう。

イラガは繭(まゆ)の状態で越冬します。繭は硬く、白っぽい楕円形をしています。種類によっては、ウズラの卵のような茶色の模様が入っていることもあります。

繭は、木の枝や幹、コンクリート塀などに張り付くようにしてくっついています。繭自体は無害ですが、ふ化して卵を産ませないためにも、もし冬の間に繭を見つけたら、はがして処分するようにしましょう。

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おわりに

前述のようにイラガの幼虫は刺された場合、重篤な状態になるようなものではありませんが、身近などこにでもいる虫です。また、木の育成にも影響があるので、しっかりと駆除したいですよね!

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