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寝冷えは子どもだけのものじゃない!大人もしっかりと予防と対策を!

寝冷えは子どもだけのものじゃない!大人もしっかりと予防と対策を!

はじめに

寝冷えとは、主に夏、眠っている間に体を冷やして体調を崩してしまうことです。汗っかきで寝相の悪い子どもや赤ちゃんに使われることの多い言葉ですが、実は大人でも油断すると、寝冷えをしてしまいます。

冷えは万病のもと…という諺があるわけではありませんが、寝冷えを防いで快適に眠り、元気に夏を乗り切りましょう!

子どもだけじゃない! 大人も寝冷えするのはなぜ?

どうして大人も寝冷えするの?

子どものほうが大人よりも寝冷えしやすいことは確かです。理由の一つは、子どもが大人よりも体温が高く、多く汗をかくため。次に、自律神経が未発達のため体温調節できる範囲が狭いためです。

これは昔から知られたことでしたが、実は現代では、大人も寝冷えのリスクが高まっているのです。

原因の一つはエアコンの普及による部屋の冷やし過ぎです。もう一つは、ストレス・睡眠不足・運動不足・食生活といった生活習慣が原因で、自律神経の働きが低下しているためです。こうなると大人でも体温調節がうまくいかなくなっていきます。

寝冷えを起こすのは、明け方に多い

人は寝ている間に一晩でコップ1杯の汗をかくといわれています。それが夏になると、外気温の影響で就寝中の発汗量は必然的に増えます。多い人では一晩に1リットルもの汗をかくことがあるそうです。

寝入りばなに汗をかきやすいのは、就寝前に高くなった深部体温(体の中心部分の体温のこと)を低下させるためです。深部体温が下がることによりスムーズな眠りが促され、体全体が十分に休息することができます。体温は、就寝すると急激に低下し始め4時間ほどでもっとも下がります。外気温がもっとも低くなる時間帯に低体温の状態にあるため、大人でも寝冷えをひきおこしやすくなるのです。

実は怖い大人の寝冷え こんな不調を引き起こす

寝冷えの代表的な症状は、下痢や腹痛です。しかし体を冷やしてしまうことによる不調は、それだけにとどまりません。冷えを放置すると、さまざまな慢性的な体調不良につながる可能性があります。

冷えが原因と考えられる主な症状には、以下のようなものがあります。

① 腹痛・下痢

② 頭痛・発熱・咳・のどの痛み

③ 筋肉のこわばりによる肩こり・腰痛

④ 血流が滞ることによる関節痛・末端冷え症・手足のしびれ

⑤ (女性の場合)子宮を冷やすことによる生理痛・ホルモンバランスの崩れ・月経不順

⑥ 疲労感が抜けない

大人の寝冷えから身を守ろう! 寝冷えを防ぐコツ

たかが寝冷えとあなどっていると、いろいろな病気のリスクを高めてしまいます。

寝入りばなの環境と、就寝中の環境が、異なることが寝冷えの要因です。最近では、エアコンにも就寝中の温度を調整する機能がついていますが、家族それぞれに合わせたこまめな調節をすることはむずかしく、気がついたら予想以上に体が冷えてしまっていることもあります。また、睡眠中にエアコンをつけておくのが苦手な人や、エアコンが寝室にない場合もあります。そのため、就寝前と就寝中の「快適と感じる環境のギャップ」を少なくするための工夫を整えることが大切です。

今日から実行できる寝冷え予防法をご紹介しましょう。

寝るのは汗がひいてから

汗をかいたまま布団に入るのはやめましょう。また、夏場の入浴は、半身浴などで温めすぎず、就寝の2時間前までに済ませるようにしましょう。

寝ている間に水分も奪われるので、就寝前に徐々に体をクールダウンしてくれる効果のあるノンカフェインのお茶を1杯飲むのもおすすめです。

エアコンを上手に使おう

エアコンや扇風機のつけっぱなしは禁物!かといって、暑くてはなかなか寝付けませんよね。夏の夜の寝冷えをしない快適な室温は、27〜29℃。就寝の1時間前に25〜26℃程度で部屋を涼しくし、就寝時には温度を上げてタイマーを使用します。体温も気温ももっとも冷え込む明け方には、エアコンは切れている状態にしましょう。

冷感寝具を取り入れよう

保冷剤や冷感素材を使った枕カバーや敷きパットなどの寝具を使い、入眠時に室温を下げたのと同じ環境をつくることで、寝苦しさも和らげてくれるので効果的です。

薄着では寝ない

露出が多すぎる服は、就寝時の汗が乾く時に体の表面の熱を奪うことを防げず、冷えを招いてしまいます。吸湿性と通気性の良い、天然素材の長袖パジャマがおすすめです。

寝冷えになってしまったら! 寝冷えを早く直すコツ

寝冷えは、体の芯が冷えてしまったために引き起こされるので、何よりもまずは体を温めましょう。できれば体の内側・外側両方から冷えを取ることを心がけてください。

入浴・足湯

冷えでこわばった体をほぐし、基礎代謝を高めるために、ゆっくりと入浴しましょう。温浴効果のある入浴剤を使うのもオススメです。足湯だけでも体全体が温まります。

腹巻で体感をガード

就寝中、暑くて布団をはだけてしまってお腹が冷えてしまうことも。そんな時のために腹巻を着用すると効果的です。またキャミ+ショートパンツのような露出の多い服で寝ていたら、コットンのパジャマなどに着替えましょう。

体を温める食材を食べよう

体温が1℃上がると、免疫力は5〜6倍も高まると言われています。効果的な食事をとり、内側から体を温めましょう。

特に体を温める食材は、ショウガ、ニラ、ニンニク、ピーナッツ、ねぎ、根菜類、こんにゃく、唐辛子などです。

おわりに

寝冷えは子どもだけでなく、大人も気をつけなければいけないのですね。寝冷えをしないためには、就寝時の環境を整えて体を冷やさないようにすること。そして、内側からも体を温めることで冷えにくい体を作ることが大事です。快調・快眠を維持するために、日頃から気をつけていきましょう。

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