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ダイエットで骨量が減っちゃうって本当!?若い人も要注意の骨粗しょう症

ダイエットで骨量が減っちゃうって本当!?若い人も要注意の骨粗しょう症

はじめに

きれいになるためのダイエット。すっかりスリムな体型になったと思ったら、なんと骨までスカスカに…。
実は、骨がもろくなる「骨粗しょう症」は、お年寄りだけではなく若い人でもかかる可能性がある病気です。今回はダイエットと骨粗しょう症の関係についてご紹介します。

10代は骨密度をしっかりと増やす時期

骨粗しょう症とは、骨密度が低下して骨がもろくなり、骨折の危険性が高まる骨の病気です。日本における骨粗しょう症の患者数は約1,300万人、その8割近くが女性です。
原因の一つとして加齢が挙げられ、女性ホルモンの減少により、50歳以上の女性の4人に1人が骨粗しょう症といわれていますが、40代の10人に1人が骨粗しょう症もしくはその予備群、20歳前後の女性の6人に1人は骨密度が低く50歳並みだったという調査結果もあり、若い人でも注意が必要です。

では、骨粗しょう症にならないために、若い時期に気を付けなければならないことは一体何なのでしょうか?
骨密度は10代で急激に増加し、20代で最大量に達します。その後40代半ばくらいまでは、運動や栄養に気を配ることで骨密度を微増させることは可能ですが、急激に増やすことはできません。骨密度が最大量に達してから40~50代で減り始めるまでは、基本的に骨密度を維持することが重要となります。

つまり、10代は骨づくりにとても重要な時期となっており、この時期に、骨の形成に必要なカルシウムやビタミンD、Kなどを積極的に摂取し、骨を頑丈にするための運動をしっかりと行うことが大切なのです。
年齢を重ねても丈夫な骨を維持できるよう、若いうちにできるだけ骨密度を高めておきましょう。

骨は私たちの体を支え、臓器を守る働きをしていますが、他にも血液を作る、血液中のカルシウム量を調整するといった役割があります。 骨の中心部には「骨髄」と呼ばれる部分があり、そこでは赤血球や白血球、血小板といった血液の成分を作っています。 また、血液中のカルシウムが不足すると、骨は内部に蓄えたカルシウムを供給します。

原因の一つは過度なダイエット

若い人でも骨粗しょう症になってしまう主な理由には、過度なダイエットがあります。ダイエットが骨粗しょう症を引き起こす仕組みを3つご紹介します。

1. 女性ホルモンの分泌量が減少

体内では、古い骨は壊れ、新しい骨が作り出されるという骨の新陳代謝が絶えず行われています。女性ホルモンのうち「エストロゲン」は、古い骨が壊れる働きを抑え、新しい骨が作られる作用を促す働きをしています。ところが、ダイエットで急激に体重が低下すると、エストロゲンの分泌量が減ってしまい、その結果、古い骨が壊れるスピードが新しく骨をつくるスピードを上回って、骨密度が低くなるリスクがあります。

2. 骨への適度な負荷が不足

骨は、体重や運動などで適度な負荷がかかると、その負荷に抵抗してさらに頑丈になるようにできています。ダイエットで体重があまりに減ると負荷が低くなり、骨の強度も弱くなる恐れがあります。

3. 栄養不足

骨の形成にはカルシウムやビタミンDなどの栄養素が必要です。しかし、食事制限を行うようなダイエットでは、これらの栄養素が不足する可能性があります。

健康に痩せるにはBMIを目安に

間違ったダイエットをして、骨粗しょう症になってしまうのは避けたいもの。健康的に痩せるには、自分の体格に合った体重を目指すことがおすすめです。自分の身長と体重から肥満の度合いを調べることができる「BMI指数」を参考にしてみてはいかがでしょうか?

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

日本人のBMIの基準値は男性が22.0、女性が21.0。基準値は、最も病気にかかりにくい健康的な数値とされています。これより低くなるほど痩型に、高くなるほど肥満型に近づきます。
女性の場合は、21.0(基準値)×(身長(m)×身長(m))で算出した体重をダイエットの際の目標にするといいかもしれませんね。

この他、適度な運動や栄養バランスが取れた食事も大切です。また、骨の形成に必要なビタミンDは日光浴によって合成されます。1日15~30分間、木漏れ日程度でよいので、日光を浴びるようにすると効果的です。

おわりに

せっかくきれいになっても見た目だけで、骨がボロボロになってしまっては元も子もありません。急激なダイエットは体へのダメージが大きく、一度ダメージを受けた骨は筋肉とは異なり、元に戻すことはできません。
ダイエットをする場合は、栄養バランスなどに気を付けて、適正な体重を目指しましょう。

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