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行楽地で捻挫!いざという時の応急処置方法

行楽地で捻挫!いざという時の応急処置方法

はじめに

ピクニックやハイキングなどで、段差を踏み外したりひねったりして捻挫をしてしまった、というのは意外とよくあること。そんな時のために、自分や同行者が捻挫してしまった時の応急処置の方法と、もしもの場合に備えて持って行きたいものをご紹介します。

捻挫の応急処置の基本はRICE

RICEとは、「RICE(ライス)療法」というケガをした時の基本の応急処置方法のことで、4つの応急処置の頭文字を取ってそう呼ばれています。
捻挫や骨折、肉離れや打撲といったケガをした時にこの処置を取ることによって、痛みや腫れがひどくなることを防ぎ、治りを早めることができますので、もしケガをしたら直ちにRICE療法を行いましょう。

Rest:安静
患部を動かさずに安静にして休みます。移動しなければならない時は、杖の代用になるものなどを使い、体重をかけないようにしてください。

Ice:アイシング(冷却)
氷のうやバケツに入れた氷水、流水などで患部を冷やします。冷やすことで痛みを軽減し、内出血や炎症を抑えます。冷却スプレーや保冷パックなども効果的です。

Compression:圧迫・固定
包帯や長い布、テーピングなどで固定し、内出血や腫れ、靭帯の伸びを防ぎます。

Elevation:挙上
患部を心臓より高く上げることで、内出血や炎症が治まるのを早めます。

とりあえず冷やして固定する

捻挫をするとズキズキと痛みます。まず初めにすることは「冷やすこと」。痛みを和らげ、炎症や内出血を抑えてくれます。

冷却方法

氷があれば、ビニール袋に入れて簡単な氷のうを作るのがベストですが、なければ流水や保冷剤で冷やしましょう。タオルやバンダナを水で濡らして軽く絞り、患部に当てても代用できます。

なるべく早く専門医の診察を受けることをおすすめしますが、どうしてもすぐに病院へ行けない時は、ずっと冷やし続けるわけではなく、30分~1時間程度冷やしたら2~3時間冷やすのを止めて、患部を休ませます。冷やすことと休ませることを、繰り返し数回行ってください。
冷湿布は、冷感はありますが熱を取り去るわけではないので効果はありません。

固定方法

冷やすとともに、患部をできるだけ動かさないように、テーピングや添え木を使って固定しましょう。捻挫をすると足首が不安定になり、余計に痛みが増してしまいます。
また、足首を支える靭帯が伸びてしまう可能性があるため、固定が必要です。もしテーピングや添え木などがなければ、ネクタイや布製のベルト、包帯、スカーフなど長めの布で代用しましょう。

<布による固定方法>
※固定方法が分かりやすいよう裸足で説明していますが、実際に固定する際は靴を履いた状態で行いましょう。

1. 靴の上から、土踏まずに布の真ん中を当てます。この時、靴のかかとに布を引っ掛けるようにします。



2. 布の両端を足首の後ろで交差させた後、足首の前でも交差させます。



3. 足首の左側から出ている布の端を持ち、右側の足底から足首に斜めに渡る布にくぐらせます。



4.同様に、足首の右から出ている布を、左側の布にくぐらせます。



5.足首の前でしっかりと結びます。

固定する時のポイントは、靴を履いたまま、足を甲の側に反らせた状態で強く縛ることです。

もしもに備えて行楽地に持っていきたいもの

楽しい行楽には、できるだけ荷物を少なくして行きたいもの。でも、最低限これだけは持って行くと、もしもの時に役に立ちます。この他、現地にあるものを利用して、組み合わせて代用しましょう。

<痛み止め>
鎮痛剤。子どもがいる場合は、アセトアミノフェンが成分の鎮痛剤を持って行きましょう。

<絆創膏>
擦りキズや切りキズができた時に患部を保護するだけではなく、テープの代わりにもなります。

<バンダナ>
水で濡らせば冷却に使える他、2枚以上あればつなぎ合わせて患部を固定することもできます。

<ジッパー付きビニール袋>
氷を入れて簡易氷のうが作れます。

<輪ゴム>
ビニール袋で作った簡易氷のうの口を縛るのに使えます。

その他、酔い止め、下痢止め、冷却シート、簡易トイレなどもあれば、何かあっても安心ですよ。

また、目的地の近くにコンビニやドラッグストアがあるかどうかも、事前にチェックしておくと良いですね。

おわりに

もし行楽先で捻挫をしてしまった場合は、落ち着いて「RICE」を行いましょう。応急処置をした後は、病院できちんと手当てを受けてくださいね。

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