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年末年始は要注意!お餅がのどに詰まらないための対処法

はじめに

正月に欠かせない食べ物といえば「お餅」です。お雑煮やおしるこなど、お餅を使った料理はどれもおいしいですよね。

しかし、気を付けておきたいのが餅を喉に詰まらせる事故です。特にお年寄りや小さなお子さんがいるご家庭では注意が必要です。

この記事では、「お餅がのどに詰まらないための対処法」をご説明します。

餅を喉に詰まらせる事故が起きる原因

高齢者が餅を喉に詰まらせる原因は、噛む力や飲む力が弱くなり、唾液の分泌量も減ったことが主な原因のようです。さらに、肺活量も落ちているため、詰まりかけた時の咳き込む力が弱くなっています。

その結果、粘り気の強い餅が喉に詰まってしまう事故が起きてしまうのです。

防ぐ方法

1.餅を小さく切る

餅はあらかじめ小さく切って飲み込みやすい大きさにしましょう。また、薄く加工された餅も売られていますので、それらを利用する方法もありますよ。

2.すぐに飲み込まない(よく噛む)

急いで飲み込まず、ゆっくりとよく噛み砕いてから飲み込むようにしましょう。よく噛み切れていないと、大きいままのお餅を飲み込んでしまい、事故になる可能性があります。

3.食べる前に飲み物を飲む

食事のときは、お茶や水などを飲んで、のどを湿らせてから食べるようにしましょう。お年よりの方は、唾液が出にくい場合があるので、特に意識するといいかもしれません。

もし詰まらせてしまったときの対処法

1.意識がある場合

  • 背部叩打法・・・手であごを支え背中をたたく
  • 腹部突き上げ法・・・後ろから手を回し、ぐっと引き上げる(みぞおちのあたりに腕を組み、ぐっと引き寄せるように持ち上げる)
  • 側胸下部圧迫法・・・胸の外側やや下部分を圧迫する

2.意識が無い場合

気道を確保し出来るだけ呼吸をしやすい体勢にします。気道を確保したら、口の中を見て、異物が見えるかどうかを確認します。

もし見えたら、指などで、なんとか取るように努力します。少しでも早く異物を取り除くことが大事です。指や箸などで取る場合は、ガーゼなどを巻き、お餅をからませて取るようにしましょう。

掃除機を使用する場合は、隙間掃除などに使う先端が細くなったノズルをつけ、十分に喉の奥まで差し込んだ後にスイッチを入れます。差し込み方が十分でないと、舌や口蓋垂(こうがいすい)を吸い込んでしまうので要注意です。

ただし、掃除機を使用する方法は肺にかかる負担が大きいので、あまり推奨されていません。

アドバイス・注意点

万が一の際は、すぐに119番通報をします。死亡に至らなくても、長時間の低酸素状態で体に麻痺が残る場合もあるので、迷わず救急車を呼ぶことが大切です。

通報するときは、お餅による窒息の救急であることを切に伝え、住所と目印になる建物を述べます。いつ食べたのか、どれだけの量を取ったのかを言うのも忘れずにします。

また対処するときはなるべく1人で行わず、他の誰かに手伝ってもらうことも重要です。

対処法を行う前に、まず周りにいる家族や近隣の方に聞こえるよう大きな声で叫び、助けを求めましょう。

おわりに

おいしいお餅ですが、慌てて食べると事故の原因になります。

事故の無いように気を付けて、美味しくお餅を召し上がってくださいね。

(image by 足成)

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